今回のGiGOOOラウンドテーブルでは、
「今、注目しているAI企業」をテーマに議論を行いました。
OpenAI、Anthropic、Google(Gemini)のような大手LLM企業から、
モバイルアプリ生成、AIエージェント、音楽生成AIまで。
単なる「便利ツール」の話ではなく、
- なぜその企業に注目しているのか
- どこに可能性を感じているのか
- AIは今後どこまで進化するのか
という視点で、それぞれの現場感覚を共有しました。
そこで見えてきたのは、
AI企業の競争は、「モデル性能」だけではなく、
「人間との関わり方」の競争に変わり始めている。
ということでした。
なぜ今、「AI企業」に注目するのか
AIツールは急速に増えています。
しかし実際には、
- どこが強いのか
- 何が違うのか
- どこまでできるのか
を理解しきれていないケースも多くあります。
だからこそ今回の議論では、単なる知名度ではなく、
「実際に使ってみてどう感じるか」というリアルな視点で話が進みました。
① やはり強い、大手LLM企業たち
まず名前が挙がったのは、
- OpenAI
- Anthropic
- Google(Gemini)
など、現在のAI業界を牽引する企業です。
特に話題に上がったのは、Anthropicの「Claude」。
参加メンバーの中でも、
- コード生成
- ドキュメント理解
- AIエージェント的な動き
- 「意図を汲む力」
などを理由に、Claude派がかなり多い印象でした。
📝このパートの要点
AIは「答えを返す性能」だけでなく、
「人間の意図をどこまで理解できるか」が重要になってきている。
② 「性能」だけでなく、「会話のしやすさ」も重要
今回かなり盛り上がったのが、AIごとの「性格の違い」です。
「ChatGPTは急に口調が強くなる時がある」
「Claudeは比較的会話しやすい」
など、かなり人間っぽい感想も共有されました。
これは単なる雑談ではなく、
AIが「仕事相手」になり始めているということでもあります。
つまり、AIに求められるのは性能だけではなく、
- 話しやすさ
- ストレスの少なさ
- 言葉遣い
- コミュニケーション体験
まで含まれ始めているということです。
📝このパートの要点
AIは「ツール」から、「一緒に働く存在」へ近づいている。
③ AIツールの進化は、想像以上に速い
後半では、注目しているAIサービスの話題も広がりました。
例えば、
- ノーコードでAIエージェントを構築できるサービス
- モバイルアプリを自動生成するAI
- 音楽生成AI
- AI映画祭
など。
特に印象的だったのは、
「AIでここまで作れるのか」という驚きでした。
音楽生成AIでは、
- 歌詞を入力するだけで楽曲化
- イベント用BGM制作
- 企業名を自然に歌詞へ組み込む
といった使い方も紹介されました。
さらに、AI映画祭では、
AIツールを複数組み合わせて制作された映像作品が実際に評価されており、
「AIで作る」が、すでにエンタメ領域でも本格化していることを感じる内容でした。
📝このパートの要点
AIは「業務効率化」だけでなく、
創作・表現・エンタメ領域にも本格的に入り始めている。
④ 2年後、エンジニアの仕事はどう変わるのか
議論は後半、
「2年後、AIで仕事はどう変わるのか」というテーマへ。
ここで多く出てきたのが、
- 実装作業はさらにAI化される
- エンジニアの人数は減る可能性がある
- 「手を動かす」より「判断する」が重要になる
という話です。
特に印象的だったのは、
「AIが提案したものを、最終的に人間が承認する世界になる」という視点。
つまり、
- AIが作る
- AIが調査する
- AIが修正する
ことが当たり前になる一方で、「責任を持って判断する人間」の価値は残る
ということです。
📝このパートの要点
AI時代に求められるのは、
作業力より、「判断力」「責任感」「調整力」。
⑤ それでも、人間にしかできないことはある
一方で、「じゃあ人間はいらなくなるのか?」
という問いに対しては、多くのメンバーが「NO」と答えていました。
例えば、
- 面白いアイデアを生み出す
- 人に刺さる表現を作る
- 空気を読む
- モチベーションを作る
- 人間同士を調整する
こうした部分は、まだAIには難しいのではないかという意見です。
また、「AIが作った動画はすごいけど、人間に刺さる「面白さ」はまだ違う」という話も印象的でした。
📝このパートの要点
AIは「正解」を作るのは得意。
しかし、「人の感情を動かすこと」は、まだ人間の領域。
⑥ AI時代、人間に必要なのは「責任感」
最後に多くの人が共通して話していたのは、
AIを使うからこそ、人間の責任が重要になるということでした。
AIは、
- 文句を言わない
- 疲れない
- 高速
- 高精度
だからこそ、その結果を受け取り、
「本当にこれでいいのか」を判断する人間が必要になります。
つまり、AI時代に残る人材とは、
AIを使える人ではなく、
AIの結果に責任を持てる人。
なのかもしれません。
GiGOOOが考える、AI企業との向き合い方
今回の議論を通じて感じたのは、
AI企業を見ることは、
単に新しいツールを知ることではないということです。
その企業が、
- 何を大事にしているのか
- 人間とどう共存しようとしているのか
- どんな未来を目指しているのか
そこに、各社の思想が現れ始めています。
そして利用する側にも、「便利だから使う」ではなく、
「どう使うべきかを考える力」が求められているのだと思います。
結論
何のポーズか当ててみてください😂
AI企業は、これからさらに増えていく。
しかし重要なのは、「どのAIが一番賢いか」だけではない。
- どんな思想で作られているか
- 人間とどう関わるか
- どこまで任せるか
そこまで含めて、AIを選ぶ時代が始まっています。
そしてAIが進化するほど、逆説的に、
人間らしさの価値も問われていく。
今回のラウンドテーブルは、
そんな未来を考える時間になりました。