【Ubicom社員紹介・前編】言葉を超えて人をつなぐ!韓国人新入社員が総務人事で学ぶ、日本企業の報連相と仕事術
こんにちは!Ubicomホールディングス採用担当です。
今回は、Ubicomホールディングスのコーポレート本部所属 総務人事担当のクム・ホジョンさんにお話をお聞きしました!
Ubicomではフィリピン以外の外国人採用も積極的に実施しております。
今回ご紹介させていただくクムさんは、当社の出資先であるビーウェルインターナショナル社が運営する韓国人採用支援サービス「KOREC」からの採用です!
前編では、韓国人であるクムさんが日本での就職を決めた理由や入社のきっかけについてについてお届けします。
【社員プロフィール】
:クム・ホジョンさん
コーポレート本部 総務人事部・広報IR部所属。
2024年入社。
韓国の難関大学を卒業し、TOEIC900点超え、日本語能力試験(JLPT)※N1・日本語教員免許を保有!
高いコミュニケーション能力と語学力を生かし、即戦力として活躍中!
※日本語能力試験(JLPT)N1とは
日本語能力試験(JLPT)の中で最も難しく、2,000以上の漢字と10,000以上の語彙を覚えなければならない政治・経済といった抽象的で複雑な文章を正しく把握し、話の流れや表現意図を理解することができる高い能力です。900〜1,200時間の学習が必要と言われています。
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Q.日本で働こうと思ったきっかけは何ですか?
もともと日本語教師を目指していましたが、大学時代に1年間の日本留学を経験し、日本社会の気遣いや譲り合いの文化に深く感動しました。電車で整然と並ぶ人々、見知らぬ人への自然に手を差し伸べる姿など、日常の中にある温かさを肌で感じるたびに、「こんな環境で働けたら素敵だな」と思うようになりました。
そんな思いがさらに強まったのは、帰国後、日本から遊びに来た友人に「日本語のレベルが少し落ちたのでは?」と言われたことでした。これまで自信を持っていた日本語に対する初めての挫折感と悔しさが、「もっと成長したい!」という挑戦心に火をつけました。
この経験から、日本での生活を通じて、より自然な日本語やビジネスマナーを習得し、日本文化への理解を深めたいという思いが強まりました。
そして大学4年生の教育実習を経て、自分が本当に挑戦すべきことを再確認し、「日本でキャリアを築きたい!」という想いを胸に就職活動を始めました。スタートは2023年7月という就職活動には少し遅い時期でしたが、運命的にUbicomホールディングスに出会い、理想の環境で新たな一歩を踏み出すことができました!
Q.数ある企業の中で、Ubicomへの入社を決めた理由は?
Ubicomホールディングスを選んだ最大の理由は、社会貢献と自己成長を同時に追求できる環境に魅力を感じたからです!
一次面接では、面接官が私のポートフォリオを見た上で、「総務人事部だけでなく、広報IR業務にも挑戦してみませんか?」と提案してくださいました。面接の場で新たな可能性を引き出していただけたことがとても嬉しく、挑戦を歓迎する社風に強く惹かれました。
Ubicomは医療機関のDX推進やAI技術を活用し、高齢化社会の課題解決に取り組んでいます。日本が直面する少子高齢化という大きな課題に対し、実践的なアプローチで貢献するビジネスモデルに共感しました。さらに、フィリピンを拠点としたグローバルなビジネス展開も魅力的で、異文化コミュニケーションを通じて自分の視野を広げられると感じました。
また、最終面接では社長が私の率直な質問に丁寧に答えてくださり、社員を大切にする企業文化を実感しました。社会課題の解決を目指す企業理念と、社員の成長を支援する姿勢に深く共感し、「この会社なら自分も新しいことに挑戦し続けられる!」と確信し、入社を決意しました。
Q.学生時代はどんなことを学びましたか?
大学では日本語教育課程を履修し、教育実習を通じて「教える力」と「コミュニケーションスキル」を身につけました!特に、相手に伝わる言葉の選び方や、分かりやすく説明するコツを学べたことが大きな財産です。
また、日本留学中には生涯学習センターでインターンシップを経験し、ポスター制作や講座運営を担当しました。さらに、国際協力機関ではSNS運用やイベント準備に携わり、情報発信力やチームワークの大切さを学びました。
現在はUbicomホールディングスの総務人事部の一員として、これまでに培ったスキルを活かしながら、日々成長を続けています!
Q.総務人事というポジションを目指したきっかけは何ですか?
総務人事の「人と人をつなぐ」という役割に魅力を感じたことがきっかけです。
総務人事部は、社員が働きやすい環境を整え、会社全体の成長を支える重要なポジションであると考えます。社員一人ひとりの活躍を支援しながら、組織全体をより良くしていく仕事に大きなやりがいを感じています。
また、多岐にわたる業務を通じて、自分自身も成長できる点も魅力の一つです!
これからも、より良い職場環境づくりに貢献していきたいと思います!
Q.実際にUbicomで働いてみて、入社前とのギャップはありましたか?
入社前は、日本企業は静かで落ち着いた職場であり、競争が激しくないというイメージを持っていました。しかし、実際に働いてみると、静かな環境の中にも「効率」と「正確さ」を徹底的に追求するプロフェッショナルな姿勢が求められることを実感しました。
特に、日本企業特有の「報告・連絡・相談(ほうれんそう)」の重要性は想像以上でした。日本の職場ではチームワークと情報共有が業務の質を左右することを学びました。迅速かつ正確性を重んじる文化を体感し、自分の仕事の進め方を見直す良い機会にもなりました!
また、日常的に日本語を使用する中で、敬語やビジネス用語の難しさを痛感しています。好きで学んできた日本語ですが、仕事ではちょっとした言い回しの違いが誤解を生むこともあるため、ミスコミュニケーションを防ぐために日々学び続ける必要があると感じています!
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後半では、クムさんの日本での生活や日本語の勉強方法、今後のキャリアパスについてお聞きします!