2月に入学したパケロンさん。
NIJINアカデミーでは、子ども同士も大人も、ニックネームで呼び合う文化があります。
そんな中で、私は彼女を「パケロンさん」と呼びながら、
専任サポートとして関わってきました。
専任サポートの中で、「友達を作りたい」と話してくれました。
どうしたら友達ができるようになるのか。
どうしたら、その一歩を後押しできるのか。
そんなことを考えながら、過ごした2ヶ月間でした。
最初は、顔出しもなく、チャットだけのやり取り。
少しずつ、ライオンのアバターで登場するようになり、
やがて声を出し、顔も見せてくれるようになりました。
パケロンさんは、とても上手な絵を描きます。
専任サポートの時間に、「描いた絵、投稿してみたら?」と声をかけると、
「投稿できる準備はできている」そう話してくれました。
でも、あと一歩が踏み出せない。タイミングを見計らっている様子でした。
そこで、一緒にSlackで全体に投稿するまでの時間を過ごしました。
投稿ボタンを押すその瞬間は、
きっとパケロンさんにとって、小さくて大きな挑戦で
全校HRの配信でも取り上げられました!
投稿ボタンを押すことは、誰かにとっては簡単なことかもしれません。
でも、誰かにとっては、とても大きな勇気が必要な一歩でもあります。
そして、その一歩に至るまでのストーリーは、
誰かがそばで見ていなければ、語られることも、知られることもありません。
子どもたちの変化は、目に見える結果だけではなく、
その裏にある「見えない挑戦」の積み重ねだと感じています。
専任サポートの仕事は、
その一つひとつの小さな挑戦に寄り添い、
その子自身も気づいていなかった「できた」を一緒に見つけていくこと。
パケロンさんの一歩は、これからの新しい挑戦へとつながっていきます。
その一歩に、伴走する仕事があります。
子ども一人ひとりの「小さな一歩」に向き合う仕事に、
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。