こんにちは!
今回は、Softdrinkでインターンとして3年間勤務し、SNS運用を担当している私が、実際に仕事をする中で感じたSNS運用の難しさについてお話しします。
普段何気なく見ているInstagramやTikTokですが、実際に運用する側になってみると、投稿を作って発信するだけではありません。
企画を考え、撮影・編集を行い、投稿後にはデータを分析して次の企画につなげるなど、想像以上に考えることがたくさんあります。
3年間SNS運用に携わってきた中でも、思ったように投稿が伸びなかったり、どんな企画にするか悩んだりすることは何度もありました。
今回は、そんな私が実際にSNSを運用してみて感じた難しさを3つご紹介します!
① 突然アカウントが伸びなくなることがある
SNSを運用していて特に難しいと感じたのが、今まで伸びていたアカウントが突然伸びなくなったことです。
実際に、運用していたTikTokアカウントで、投稿の再生数が急激に伸びなくなった時期がありました。
いわゆるシャドウバンのような状態を疑い、まずは原因を探すところから始めました。
当時は複数のSNSアカウントを運用していたため、一つの端末から多くのアカウントにログインしていたことや、投稿した動画を修正するために一度削除し、似た内容の動画を続けて投稿したことなど、考えられる原因を一つずつ洗い出しました。
また、自分が運用している別のアカウントから投稿を検索していたことや、動画自体が何らかの規約に抵触していた可能性についても確認しました。
TikTok上で確認できる違反状況だけでなく、投稿内容に問題がないか、薬機法なども含めて改めて調べました。
しかし、最終的には明確な原因を特定することができませんでした。
それまで育ててきたアカウントだったので簡単な判断ではありませんでしたが、運用を続けることが難しいと考え、新しいアカウントを立ち上げることになりました。
SNS運用では、自分たちが企画や動画を改善するだけでは解決できない問題が起こることもあります。
原因が明確に分からない中で、考えられる可能性を調べ、次にどう動くのかを判断しなければならないことは、実際に運用して初めて感じた難しさの一つでした。
② 自分が発信したい内容と、視聴者が見たい内容は違う
アカウントを作り直すことになったのは大きな出来事でしたが、結果的には、それまでのSNS運用を見直すきっかけにもなりました。
以前のアカウントでは、化粧品の検証や新商品の紹介、インターン生の日常を紹介するVLOGなど、さまざまなジャンルの動画を投稿していました。
そこで新しいアカウントを作る際に、それまで投稿してきた動画を改めて振り返りました。
どの動画が伸びていたのか、どんな内容で反応が良かったのかを見直してみると、特に反応が良かったのがVLOG形式の動画でした。
そこで新しいアカウントでは、以前よりもテーマを絞り、インターン生の日常を見せるVLOGをメインに投稿する方針に変更しました。
すると、新しいアカウントでは以前より動画が伸びるようになり、フォロワーも増やすことができました。
この経験から、自分たちが発信したいものを幅広く投稿するのではなく、実際の反応を見ながら視聴者が求めているコンテンツを見つけていくことの重要性を学びました。
自分では良いと思っている企画でも、視聴者が求めていなければ伸びないことがあります。
逆に、一つの投稿が伸びたときには、その結果を偶然で終わらせず、なぜ伸びたのかを考えることで次のアカウント運用につなげることができます。
③ 正解が分からない中でも判断し続けなければならない
3つ目に感じた難しさは、SNS運用には明確な正解がないことです。
3年間SNSを運用してきた今でも、投稿する前に動画がどのくらい伸びるのかを完全に予測することはできません。
時間をかけて企画・撮影・編集した動画が思うように伸びないこともあれば、予想以上に反応が良い動画が出ることもあります。
今回のアカウントのように、そもそも動画の内容以外の部分で問題が起きることもあります。
だからこそ、SNS運用では一つの数字だけを見て判断しないようにしています。
再生回数はもちろん、視聴維持率や保存数、コメント、フォロワーの増加などを確認しながら、どこに原因があるのかを考えます。
そして、仮説を立てて次の投稿で試し、その結果をまた分析します。
実際にアカウントを作り直したときも、以前のアカウントで蓄積したデータがあったからこそ、VLOGを中心にするという次の方針を決めることができました。
SNSでは、うまくいかなかった投稿や施策も、分析すれば次の判断材料になります。
正解がない中でも、データをもとに仮説を立て、決断していくことがSNS運用の難しさだと感じています。
アカウントを作り直した経験から学んだこと
当時は、伸ばしていたアカウントを一から作り直すことになり、それまで積み上げてきたものをリセットするような感覚もありました。
しかし、振り返ってみると、この出来事がアカウントの方向性を見直す大きなきっかけになりました。
以前と同じ内容をそのまま新しいアカウントで投稿するのではなく、それまでのデータを振り返り、伸びていたVLOGを中心にコンテンツを再設計しました。
結果として、以前よりもアカウントのテーマが明確になり、動画の伸びやフォロワーの増加にもつながりました。
問題が起きたときに元の状態へ戻すことだけを考えるのではなく、そのタイミングで今までの運用自体を見直してみる。
この考え方は、3年間SNS運用を経験する中でも特に大きな学びの一つでした。
SNS運用は、投稿して終わりではない
SNS運用を始める前は、企画を考えて、動画を作って、投稿することが主な仕事だと思っていました。
しかし実際には、投稿した後からがとても重要です。
数字を確認して、原因を考えて、改善して、また投稿する。
ときには今回のように、アカウントそのものを作り直すような大きな判断が必要になることもあります。
トレンドやSNSの環境は常に変化するため、3年間続けていても分からないことや、想定通りにいかないことはたくさんあります。
だからこそ、自分で考えた施策が数字につながったときや、試行錯誤を重ねてアカウントが成長したときには、大きな達成感があります。
SNS運用というと華やかなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際には地道なリサーチと分析、改善の繰り返しです。
その一方で、自分のアイデアを実際に形にし、その結果まで自分で確認できるところが、この仕事の面白さだと感じています。
今回の記事を通して、SNS運用やSNSディレクターの仕事のリアルな部分が少しでも伝われば嬉しいです!