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"RIGHT Place in RIGHT Time“不動産営業をデータドリブンにする

今のメガトレンドとは何か。それはデジタルトランスフォーメーション(DX)というワードでおおかた説明できます。例えばEコマースではなく小売店がCovidにより打撃を受け、オンデマンド・デリバリーではなく外食産業が苦しみ、リモート会議ではなくオフィスビルが閑散とし、電子署名でなくはんこ産業が空前の灯となっています。DXとは新規の取り組みであり従って未だ発展途上のため、既存の社会は主としてDX以前の枠組みで動いています。よって今回Covidによるダメージを受けているのは主としてDX以前の既存の枠組みで、既存の産業、既存の業種業態、既存の社会インフラです。マーケティングの世界は、かなりデータドリ...

スタートアップが生き残るために必要なこと

コロナショックのなか、スタートアップは生き残りをかけて、必死にもがいています。スタートアップが生き残るためには、何が必要か。1つ目は「志・ビジョンがあること」、2つめは「諦めないこと」、3つめは「自分より優秀な仲間を連れて来られること」。この3つだと信じています。まず、志・ビジョンがないと、人はついて来ません。夢見ている世界を、どれだけ多くの人が「一緒に見たい」と思ってくれるかどうか。時折、人に憎まれてでものし上がろうとする人がいますが、会社の調子がいい時はそれで良くても、悪くなると一気に周りは離れていきます。そうではなくて、良い時も悪い時も、志やビジョンを持って、一緒に成功を目指して協...

不動産業界でAI革命が起きたらどうなるか

不動産業界で新たなものに置き換えるディスラプター(破壊者)による改革が既に始まっています。今、コロナの影響で外出自粛しないといけない状況ですが、経済的なダメージを受けている人がいる一方で、その間にも物件を買ったり、企業買収している資産家はいます。しかも、劇的に安く。不動産業、建設業にもリモートワークの流れが来ていて、ZoomやGoogle hangout meetsなどのツールを使ってオンラインで仕事ができる様になりました。本来、不動産業は、フィジカルに在庫を抱えなくて良く、管理はアウトソースできるし、取引も契約は郵送でできるし、決済も銀行送金で良い訳なので、外出不要なビジネスです。今ま...

不動産投資デビューから開発投資に至るまで

不動産投資に関わって2020年で約12年になります。リーマンショック後の最悪期からアベノミクスのミニバブルまで不動産サイクルの一巡を経験しました。最初に不動産にかかわったのは2008年9月16日。外資系投資銀行のモルガン・スタンレー・キャピタルの不動産ファンドMSREFに採用が決まり、最初の出勤日でした。実はこの日はリーマン・ブラザーズが倒産した翌日。幸か不幸か一生忘れられない日に不動産投資のキャリアをスタート。入って間も無く、投資分析を担当することになるのですが、保有する物件の価値は底無しに下がり、どんどん人も辞めていく。不動産投資の厳しさを目の当たりにし、どん底を味わいました。何をし...