能登半島・石川県七尾市温井町。里山の中に、1923年に建てられた古民家があります。ノラスが自社で運営する一棟貸しの宿「古民家のらり」です。
囲炉裏のある家で、鳥の声や季節のうつろいを感じながら、能登の暮らしをそのまま味わえる場所。国内だけでなく、海外から訪れるゲストも多い宿です。
今回は、この宿の運営を支えている「自分たちでつくったシステム」の話をします。
■ 小さな宿の運営は、やることが多い
一棟貸しの宿には、スタッフが常駐しません。予約の管理、宿泊前のご案内、チェックインの対応、鍵の受け渡し、お支払い。一つひとつは小さな作業でも、積み重なると運営する人の時間をどんどん奪っていきます。海外からのゲストが多いと、言語や時差の壁も加わります。
■ 必要な仕組みは、自分たちでつくる
既存のサービスを組み合わせるだけでは、自分たちの宿に本当に合った運営にはなかなかなりません。そこでノラスでは、宿の運営に必要な仕組みを自分たちで開発しています。
たとえばチェックイン。ゲストとのやり取りはLINEで行い、お支払いはStripeでオンライン決済、鍵はスマートロック(セサミ)で管理しています。ゲストはスマートフォンだけでチェックインでき、運営する私たちはその場にいなくても宿をお迎えの状態にできます。
■ 現場があるから、改善が速い
自分たちで宿を運営しているので、使いにくいところや、ゲストがつまずくポイントはすぐにわかります。気づいたらすぐに直し、次のゲストで試す。ゲストの反応を見ながら、システムを少しずつ育てています。
「つくる人」と「使う人」が同じチームにいること。それがノラスの開発のいちばんの強みだと考えています。
■ これから
この仕組みを、能登をはじめとした他の小さな宿にも使ってもらえる形にしていくことを目指しています。宿の運営をもっとラクに、そしてゲストとの関係をもっと豊かにするために。
■ 一緒につくりませんか
ノラスでは、デザイン・開発・事業企画に、中長期で一緒に取り組んでくれる仲間を募集しています。実際に動いている宿と、そこで使われるシステム。その両方に関われる環境です。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ気軽にお話ししましょう。