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【インタビュー】API事業の広がりと今後の展望

はじめまして。採用担当しております細谷です。

当社ではAPI事業でシステムアーキテクトを募集しています。

立上げ当初はひとりだったところからいまではメンバーも増え、さらなる事業成長に向け一緒に新しいことにチャレンジしてくれる方を募集しています。

今日、インタビューさせていただくのは、シニアアーキテクトの槌野さん。API事業の立ち上げ、現在、今後の展望と採用についてお話を伺いました。



「APIコンサルティング」と「SIOS bilink」の両輪での事業成長

槌野さんがAPIマネジメントに携わるきっかけはどういった経緯だったのでしょうか?

サイオステクノロジーに入社してちょうど5年経ちました。前職では7年程の社歴の中で主にコンシューマー向けのモバイル開発をしていましたが、最後の1年半~2年で事業開発の部門に異動し、APIマネジメントの製品や自社サービス開発などAPIに特化したチャレンジが始まりました。


入社してからいまのサービスの形が出来上がるまではどんなことがあったのでしょうか?

サイオステクノロジーは以前からオープンソースやクラウド技術に特化しており、それらと相性の良いkongの取り扱いを始めました。また、ライセンス販売だけでなくコンサルティングサービスと合わせて提供する方針になったところからAPIビジネスが伸びてきました。複数のAPIマネジメント製品を取り扱えるようにしたことも他社との差別化という点で大きかったと思います。

APIマネジメント製品の営業やコンサルティングを通じて、いろいろな企業のAPIに対する取り組みの事例、お悩みポイント、APIマネジメントのプラクティスなど様々な知見を貯めていくことができるようになりました。

同時に、APIマネジメントを紹介してほしいという企業さんからはサブスクリプションをやりたいというお話が多いのですが、企業の大きさに関わらずサブスクリプションの仕組みは持っておらず、作っていく必要がありました。サブスクの課金計算をするところが、実はビジネス展開するにあたって大きくボトルネックになっていることがわかり、「SIOS bilink」の構想を3年前ぐらいから研究開発し、今年2月に正式版を発表しました。

そして現在の「APIマネジメントの販売を含む、コンサルティングビジネス」と、それを導入することでサブスクやりたい企業に対して「SIOS bilink」というサービスを両輪廻していくところに至っています。

メンバーそれぞれの得意分野を活かした役割分担

槌野さんは具体的にどんなお仕事をされてるのでしょうか?

肩書は「シニアアーキテクト」です。コンサルティングが7割、bilinkが3割となっています。

コンサルティングでは、APIマネジメント製品のプリセールス、それを使ったソリューションアーキテクト、エバンジェリスト、それにまつわる開発のコンサルティングをやっています。

bilinkは、事業サイドでお客様との折衝を通じて、新しい機能要件を開発できるように要件定義から基本設計までの工程を担当しています。その先は若手に引き継いて、技術力の向上とともにインプットしていく役割となっています。


コンサルティングのチームは何名ぐらいでどんなバックボーンの方々なのでしょうか?

コンサルティングチームは私を含めて4名です。年齢層は40代前半ぐらいだと思います。

1名はモバイル系のプロダクト開発していた方で、コードを書いたり、設計もできる方で、細かいところにも気が付けるタイプの方です。

もう1名はインフラエンジニアで、認証を取り扱っていたメンバーで、どちらかというとAPIマネジメントよりも、そこから派生したDBや監視、クラウドに関わるソリューションの製品を取り扱うようになった中で、DB製品を担当してもらっています。

もう1名は、サイオスの「OSSよろず」というOSS製品のサポートをしている部隊がありそこからの異動です。なかり幅広いOSS製品のサポートをされていて、特にインターネットに関わるようなWEBサーバーの製品などがものすごく得意な方。Kongと使っている技術の中核が似ているので細かい調査などをバリバリやってくれています。
長くOSSに特化してやってこられたので新しい技術を身に付けたいというモチベーションで異動されてこられました。
 いま、この4名でようやくそれぞれの得意分野で役割分担できる感覚がでてきたので、ベテランだけではなく、ポテンシャル採用も考えられる状態になってきました。


フルリモートで働く中でのコミュニケーションはどう取られてますか?

コミュニケーションは適宜取る以外には、毎週月曜日の夕方にメンバーで案件進捗確認をしたり雑談したりの時間を設けています。

会社はフルリモート推進ですが、コンサルティングチームはお客様先に求められれば伺うこともあります。現状はお客様先もフルリモートなので完全にリモート勤務をしています。

常に新しい技術へのアンテナを張り、吸収していくことができる環境

APIマネジメントの面白いところ、魅力はどんな部分でしょうか?

SI開発だと、1案件のサイクル長く注力する働き方になりますが、たくさんのお客様を広くサポートするスタイルなので、新しい事例にたくさん触れることができます。
お客様から求められるハードルも高いですが、新しい技術に対するアンテナを張り、新しい知識がどんどん入ってくるところです。


お客様先はどんな会社さんが多いのでしょうか?

金融・製造業などのエンタープライズ企業やSIer様から、エンタープライズシステムのモダイナイズやプラットフォームの構築に関してご相談をいただくことが多いです。APIマネジメントの導入に特化したテーマから、プラットフォーム構築に関する全般のテーマまで幅広く支援させていただいていてやり甲斐があります。

目指すは上流工程に関わるプロフェッショナル集団

どんな人材が今回の採用にマッチするでしょうか?

クラウド技術に関するところの開発経験がある方でしょうか。

AWSやAzure、GCPなどクラウドでの開発を経験していて、クラウドで開発するとはどういうことかわかっている方なら、API使うのも当たり前、APIを叩くために必要な認証・認可の技術、DBの知識をお持ちだと思うのでマッチすると考えています。

そういう中で上流工程に特化し、お客様との折衝を通じてお客様に貢献するところにモチベーションを感じる方が、キャリア志向としてもマッチするかなと思っています。

ですが、上流を経験したことがなくても、これまで挑戦したくてもチャンスが無かった方や、興味をお持ちいただける方もご応募いただけると嬉しく思います。


今後の展望をお聞かせください。

ビジネスサイズを大きくするために、体制をもう少し大きくしたいです。事業部全体でプロ集団を作るという目的があるので、そこへ向かっての努力をします。

人が増えてくれば特化する領域がそれぞれでも平均されてくるので、そういう中ですべて1からスタートではなく、コンサルティングを提供するときに予め準備されたコンテンツみたいなものを少しずつ整えられる作業を積み重ねていきたいと考えています。

取扱い製品のバリエーションも増えていっていますが、いまある製品を使うだけではなく、自分が取り扱ってみたい製品を提案してくれるような前向きな意欲のある方とご一緒できると、取扱い製品がさらに増え、サービスを提供できるお客様も増え、タレントも増えていき、上流工程に関わるプロフェッショナル集団が作れたらいいなと思っています。


最後にこちらを読んでくださった方へメッセージをお願いいたします。

サイオス自体がベンチャーマインドを持っている企業だということを喜多社長もアピールしているところですが、その中でも特にAPIチームはベンチャーマインドが強いと自負しています。

チャレンジスピリットを持っている方の意欲ある挑戦、チーム自体を大きくし、サイオスの中でも事業部価値を拡大するところに意欲を感じてくれるような方のご応募をお待ちしております!

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