What we do
子どもたちとの対話(コーチング)の時間を大切にし、定期的に1on1面談を行っています。勉強だけではなく、日々の悩みや将来の夢などにも向き合っています。「なりたい自分」は日々のコミュニケーションの中で見つかったりするものです。
勉強を教えるだけでなく、勉強を教えることを通じて「論理的思考力」や「学習のやり方」など一生役立つスキルを教えることを目指しています。
私たちのミッションは、子どもたちの「なりたい自分の実現」をサポートすること。その一つの方法として、学習塾C.schoolを運営し、日々子どもたちと向き合っています。
学習塾として子どもたちの学力向上/志望校合格にコミットすることはもちろんですが、多くの他塾と違うところは目標設定だと考えています。
子どもたちが卒塾していく時点での私たちの最大の目標は、子どもたち一人ひとりが「なりたい自分になれた!」と思って卒塾できる瞬間を生み出すこと。定量的な成果だけでなく、定量化できない「経験価値」も大切にします。
子どもたちの人生に「響く瞬間」は、口で語るだけでは生まれない。子どもたちと多くのコミュニケーションを取り、一緒に手を動かし、時には厳しく、時には一緒にゲラゲラ笑いながら信頼関係を築き上げることで、初めて伝えたいことが伝わる瞬間がやってくる。
一人ひとり違うタイミングでやってくる人生のターニングポイント。その瞬間を見逃さないよう、時間をかけて子どもたちの人生に向き合うことが大切だと考えてます。
そのためには、講師一人ひとりの「人の力」を最大化する必要があります。そこで、ICT教材や映像授業なども積極的に活用し、子どもたちとのコミュニケーションの時間を生み出すことに注力しています。
ありがたいことに、この取り組みが支持されつつあり、オープン約1年後の2020年には、満員御礼となりました。2021年には事業拡大のために新メンバーがジョインし、生徒数は順調に伸び続け、現在では約100名の塾生が在籍しています。
カバー写真は、現在100人規模で実施している年次報告会で、受験を終えた卒塾生が「なりたい自分の実現(成長した自分)」をプレゼンしてくれている様子です。
そのプレゼンは、後輩、いや、我々大人も含むすべての参加者に、自分の人生をより良くする挑戦の苦しみと喜びを教えてくれます。
受験の合否に関わらず任意で卒塾生が発表してくれるため、受験も勉強も人生を良くするための手段でしかないことを思い出させてくれます。
受験の合否にかかわらず、受験のプロセスを子どもたち一人ひとりの人生にとって有意義なものにしたいということが私たちの想いです。
このポジティブなインパクトを大きくしていくべく、2030年に2000人規模で年次報告会を開催することを目標に定めました。
▷メディア掲載
[外部メディア]
・学ぶ習慣を身につけ「なりたい自分になる」ため、塾は何ができるか――デジタル教材と、子どもたちに寄り添う指導で自立型学習を実践(WEBメディア・EdTechZine)
https://edtechzine.jp/article/detail/3533
・「主体的な進路選択」をサポートしたい。エンパワーリングし続けることで変わる。(認定NPO法人Teach For Japan)
https://teachforjapan.org/entry/interview/2020/10/09/alumni-impact-1/
・「私塾界」2020年3月号
https://cschool.education/2020/03/03/3221/
・「塾と教育」2022年4月号
https://cschool.education/news/202204/
[寄稿]
・『なりたい自分に出会える塾』ICT活用が実現する「主体的な進路選択」(ICT教育ニュース)
https://ict-enews.net/2020/04/05cschool/
・ICTをフル活用しているのに、なぜ手書き? 勉強ノートの力(WEBメディア・EdTechZine)
https://edtechzine.jp/article/detail/4562
[代表インタビュー動画]
・Teach For Japan アラムナイインパクト vol.1~風間亮(30)_学習塾 塾長~
https://youtu.be/ZzwW_HV5tZw
Why we do
ワークショップなどの子どもたちの心に火をつける取り組みや、ホームルーム(学年会)など子どもたちが安心・安全と楽しさを感じられる場づくりも行っています。定期テストの後のお菓子パーティーや年始のだるまの目付けなど、楽しいイベントも企画しています。一緒に笑うことも大事!
グループ授業は、教科指導よりも学校でいうところのホームルームや総合授業(志望校探し/学習習慣/振り返り/マインドセットなどをテーマにした授業)を行っています。ZOOMで実施することもあります。みんなで楽しく学んでいます!
大学入学後、「自分はどう生きたいのか、どうなりたいのか」を考え、「自分の意志」で行動をすることがより求められるようになります。
一方で、大学受験を終えるまで、与えられた目標を上手にこなす練習をする機会は多いものの、自分が感じていることや自分が本当にありたい姿と向き合う機会が少ないように感じます。
そのため、大学以降に求められる「自己認識を深め、ありたい姿に気付き、自分を変えていく力」を子どもたちに届けたい。
私たちは、既存の受験の仕組みを一切否定していません。一方で、そのプロセスをもっともっと丁寧に歩むことで、「自分らしく生きる力」を身につける手段として、より有意義なものにできると考えています。
私たち大人も、就職活動で、転職活動で、あるいはライフコーチングのようなものを受ければ、「いま何を感じているのか?」「どうありたいのか?」「そのためにいまなにをすべきか?」考えますよね。そして、自分の行動を変えていくことで、「なりたい自分」に近づける。
そのようなプロセスの成功体験を中高生に届けたい。もちろん、中高生の選択肢の幅は、大人よりも少ない。それでも、たとえ3つ4つの選択肢であったとしても、真剣に考え抜いて自分で決めること、そしてその選択を正解にしていく行動をとることで、いつになっても自分らしく生きることができる人になれると考えています。
私たちが掲げるビジョンは、「なりたい自分」に出会える塾。
ミッションは、一人ひとりの「なりたい自分」を引き出し「なりたい自分」の実現に伴走すること。
バリューは、「なりたい自分」を実現するロールモデルになることです。
「なりたい自分」はキラキラしたコンセプトに聞こえるかもしれないですが、そのプロセスはすごくすごく泥臭く、葛藤に苦しむ日々が続くことも少なくありません。
学校教員になりたての頃、私が楽観的に抱いていた「なりたい自分に出会う」までのストーリーは、「将来の夢が見つかった!」がやる気スイッチになって人生が変わっていくような単純化したものでした。
しかし、子どもたちの「なりたい自分」に向き合い続ける中で、はたまた自分自身が「なりたい自分」に向き合う中で、どうやらそんなに甘いものではないと知りました。
将来の夢があってそこに向かって突き進める人生も良いけれど、そうなれる人の方が少ない。だから将来の夢は、あってもなくても良いと考えています。
もちろん、子どもたちと将来についてもよく一緒に語り合うし、将来の選択肢について教えることもあります。そんなワークショップをやったりもします。
けれども、一番大事なことは、もっともっと目の前の、もっともっと小さな変化にこそ「なりたい自分」があるということ。その実現までのプロセスは地道で苦しいけれど、それこそが最も求めている「なりたい自分」なのだと感じています。
遠い将来の夢は言い訳できるけど、いま「なりたい自分」には言い訳ができない。「”いま”なりたい自分」になる力を身につければ、その自信が「”将来”もなりたい自分になる力」になるはず。
そのために、中高生のうちに「なりたい自分になる」成功体験を積んでほしい。
そんなストーリーを描いて日々取り組んでいます。
例えば、定期テストや受験の過程では何度も目標設定面談や振り返り面談をします。そこで口にする目標やなりたい自分の姿。でも、人って、中々変われないんですよね。毎回同じような振り返りをしてしまう。同じ失敗をしてしまう。
だからこそ、私たちはたくさんコミュニケーションを取り、時に厳しく、時に一緒に苦しみ、時に楽しくゲラゲラ笑い、長い月日をかけて、子どもたちが「なりたい自分」になれる瞬間を目指して取り組みたい。そうやって、やっと手に入れた「なりたい自分」だからこそ、価値があり、喜びに溢れていると思うんです。その経験は、必ず自分の人生に対する自信になると信じています。
一人ひとりが、自分と向き合い、自分を成長させ、自分の力で未来を切り開いていく瞬間を生み出すべく、私たちは全力を尽くしています。とても楽しく、やりがいのある仕事です。
C.schoolのCはCreate your own futureのC。ロゴの色が中抜きになっているのは、自分色に自分の人生を染めていってほしいという思いを込めています。
How we do
先日、卒塾生の二人が後輩に「受験を通じて学んだこと」を話してくれました。大人にも響く、「人生学」を伝えてくれました。学習や受験というプロセスから、人生全体につながるエッセンスを学べるのだと確信した瞬間でした。受験を乗り越えた卒塾生の言葉には重みがあり、そんな瞬間に立ち会えることが最高に幸せな仕事です!
1年に1回の年次報告会では、卒塾生が受験のプロセスを通じて学んだこと・成長したことをプレゼンテーションしてくれています。受験や勉強はあくまで手段。この受験を通じて、人として成長したことを自分の言葉で語る姿には、涙が止まりません。私たち講師にとっても1年間がんばってよかったなと思える瞬間です!
一年に一回の卒塾生が「受験を通じて出会えたなりたい自分」をプレゼンテーションを行う年次報告回や社会人を招いたイベントやワークショップ、進路や自己と向き合うHRなどの取り組みもしていますが、普段は子どもたちの進路選択・受験・定期テストに向き合います。
定期テストの前後の生徒との面談、1学期に一度の三者面談は1時間に及ぶことも少なくありません。子どもたちと、ご家庭と向き合うことをなによりも大切にしています。
一見やっていることは普通かもしれません。しかし、その一つひとつの地道な取り組みに、私たちが強い意味を持ち、大きな価値を付加する覚悟で挑むことを積み重ねることこそが、子どもたち、ときにはご家庭の人生を変える経験を生み出すと確信しています。
同時に、私たち自身が「なりたい自分になる」ロールモデルでなければならないと考えています。
より良く生きるために、少しずつ自分を変えていく。もちろん中々変われるものでもありません。しかし、この変わりたいのに変われない苦しみを自分自身が経験し、努力を重ね、自分を変えることができれば、「人は変わることができる」と心から信じられるようになるもの。
職業でも、学歴でも、能力でもなく、もっともっと地道で人間的な「なりたい自分になる」姿勢によって「先生みたいになりたい」と思えるようなロールモデルの集団でありたい。
そんな塾を目指しています。
【卒塾生の声】
まず塾に入って1週間で凄く色んな事を考えるようになった。
入塾前。
他にやりたい夢があるから、そっちを優先して偏差値の低い高校に行くか、今の偏差値より高い行きたい高校に頑張るのか。その為に塾は必要か不必要か。
大抵の人は「偏差値高い高校行きなよ」って言うのは分かってたものの、もう少し考える時間を欲しかったのもあり、相談にいったら「こうしなよ」とは言わず考えを整理出来るような話のもっていき方をしてくれ、決断とか価値観を押し付けることはしなかった。のが私的には相談して良かったとあの時思いました笑
塾には今まで通った事がなかったから情報収集の為に体験してみたけど、志望校に対する悩みまで聞いてくれて気持ちの整理が本当にしやすかったし、悩んでるとは言ったものの答えは決まっていてその背中を押してくれ頑張る事を決めれた。
個人的な考えにはなりますが
学校の先生は心のどっかで金八先生みたいになりたい!的な夢を持ってるけど忙しくなるうちに義務的に勉強勉強って先生も少なくないので、心から夢を応援してくれて毎日のコミニュケーションも欠かさず、先生達もこうなりたいという夢を持って頑張っている。そういう一緒に何かに向かって頑張ってくれる先生は今まで見た事がなかったので入塾を決めたのは確かです。
教え方でも他の先生と決定的に違うのは、他の先生は問題聞いたら教えてくれるだけですが、問題の解き方を教える+この子は何のためにこの勉強をしてるのか(都立入試の為や検定取得の為など)を知ってる→テストでこんなパターンも出てくるかも、とプラスαで教えてくれるというところも全然違うと感じたところでした。
入塾して2週間で勉強がやりやすくなりました。
理解度とかは個人差だと思うのですが、理解度ではなく”勉強のやり方”です。
自分の場合、勉強しなきゃとは思ってるものの何から手をつけていいのかわからず、始めても、ハテナが浮かぶだけで無理ーと投げ出していましたが、一つ一つ焦らずいつまでにこれをやってみる!という勉強のやり方がいつの間にか定着していました。
あとは色々ありますが、きっと他の塾とは違うのかなと感じるのは
・先生達も夢を持っていて一緒に頑張ってる人も身近にいるという心の救いにもなった事。(Dプロなどもあったので特に強く感じました)
・コミニュケーションを毎日みんなと欠かさずとっているからか、講師だけど勉強だけじゃなく何でも話せるような存在でいてくださること。
・一人一人何に向かって何を頑張っていて何に詰まっていて、という事を理解しようとしてくれる。
最後に今まで自分の中で勉強が1番の弱点で嫌いとしか思ってこなかったけど、勉強と向き合って「嫌い」ではなくなってもっと高校へいっても勉強頑張ろうと思えるようになりました。
この塾に通ってなかったら、第1希望の高校にも入れなかっただろうし、高校でもこれから大人になっても勉強頑張ろうなんて思えなかったと思います。