私たちが目指す次の10年
未来を描きながら進む挑戦の日々 — 代表インタビュー
創業当初に抱いた課題意識と理想
インタビュアー:まずは会社の立ち上げについて伺いたいです。当初、どんな課題意識や理想があったのでしょうか?
代表:当社は大手企業や行政とのご縁をきっかけにスタートしました。ありがたいことに大口の案件も多かったのですが、一方でキャッシュフローの課題が大きかったですね。契約がまとまっても入金は数か月先、しかも先方の都合でズレていく。創業したばかりの我々にとっては大きな悩みでした。
インタビュアー:それは経営的にかなりのプレッシャーですよね。では理想の部分は?
代表:やはり「社会にインパクトを残すこと」です。誰も挑んだことのない分野に飛び込み、自分たちが専門性を発揮できる場をつくりたいと考えていました。前職は出版業界で編集をしていたのですが、出版不況のなか「自分の専門性はどこにあるのか」と悩み続けていた経験が、今の挑戦につながっています。
創業からの変化と現在のフェーズ
インタビュアー:この数年間でどんな変化がありましたか?
代表:変化ばかりでしたね。創業初期は半年間売上ゼロという時期もありましたが、その後「毎月収益を生み出すモデル」を確立できました。そこからは一気に拡大路線に入りました。ようやく“企業を起こす”段階から“企業を育てる”段階に移行した感覚です。
インタビュアー:組織としても拡大フェーズに入っているということですね。
代表:そうですね。ただ、まだまだ未熟だと思っています。今までリスクを恐れず取り組んできたからこそ積み上がったものがありますが、社会に与えるインパクトを考えれば、もっとできるはずだと感じています。
ビジネス雑誌や媒体などでも取り上げられるようになり、確実に次のステップに進んでいます。
10年後に描く未来像
インタビュアー:では、10年後の未来像について教えてください。
代表:10年先を予測するのは難しいですが、生成AIがさらに進化して生活に自然に溶け込む未来は容易に想像できます。今やAIは一つのビジネスツールですが、これからは人々のライフサイクルに欠かせない存在になるでしょう。
私たちは、その流れに指をくわえて見ているのではなく、変化の渦中で適切にプロダクトを開発し、世の中の課題を解決できる存在でありたいと思っています。
現在行っている事業も「誰よりも早く生成AIの新しいアップデートを触り、社会に還元する」ことにつながっています。あとは変化が早い現代で柔軟に合わせていくことが必要だと考えています。
大切にしている価値観
インタビュアー:成長していく中で、数字以上に大切にしたい価値観は何でしょうか?
代表:挑戦し続ける姿勢です。当社のバリューに「ファーストペンギン」があります。未知の分野に最初に飛び込むからこそ、誰よりも早く成果を得られる。リスクを取って挑戦したからこそ得られる価値を大切にしています。
私たちは企業に対して研修を行う立場から、失敗したことも講師として話すことができます。むしろ、最初から成功できることも大事ですが、失敗した経験も顧客からの信頼につながるとも考えています。
今取り組んでいること
インタビュアー:未来に向けて、今どんな取り組みをしていますか?
代表:一番大きいのは採用ですね。外注では生み出せない価値があり、AIネイティブな人材を社内で育成する必要があります。もちろん即戦力の方をお迎えすることもありますが、長期的には教育を通じて成長していただきたいと考えています。
インタビュアー:採用以外にもありますか?
代表:はい。法人向け研修やコンサルに加え、個人向けのリスキリングや、豊島区と連携した子ども向けIT教育にも取り組んでいます。単に知識を伝えるのではなく、どうすれば自分ごととして捉えてもらえるかを常に考えています。
企業向けや個人向けに研修するサービスも世の中に多く存在しますが、当社は企業ごとの課題を1からカリキュラムを組んで研修を行いますので、そういった他社との差別化という意味でも挑戦的で献身力のある方を招き入れたいですね。
仲間へのメッセージ
インタビュアー:では最後に、これから一緒に働く仲間にメッセージをお願いします。
代表:当社はまだ創業期を抜け出したばかり。これから売上を10倍に伸ばし、新規事業も加速させていくフェーズです。その中で、仕組みを壊してでも新しい価値をつくれる人に来てほしい。スピード感を楽しみ、挑戦を前向きに捉えられる人には最高の環境だと思います。
大手のように整った環境ではないかもしれませんが、その分裁量が大きく、ポジションも空いています。学びながら働き、キャリアを築くことができますし、将来的には事業責任者のポジションも十分に狙えます。
これからの10年も挑戦の日々です。未来を一緒に描いていきましょう。