【People of aiESG】高校生の時に感じた「何とかできないか」をマーケティングで「何とかする」|Business Solution 部 秋山恵理
株式会社aiESGは、2022年に設立された九州大学発のスタートアップです。
「幸せが連鎖し、しわ寄せのない社会を。」というビジョンを掲げ、最先端AI技術と確かな研究実績をもとに、世界初の製品・サービスレベルでの包括的なESG分析を通して、お客様の多様なESG評価の課題に寄り添い、最適なご提案を行っています。
今回の記事では、Business Solution部でマーケティング担当として活躍中の秋山さんをご紹介します!
秋山 恵理 Eri Akiyama
高校時代に途上国の写真を見たことをきっかけに、社会貢献への関心が芽生える。新卒で入社した会社では、営業経験を積み、20代でマネージャーに登用される。その後、サンフランシスコでビジネスを学び、帰国後は新たにコワーキングスペースのプロデュース、ウェブマーケティングなど幅広いキャリアを積む。2025年1月にaiESGへ入社後はマーケティング担当として従事。
フルリモートで働く秋山さんのもう一つの顔は、シェア畑を活用した「本格派家庭菜園家」。キュウリやトマト、ナス、唐辛子などを育てるその規模は、周囲からは「家庭菜園のレベルじゃない」と驚かれるほど。aiESGではフルリモート勤務のため、職場でのおすそ分けができない大量の野菜たちの消費に困っているそう(笑)インタビュー中に収穫したキュウリを見せていただきましたが、たしかに家庭菜園のレベルを超えた大きさと量でした…!ちなみにキュウリだと、一苗で60本ほど収穫できるそうですよ(^^)/
▲もう一度言います、家庭菜園です
目次
途上国に興味を持ったきっかけは一枚の写真
就職後、20代で登用された管理職
20代本来の経験を取り戻しに留学、そして新しいキャリアへ
マーケティングと企業価値にこだわった転職
最初はリモートワークに苦戦
部署での役割
Business Solution部の魅力はマネージャーの向井さん
aiESGの営業をするにはヒアリング力と提案力が必要!
マネージャーに聞いてみた!「秋山さんってどんな人?」
途上国に興味を持ったきっかけは一枚の写真
最初に社会貢献への関心が芽生えたのは、高校生の頃に学園祭の展示会で途上国の写真を見たことがきっかけでした。当たり前のように日本で生まれ育った中で、その写真に衝撃を受け、もともと興味があった「広い世界に目を向ける」を実現するために語学系の大学に進学しました。在学中は、第一言語で英語を勉強しながら、途上国への興味でタイのウドンタニという貧困地域で家を建てるボランティアにも参加しました。
当時は「何とかできないか」と思っているだけの立場で、大学卒業後も今とは異なるキャリアを積んできたため、今aiESGで働いているのが不思議な感覚です。
就職後、20代で登用された管理職
まず、大学卒業後は、日本で唯一のビジネスモデルを展開するベンチャー企業に就職しました。そのビジネスモデルとは、フランチャイズ本部システムを採用し、売上をフランチャイズ加盟店に100%保証するというものです。
営業を経験した後に、20代でマネージャーに登用いただき、5年半ほど管理職を務めました。成果を出せば若手でもマネージャーになれる環境で、とても貴重な経験ができたと思います。
もちろんマネジメントスキルなんて最初はなかったですし、チームメンバーとのコミュニケーションの加減もわからないので、たくさん失敗を経験しました。それでも、上司がサポートしてくださってマネジメントスキルを徐々に身につけていきました。振り返ると「人を育てる」ことを名実共に大切にしてくれていた会社だったと感じます。
20代本来の経験を取り戻しに留学、そして新しいキャリアへ
管理職のやりがいも感じていた一方で、そのまま営業のプレイヤーとして仕事に打ち込み、スキルアップしていくはずの20代半ばのキャリアからは離れ、人を評価する仕事が中心になってきたことに違和感を感じ始めました。長いキャリア人生を考え、自身のスキルアップに時間を費やしたいと感じるようになりました。
思い切って会社を休職して、半年間サンフランシスコに留学し、英語に加えてマーケティングや営業についても学びました。スタートアップの聖地と言っても過言ではないサンフランシスコでは、毎晩ピッチイベントが開催されており、いろんな方のお話を聞いてビジネスを学ぶことができました。
サンフランシスコで見ていたピッチイベントなど、ネットワーキングの場所がすごく面白かったので、「あんな場所をつくりたい」と思い、帰国後に出会ったコワーキングスペースの会社に転職しました。入社後は、複数店舗のレイアウトやコンセプト、集客戦略までゼロからプロデュースする仕事を担当し、ビジネスマッチングイベントの企画やテレビ番組とのコラボレーションなど、多岐にわたる経験を積みました。この時期にWEBデザインやコーディング、WEBマーケティングの勉強の機会を得ました。
コロナ禍が重なったこともあり、実現できなかったことや集客に苦戦をしたことが何度かありました。少々かじる程度ではもともと興味があったマーケティングスキルを伸ばすのにも限界があると感じ、本格的な経験を積むためにWEBマーケティングの会社へ転職しました。営業、仕入れからサービスデリバリーまで、一人で全てを担当する会社で、久しぶりに営業を行いながら、マーケティングの経験を積みました。多様なデジタルマーケティングのフェーズにある顧客向けのコンサルティングは苦労と共に、多くの学びがありました。
マーケティング経験を一通り積ませていただいたタイミングで、次のステップに進もうと考え、事業会社でのマーケティング職への転職を決意しました。
マーケティングと企業価値にこだわった転職
転職には職種や業界、年収など、人それぞれ軸があるかと思います。私が一番こだわったのは、マーケティングをすること。そして、企業の価値や会社として向かう方向性をかなり重視しました。
業界を絞っていたわけではないですが、高校生で衝撃を受けた途上国の様子、そこから大学で現地に行った際に感じた気持ちはずっと残っていました。新規マーケットに挑戦する面白みと「社会の役に立つもの」という商材軸に魅力を感じ、aiESGのマーケティング担当としてミッションやビジョン実現に貢献しようと考え、入社を決めました。
aiESGのバリューでは特に”Love the Unknown”と”Be Neutral”が好きです。
最初はリモートワークに苦戦
パートナーが外国籍で将来的にずっと日本にいるとは限らないですし、働き方の自由度を上げるという意味でも、リモートワークができる会社がいいなという気持ちがありました。
実際にaiESGに入社をして、展示会などの社内外イベント以外はフルリモートで働いています。「リモートワーク快適だなぁ、私毎日幸せやなぁ」と思いながら、毎日(自宅の)2階から1階に通勤してます(笑)
初めてのフルリモートなので、入社当初は上司や同僚に話しかけていいタイミングに悩みました。話しかけてもいいのはわかっているけど何か気を遣うな…という気持ち(笑)あとは、私自身営業経験があるので、直接話したり、何気ない会話をしたりする中で初めてわかることってあると思うんです。この人は何が得意で何が苦手なんだなぁとか。オンライン会議だと必要なことしか話し合いをしないので、何気ない会話がどうしても少なくなります。入社して半年ほど経ったタイミングで、メンバーのことがわかってきたと感じました。
部署での役割
現在は、マーケティング、インサイドセールス、営業企画を担当しています。現状、マーケティング担当は私一人ですが、部署のメンバーや広報のメンバーと連携しながら業務を推進しています。
aiESGの成長に合わせて、いずれはメンバーの増員や独立した部門として大きくしていくことになると思いますが、今はプレイヤーとしてマーケティングの型を作っていくことに尽力していきたいです。
ちなみに、最近テレアポ担当としてジョインしたメンバーは、新卒入社した会社の同僚なんです!もともと仲がいいのですが、仕事もできる方で私から声をかけてジョインいただき、今すごく助かっています。
Business Solution部の魅力はマネージャーの向井さん
マネージャーの向井さんは、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーがいる中で、フラットにメンバーの意見を取り入れられる方です。
部署のメンバーは、オンオフはしっかりしているのですが、オフをしっかり楽しむ方が多いです。万博展示会のイベントの際は、前泊だったので皆で集まり、(プライベートとして)夕方から下見がてらパビリオン回りやごはんに行きました。また時には、「部活動」と称して一緒に夜ゲームで遊ぶこともあります(笑)
仕事ではピリッとする場面もありますが、全員裏表がなくしっかりと向き合えるメンバーだからこそ、仕事以外の話でも仲良く盛り上がれるのかなと思います。
そんなメンバーたちをフラットに受け止める向井さん、とても尊敬します!
aiESGの営業をするにはヒアリング力と提案力が必要!
aiESGは無形の商材を扱っているため、お客様の声に耳を傾けて、課題解決のために自分たちの技術やサービスから最適な提案をすることが求められます。そのような経験や業務を通じた成長にやりがいを感じてくださる方にジョインいただきたいです。また、新規の顧客開拓にも力を入れているため、その経験がある方だとなお嬉しいなと思います。
個性豊かなメンバーとお待ちしています!
マネージャーに聞いてみた!「秋山さんってどんな人?」
Business Solution部 マネージャー 向井さん
秋山さんはパワフルな推進力をお持ちの方ですね!いつも引っ張ってもらっています!
専任のマーケターが必要になったタイミングでジョインいただきました。社内レベルがゼロのところから色々な施策をお任せし、秋山さん一人でこんなに変わるんだと、日々実感しています!