こんにちは!aicrew株式会社です。
ストーリー第一弾となる今回は、代表の明賀に、なぜこのタイミングでAI動画という領域に挑んだのか、そして創業の背景にある思想と、これから一緒に働きたい人について話を聞きました。
ぜひ最後までご覧ください!
《プロフィール》
明賀大介(aicrew株式会社 代表取締役)
神戸大学卒業後、新卒で博報堂に入社。IP・PR・営業・IMCプランニング・マスマーケティングからデジタル戦略まで幅広く従事。2016年、社内ベンチャー「ALL BLUE」に出向。2019年、取締役就任。2022年、博報堂グループ史上初のMBOを実行し独立。2024年、aicrew株式会社を設立し代表取締役に就任。
──まずは、これまでの経歴を教えてください!
神戸大学を卒業後、新卒で博報堂に入社しました。
入社後はコンテンツビジネス局に配属され、映画会社、ゲーム会社、芸能事務所、アニメ会社、出版社など、コンテンツIPを扱う企業を担当していました。いわゆる「コンテンツに強い」「タレントに強い」という自分の原点は、この時期にできたと思っています。
当時の博報堂は、新卒は3つの部署を経験するという原則があったのですが、一度目の異動では、営業局にいきました。
ナショナルクライアントのテレビCMを手がけたり、外資系IT企業を新規開拓して大きく伸ばしたりと、様々な経験をさせていただきました。
ちょうどインスタグラムが広がり始めた時期だったので、SNS起点のプロモーションが一気に広がった時代でもありましたね。渋谷ハロウィンなどのプロモーションにも携わっています。
2回目の異動で、社内ベンチャーであるALL BLUEに出向し、コンテンツを軸としたプロモーション事業の立ち上げに携わりました。最終的には取締役として、事業の拡大やMBOによる独立を経験し、2024年にaicrewを立ち上げました。
──広告の仕事を選んだ理由って、なんだったんですか?
学生の頃から、いずれは起業したいという思いがありました。その中で、自分という人間で価値を出せる仕事に就きたいと考えていました。
ものに依存するのではなく、コミュニケーションや発想そのもので勝負できる領域として広告や商社を志望していましたが、最終的に博報堂を選んだのは「誰と働くか」という観点でした。
採用の場で接した人の印象から、その会社の雰囲気が見えると思うのですが、自分に最も合うと感じたのが博報堂でした。
振り返ると、この「何をやるかより、誰とやるか」という軸は、この頃から一貫していると思います。
──その「誰とやるか」という価値観のルーツって、どこにあるんでしょう?
学生時代にやっていたラグビーの影響が大きいと思います。
個人で何かを達成するよりも、チームで何かを成し遂げる方が楽しい。
自分が関わったことで、周りの人が喜んでいるのを見るのが好きなんですよね。
チームスポーツなので、「誰とやるか」で結果も、感じられるやりがいも大きく変わる。その感覚は、この頃から自然と持っていました。
この考え方は、キャリアの転機にも直結しています。
営業局時代、クライアント担当として発注先を選ぶ中で、一番多く発注していたのがALL BLUEでした。それは、仕事の内容以上に、そこにいる人たちが好きで、「この人たちとやりたい」と思っていたからなんです。
どれだけ儲かる仕事でも、好きじゃない人とやるとテンションが上がらない。
逆に、この人とやりたいと思える相手なら、結果が出るのが先でも頑張れる。
人で仕事を選ぶ、というのは、自分にとって一貫した軸なんだと思います。
──ALL BLUEに出向した後、aicrewの立ち上げに至った理由を教えてください。
ALL BLUEを取締役として育て上げ、2022年に博報堂グループ史上初となるMBOで独立しました。次のステップとして、代表として自分の責任で事業を作ってみたいという思いがあったんです。
ただ、ALL BLUEの競合を作りたくはなくて。育ててきた会社と競い合うのは、自分の中で明確に違う。じゃあ何をやるか、と考えたときに行き着いたのが、AIクリエイティブの領域でした。
広告の仕事を通じて長年、動画やクリエイティブを発注する立場にいました。AI化の波が映像の世界にも必ず来ると感じていましたし、映像業界全体の規模は変わらなくても、その中でAI動画の占める割合は確実に増えていくと思います。
ALL BLUEとも競合せず、これまでの経験が活かせて、時代の変化とも合致している——そう判断してチャレンジしました。
──クリエイティブを担う創業メンバーとは、どのように出会ったのですか。
AI動画をやると決めた以上、営業は自分が担えます。ただ、クリエイティブを自信を持って作れる人を最初から巻き込んでいかないと、事業として成立しない。そう考えて、当時AI動画クリエイターとして頭角を現していたNorihikoさんに直接コンタクトを取りました。
YouTubeに公開されていたメールアドレスに、メールを送ったんです。当時Norihikoさんには他にも声をかけている人が多くいたようで、最初は数ある打診の一つだったと思います。
ただ、話していく中で、僕とNorihikoさんの強みが組み合わされば、面白いことができそうだという感覚はありました。
当時Norihikoさんは、「まだ企業案件はあまりやったことがないから挑戦してみたい」とおっしゃっていたんです。一方で自分は企業案件なら取ってこられる自信があるけど、クリエイティブは作れない。
「企業案件は取ってこられるので、制作をお願いできませんか」と率直に伝えたところ、まずやってみましょうということになりました。
最初は業務委託という形で案件をお願いしながら、数ヶ月かけて実績と信頼関係を積み上げていきました。言葉ではなく、実際の仕事で信頼を作っていった感じです。
──今後、市場が拡大する生成AI市場の中で、どんなふうに成長していきたいですか?
生成AI市場が拡大していることは、多くの方が実感されていると思います。競合から仕事を奪いに行くのではなく、勝手に伸びていく市場の中で着実に位置を取っていく。これがaicrewの基本的な考え方です。
AI動画はまだ、誰も業界標準を取っていない領域です。コスト・スピード・クオリティ、どの軸でも「これが当たり前」という水準がまだ定まっていません。だからこそ、今動くことに意味があると思っています。
差別化で一番大切なのはクオリティです。同じツールを使っても、使う人によって結果は大きく変わります。プロンプト一つをとっても、その人のマーケティング思考や経験値がそのまま出てくるんです。AIは平等に使えるツールですが、質を決めるのは結局、人間です。
よく「AIによってクリエイターの仕事はなくなるのか」という議論がありますが、自分の答えは明確です。残るのは、もともと優秀なクリエイターです。
AIを突き詰めれば突き詰めるほど、使う人の思考がそのまま出てくる。つまり、AIが高度になればなるほど、その人間力が問われる度合いも増していく。
だからこそ、aicrewでは人間力を何より大切にしています。クライアントとどう信頼を作るか、チームの中でどう動くか、仕事に対してどれだけ誠実でいられるか。そういったことが、最終的なアウトプットの差になると思っています。
──最後に、どんな方と一緒に働きたいか、メッセージをお願いします。
一緒に働きたいのは、「素直でいい人」ですね。
熱量や誠実さは、教えて身につくものではありません。だからこそ、最初からそれを持っている人と一緒に仕事をしたいです。スキルはあとから積み上げられますが、人としての姿勢はなかなか変わらないと思っています。
当社が手がけているのは「AIクリエイティブ」という領域ですが、仕事の中身は徹底した対人です。クライアントとの信頼関係、チームとの協力。そういった人間力なしには成立しません。AIを扱うからこそ、人間力が仕事の質に直結すると感じています。
もう一つ伝えたいのは、何かしらのバックグラウンドや強みを持っている方にこそ、来てほしいということです。
AI動画は、あらゆる領域と掛け合わせられる可能性があります。スポーツでも、エンタメでも、これまで自分が積み上げてきたものにAI動画を組み合わせることで、誰にも真似できない仕事が生まれる。そのチャレンジができる方と、ぜひ一緒に仕事をしたいと思っています。
| 本日は、たくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
「一緒に働く人を大切にしたい」
「自分の強みを活かして、新しいことに挑戦したい」
そんな想いを持つ人と、これからのaicrewをつくっていきたいと考えています。
少しでも気になった方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!
それでは、次回の投稿もお楽しみに!