働く環境・福利厚生|採用情報|株式会社インテージ
株式会社インテージの働く環境・福利厚生を紹介します。成長とスキルアップを応援する制度、キャリアをサポートする制度、多様な働き方を支援する制度を豊富に設けており、あなたらしい様々な働き方を実現します。
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こんにちは!インテージ人事部採用担当の小山です。
今回は、2023年に新卒で入社した五十嵐さんに、日々の業務内容や成長の実感についてインタビューしました!
仕事のやりがいや難しさ、インテージで働く魅力について語ってもらいました。ぜひご覧ください!
【五十嵐さんのプロフィール】
・2023年にインテージに新卒入社。
・商学部卒。
・現在は化粧品業界を担当し、パネル調査をメインとしたマーケティングリサーチャーとして活躍中。
―まずは、業務内容について教えてください。
私が所属している部署は化粧品を担当しています。クライアントごとにチームが分かれており、チームで1社を担当しています。主な業務は、全国の販売・購買データ(パネルデータ)を分析用に抽出・整形し、Excelでレポートとしてクライアントへ納品することです。
―パネルデータを扱う上で、化粧品領域ならではの特徴はありますか?
化粧品は飲料や食品のように新商品が頻繁に出るわけではないので、春夏秋冬のシーズンごとなど、中長期のスパンで取り組むことが多いです。そのため、比較的スピードよりも質が重視される傾向があり、商品やサービスにじっくり向き合うことができます。
―じっくりと向き合うということですが、スケジュールについて教えてください。
案件は多い時で週に3件くらい同時に進めています。クライアントからご相談をいただいてから数日で納品、その後また新たな課題に対して分析して再度納品、というサイクルを繰り返しています。1案件に1ヵ月かかることもあります。
―顧客とのコミュニケーションは取りますか?
私はパネルデータのリサーチ担当なのでクライアントとのアポイントは少ないですが、フロント担当者の方だと年度が始まるにあたって、新しい課題をもとに打合せがあります。
複雑な内容になるとリサーチャーとしての意見や示唆が必要な場合もあるので、営業担当と同席し、打合せに参加することもあります。
―これまでどんな案件を扱ってきましたか。
クライアントから「商品のリニューアルを考えているが、ターゲット層がわからない」という課題をいただいたことがあります。その時は、リニューアル前の商品がどんな人に買われているか、ユーザーの年代や特徴を見たり、リニューアル後のイメージがどんな競合と近いか、様々なデータを比較して分析を行いました。新しい商品を発売する際に、その商品のターゲット層を特定し、競合他社との比較を行うことで、より効果的なマーケティング戦略を立てる手助けをしています。
―他の部署との関わりについて教えてください。
他部署との関わりはそこまで多いわけではなないのですが、例えばアドホック調査の担当者より「ユーザーの出現率が分からない」という相談をうけた場合、パネル調査部門にて頂いた条件で分析し、その結果を共有するといったことがあります。また、アドホック調査を進めたいというときに、事前にパネルデータから基本的な情報を見てからアドホック調査の分析に進めるといった、ステップ1の役割を担うこともあります。
―アドホック調査とパネル調査のマーケティングリサーチャーではどのような違いがありますか?
世の中で売れているものがどれくらいの市場規模なのか、今注目されているブランドは何か、といった世の中の動向を広く見ることができるという点が楽しく、アドホック調査との違いかなと個人的には感じています。また、化粧品業界のデータだけじゃなくて様々な業界のデータをもとに市場を広い視野で客観的に見られるのが、パネル調査の魅力ではないでしょうか。
― 業務のやりがいと難しさについて教えてください。
クライアントからの直接のフィードバックを受けることはなかなかないのですが、メールを通して、「ここの集計のアウトプットが見やすかった」などというコメントを頂けたときはやりがいを感じます。
難しい点は、パネルデータには限りがあり、その中でクライアントの予算を考慮したうえで、知りたいことをパネルデータでどう表現するかという点です。また、パネルデータがそのまま現状を再現できるわけではない、さらに知りたいことはパネルデータではわからないかもしれない、不確実性をどう集計に落とし込むか、日々模索しております。
―インテージの強みについて教えてください。
最大の強みは、豊富なパネルデータにあります。私たちは、幅広い分野にわたる長期的なデータを継続的に収集しており、過去のデータや商品の属性を活用して、データをわかりやすく整理することができます。これにより、クライアントに対して最適なマーケティング戦略を提案することが可能です。
―就職活動の際、インテージを見つけたきっかけはありますか?
大学では産業組織論のゼミに入っており、経済理論を学ぶうちに、データを使って理論を検証する分野にも興味を持ちました。そして、データを豊富に持っている会社としてインテージがNo.1だと知ったことがこの会社を見つけたきっかけです。
―インテージにはどんな方が多いですか?
全体的に穏やかで優しい人が多い印象です。また、仕事をする中で、知的なひらめきや洞察を得ることが多く、論理的な方も多いのかなと思います。
私のチームでいうと、年齢層は若い方が多いです。配属されたときに付いていたメンター*¹は3年目の方でしたし、グループ内には1年目の社員もいるので、フレッシュな環境です。
職場のメンバーでランチに行ったり、もちろん同期とも旅行に行ったりしています。
*¹:新入社員一人ひとりに対して、上司とは別に指導・相談役となる先輩社員(メンター)がつき、一定期間、業務のレクチャーや不安・悩みの解消といったサポートを行います。新入社員のスムーズな職場定着やスキル獲得を支援するだけでなく、メンターとなった先輩社員の育成スキル向上も促進します。
―お休みはとれていますか?
取れています。今年のリフレッシュ休暇*²は石垣島に行く予定です。来年はフィンランドに行きたいなと考えています。リフレッシュ休暇は取得する時期など決められていないので、旅費が安い時期を選ぶことができる点はとてもありがたく、活用させていただいています。
*²:健康維持や自己啓発を目的に、連続して9日以上の休暇を年に一度取得することを義務付けています。長期の旅行に行ったり勉強したりと、社員それぞれの目的に応じて有効に活用しています。
―入社してからの変化について教えてください。
入社当初はExcelが全然分からなかったのですが、今は使いこなせるようになりました。さらに高度な分析をするための、より複雑な統計ツールについても知識が増えました。また、はじめはメール一つ打つのにも苦労しましたが、今では自信を持って顧客とやりとりをしています。
業務に関する知識はもちろん、社会人としてのスキルも日々上がっていると感じています。
また、お店に買い物に行く際に商品のパッケージやポップが目に付くようになりました。特に、自分が担当している化粧品に関しては、No.1表記をみると自分の部署が証明しているのだなと、少し誇らしく感じます。
―最後に、五十嵐さんのWillを教えてください。
今はボタン一つで集計できてしまうツールを活用していますが、それに頼ることなく自分でも元データがあれば集計できるような人間になりたいです。汎用的なスキル、本質的な理解を目指しています。将来的には、より高度なデータ分析ができるようになりたいです。
一つ一つの商材に向き合い、クライアントのために分析に情熱を注ぐ五十嵐さん。
インテージでは、こうした挑戦や成長を支える環境と仲間がそろっています。
少しでもご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ気軽に話を聞きに来てくださいね!