近年、SDGsやカーボンニュートラルの観点から、建設業界では「木材」の活用が世界的に注目されています。
しかし、吉住工務店が木造建築に注力している理由は、単なるトレンドや「見た目の温かさ」だけではありません。
私たちが目指しているのは、「100年後の街に誇れる資産を創ること」です。
コンクリートや鉄骨ではなく、あえて「木」という生きている素材を選ぶこと。そこには、地元の山を守り、高度な技術を次世代へ継承し、地域社会に永く愛される場所を創るという、技術者としての覚悟が込められています。
ウッドデザイン賞受賞の舞台裏。一本一本性格が違う「木の個性」を見極める技術
2022年、吉住工務店の新社屋(Y-OFFICE)は、優れた木材活用を表彰する「ウッドデザイン賞」を受賞しました。
この建物には、中央の柱を起点に左右対称に力を分散させる「ハーフアーチ構造」という、独自の高度な設計技術が取り入れられています。地元産の小径木(細い木材)をパズルのように組み合わせることで、巨大なアーチ空間を実現したこの技術は、業界内でも高い評価をいただきました。
しかし、図面通りに組むだけでは本物の木造建築は完成しません。
木は、一本一本性格が違います。生えていた場所や環境によって、反り方、縮み方、強度がすべて異なります。ベテランの技術者は、その「木の個性」を指先の感覚で見極め、最新のデジタル技術と融合させて、何十年経っても狂いの出ない堅牢な建物を創り上げます。この「デジタル×職人技」のハイブリッドこそが、私たちの誇る技術の正体です。
「この建物は私が建てたんだ」と、将来自分の子供に誇れる仕事の価値
「施工管理」の仕事の醍醐味は、自分の手がけた仕事が「物理的な形」として街に残り続けることです。
例えば、吉住工務店が携わった「西脇市立西脇小学校」の改修・保存プロジェクト。
歴史的な木造校舎の美しさを損なうことなく、現代の耐震・安全基準を満たすこの難プロジェクトは、グッドデザイン賞やウッドデザイン賞を受賞しました。
かつてその校舎で学んだ親が、今度は自分の子供を連れて同じ校舎へ向かう。そんな、世代を超えた物語の舞台を創れるのは、建設業ならではの特権です。
現場の施工管理職は、将来自分の子供の手を引いてその建物の前を通る時、「この建物、お父さんが(お母さんが)建てたんだよ」と、胸を張って語ることができます。
その一言のために、私たちは1ミリの妥協も許さない品質管理に心血を注いでいます。
ゼネコンの確かな技術力と、工務店の柔軟な優しさを融合させた独自の立ち位置
よく求職者の方から「ゼネコンと工務店、何が違うの?」と聞かれます。
吉住工務店は、大規模な公共工事を完遂できる「ゼネコン並みの高度な構造計算・技術力」を持ちながら、地域のお客様一人ひとりの想いに寄り添う「工務店ならではの細やかな優しさ」を併せ持っています。
住宅事業を縮小し、公共・医療・福祉といった大規模木造に特化したのは、私たちの持つこの稀有な技術を、より広く、より深く、地域社会の安定のために役立てるためです。
自分の仕事に、一生モノの誇りを持ちたい技術者を募集しています
私たちの仕事は、単に壁や屋根を作ることではありません。
丹波の山が育てた命を、技術の力で「地域の宝」へと変える。そしてその建物が50年、100年と愛され続ける仕組みを創る。
この大きな責任に、ワクワクする。自分たちの手で、未来の景色を変えていきたい。
もしあなたが、そんな「ものづくりへの情熱」を持っているなら、吉住工務店の門を叩いてみてください。
一生モノの技術と、一生モノの誇りを。まずはカジュアル面談で、私たちの手がける「未来の現場」についてお話ししましょう!