こんにちは！Ubicomホールディングス採用担当です。

今回は、Ubicomグループ企業のAWSより出向し、国内外大手企業の開発パートナーとしてIT開発をサポート中のフィリピン人エンジニア、カシリさんとカビガスさんにお話をお聞きしました。

中編では、お二人の業務内容やエンジニアとしての経歴等についてお届けします。
→前編はこちら

【社員プロフィール】

：カシリさん
　テクノロジーコンサルティング事業本部　パートナー戦略事業部所属。
　2018年来日。社内での通称は「マーシー」。
：カビガスさん
　テクノロジーコンサルティング事業本部　R&Dトランスフォーメーション戦略事業部所属。
　2019年来日。社内での通称は「ジェッサ」。

：AWS
　Advanced World Systems,Inc.
　フィリピンで事業を展開するUbicomのグループ企業。

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Q．マーシーさんとジェッサさんはUbicomでどのような仕事をされているのですか。

マーシーさん：
現在、私は営業とプロジェクトマネージャー（PM）の両方を兼任しており、さらにフィリピンのグループ会社AWSのオンサイトリソースマネージャー※を務め、エンジニアが業務を円滑に遂行できるようサポートしています。

※オンサイトリソースマネージャー：日本国内のクライアント先に常駐しているフィリピン人エンジニアのマネジメントを行う。

ジェッサさん：
テクノロジーコンサルティング事業本部　コンサルティング営業部所属ですが、現在はメディカル事業戦略本部のソフトエンジニアとして働いています。

主に、日本の約２万の医療機関で使用されるMightyシリーズを中心としたITソリューションのデザイン設計とシステム構築をしています。

Q．現在IT分野で活躍されている背景には、どのような理由や動機があったのでしょうか？

マーシーさん：
理系の高校に通っていた中で、プログラミングの授業が私にとって最も興味深く感じました。
システムの機能が実際に動く仕組みを理解し、そのプロセスに大変魅力を感じました。この経験から、ITの分野でさらに深く学びたいと思うようになりました。

ジェッサさん：
子供の頃からコンピューターが大好きで、システムの仕組みに強い興味を持っていました。
どのように機能するのかを知りたいという好奇心から、コンピューターサイエンスの道を選び、システムの仕組みを深く学ぶことを決意しました。

Q．これまでのキャリアでの経験を教えてください。

マーシーさん：
これまで、プロジェクト開発に携わってきました。
６年前に日本に来て最初に取り組んだ仕事は、自動化ツールの開発でした。このプロジェクトでは、ソフトウェアエンジニアとして自動化ツールの開発を一人で担当し、効率的なワークフローと高い精度の自動化を実現しました。この経験を4年間積んだ後、セールスエンジニアとしても活動しました。

※セールスエンジニア：技術的な専門知識を持ちながら、顧客に対して技術製品やサービスを販売する役割を担う

多岐にわたるご経験をお持ちですね。営業、プロジェクトマネジメント、エンジニアとしてのご経験を積まれた中で、特に挑戦が大きかった経験は何でしょうか？

マーシーさん：
新しいことを始める際に、まずはその分野の知識を深めるための勉強から始めなければならないことが非常に大変です。さらに、現在はフィリピンのエンジニアチームのリソース管理も行っていますが、これも一筋縄ではいきません。
各メンバーのスキルなども異なるため、一律のロジックで管理することは困難です。また、メンバーそれぞれの気持ちを理解し、最終的な結論を導き出すことが非常に難しいと感じています。このようなマネジメントには、柔軟性と共感力が求められます。

ジェッサさんはいかがですか。

ジェッサ：
エンジニアなので仕事上コミュニケーションが活発というよりは、デザインや開発など個人で作業することが多いです。その中で、ITで在庫の管理を行うというシステム開発のプロジェクトに入っていた時が一番大変でした。

在庫の管理を行うというシステム開発のプロジェクト、具体的にはどのようなプロジェクトだったのですか。

ジェッサ：
例えば、薬局における薬の在庫状況を効果的に管理するために、薬の残量や必要な発注量を確認し、適切に補充するための機能を提供しました。このプロジェクトは挑戦が多かったですが、その分多くの学びがあり、非常に有意義な経験となりました。

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お二人とも、さまざまな挑戦を経験されてきましたが、その中で学びを重ね、それぞれの経験を大切にし、成長に繋げている姿勢が素晴らしいです。

後半では、今後のキャリアパスや将来像などをお聞きします！