3密を避けられるため「ソロキャンプ」や「グランピング」など、アウトドアが全国的に流行っていて、どのお店でもアウトドア用品が目立つ場所に置かれています。
そして、スタートアップでもアウトドア事業を展開する企業が増えてきました。
今回は、そんな流行りのマーケットの中で、Eiferがなぜアウトドア事業を展開しているのかをお話します。
アウトドア事業の難しさ
昨年からのコロナ禍で3密を避けられるレジャーとして「ソロキャンプ」などのキャンプブームがきて、アウトドア業界が好調です。
そしてこれまでアウトドアに関連していなかった企業でも、このアウトドアブームに乗じてアウトドア関連事業を行う会社もでてきました。
このように新規参入も増えているアウトドア事業ですが、実は下記のような難しさも抱えています。
- マーケットサイズが小さくなる危険性
- 専門知識が求められる
- ビギナーが専門性のある人材にアクセスしづらい
アウトドア関連のソリューションに特化してしまうと、マーケットサイズが小さくなるケースがあります。アウトドア特化のECやメディア、アウトドアが趣味の人向けのプロダクトなどはこのブームの中で軒並み伸びていることと思いますが、マーケットをそこだけで捉えてしまうと、事業としてはなかなか継続的に伸ばしづらいです。
またアウトドアには危険も伴うアクティビティもあるため、サービス提供者側にも一定のリテラシーが求められます。
顧客にはこれまでアウトドアをしてこなかった初心者や素人が流入しているため、事業を行う際のリテラシーや専門知識はより不可欠になりつつあります。
つまりアウトドア事業は、伸びているとはいえ簡単な事業ではありません。
なぜEiferがアウトドア事業を展開しているのか
では、なぜEiferはそのような難しいアウトドア領域で事業をおこなっているのでしょうか?
それは、代表の野尻の経験やパッションエコノミーとの出会いによるものです。
代表の野尻は、学生時代から30カ国以上をバックパッカーとして放浪していました。
その中で訪れたモンゴルでEiferの原点ともいえるモンゴルやゲルテントに出会い、屋外で活動をする”アウトドア・アクティビティ”に興味を持ち始めました。
ただし、アウトドアのことを知ろうとすればするほど、専門家と呼べるような人や一定詳しい人たちとビギナーの方が気軽に、特にオンラインなどで繋がる難しさを痛感しました。友人のツテなど以外でが専門性のある人材にアクセスしにくいクローズドな世界なのです。
野尻の想いでありEiferのビジョンでもある”「誰もが世界でヒーローになれる」を証明する”を体現する事業としてパッションエコノミーに着目したのもこの頃です。
パッションエコノミーの「個人の個性や好きが価値になる」という特徴をオンラインでプラットフォームにしてしまえば、アウトドア領域の「ビギナーが専門性のある人材にアクセスしづらい」という課題を解消できるのではないかと感じ、アウトドア事業を開始しました。
アウトドアの市場の小ささも、ECという市場にしてしまえば一気に可能性が広がることから、パッションエコノミー型のECプラットフォームというアイデアが生まれたのです。
Eiferはアウトドアが好きな人にとっては素晴らしい環境
これまでに書いた通り、Eiferの強みとマーケットのポテンシャルがハマっているので、アウトドア事業において他社にはない勝ち筋があります。
また、働く環境としてのEiferは、アウトドアが好きな人であれば好きなことでエキサイティングな経験をしながら成長できる非常に面白い環境でもあります。
アドバイザーとの接点や日々の仕事を通してアウトドアの専門性のある知識に触れられるだけでなく、純粋にアウトドアをすることがユーザーの理解にもつながっていくので遊びが仕事になり仕事が遊びにもなっていきます。
アウトドアではなく、パッションエコノミーやEC、会社のカルチャーに興味を持ってジョインしてくれているメンバーもいます。少しでも興味があれば話を聞きに来てください!是非一緒に面白い経験をしましょう!