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「ずっと一緒にいたいという人たちにであった。」
インタビューの終盤、高山さんはアドネスにジョインして一番良かった点として、この言葉を迷うことなく口にしました。
高校卒業後、料理人の道に進み、フレンチから集団調理、イタリアンまで、常に肉体を酷使する現場で働き続けた高山さん。借金返済のために本業と副業を掛け持ちし、「体を酷使すれば働けるが、意義性がない」という葛藤の先にたどり着いたのが、
”アドネス”という新たな場所でした。
現在は、生徒さんの成長を支える「毎日作業会」の管理・運営という重要な役割を担い、誰よりも長い時間、その現場に立ち続けています。
肉体労働の世界から、なぜ「人ありき」の働き方に価値を見出し、たった7ヶ月で事業本部の中核を担う存在となったのか。高山さんの20代を変えた「転機」と「いまの哲学」を伺います。
高山さん(33歳)
事業本部 / 毎日作業会の管理・運営
農業高校食品専門科、調理師専門学校を卒業。フレンチレストラン勤務、集団調理(AMサービス)で10年間勤務。離婚を機に一時は本業・副業3件の掛け持ちで100万円の示談金を用意するなど肉体労働に没頭。その後イタリア料理の世界を経て、自身の働き方を見つめ直し、2025年3月にアドネスにジョイン。
料理人の道から見出した「人への愛の伝え方」
――高校や大学卒業後はどんなことをしていましたか?
高山さん:調理専門学校を卒業し、料理の道に進みました。小学生の頃からの夢は「お腹を減った人にはご飯を食わせる」で、食事を介した人への愛の伝え方、これが僕にとっての価値提供の根本です。
――ジョイン前はどんな仕事や活動をしていましたか?
高山さん:フレンチレストラン勤務を経て、集団調理の現場で10年間勤務しました。その後、離婚で示談金100万円を用意するため、本業と副業3件を3ヶ月掛け持ち。体を酷使すれば働ける事実は分かったのですが、そこに意義性や没頭が見出せないことに気づきました。
「意義性があるから没頭できる仕事ができる」と確信し、高給を捨ててイタリア料理の世界へ。自身の働き方を変える決意をしました。
「人」と「環境」を求めて飛び込んだアドネス
――アドネスを知ったきっかけと、応募の決め手は何でしたか?
高山さん:ジョイン1ヶ月前に「スキルプラス」に入会したのがきっかけです。
「会社に行って1日を働いていいの?」というインスタ広告を見て、働き方を変えたいと思ったんです。
決め手は、プロダクトではなく「人」と「環境」を求めていたからです。
一緒に働いていて楽しいと思える人、その人が作る環境、学べるものは人ありきだと考えています。
――面接で印象に残っていることは?
高山さん:調理と肉体労働のスキルしかない自分には入る余地がないと思っていましたが、佐藤さんから「すごくよいですね」と言われたことです。上司の能力は最強だと思っており、僕の中でフックになっているのは佐藤さんかもしれません。
ジョイン後の最初の挑戦と成長の実感
――最初に任された業務はどんな内容でしたか?
高山さん:コワーキングスペースでの「オフラインサポート(オフサポ)」で、生徒さんとの1on1です。学習ロードマップやTODOを渡す業務を1ヶ月ほどやっていました。
――その壁をどうやって乗り越えましたか?
高山さん:「ヒントは生徒さんの中にある」と言われ、ひたすらヒアリングをして情報を集め、フィードバックを受けて場数を踏みました。当時はビジネスの「ビ」の字も知らず、大変でした。
――今はどんな業務を担当していますか?
高山さん:「毎日作業会」の立ち上げと管理、運営です。KPIは**「次回予約率90%」**です。
――具体的にどんな改善や成果に取り組んでいますか?
高山さん:当初20時までだった作業会を、社会人の学習時間に合わせて自分で22時まで延長しました。土台を作るため、当時は1人で11時間ほどZoomに張り付いていました。また、生徒さんが受け身でも学べるよう、三上社長のセミナーなどを取り入れ、顧客満足度を上げる工夫をしています。
――ジョインしてからどんな成長を実感していますか?
高山さん:上司から直接「ボール」をもらえるようになったことです。エラー対応ができる人として、人員配置の相談グループや、数値が落ちた解約面談チームのてこ入れ役に選ばれたことが嬉しいです。
職人の世界から学んだ「頼らない姿勢」と「質問」への変化
――アドネスで働く中で「アドネスらしい」と感じる瞬間はどんなときですか?
高山さん:働く時間を拘束時間と考えておらず、「自分がやりたいからやる」という義務精神の集まりであることです。実際、プライベートとの物理的な切り離しのために会社に住み始めたスタッフもいます。
――「ここにジョインして良かった」と思う瞬間は?
高山さん:佐藤さん、ちえみさん、中野さんなど、人生でずっとつながっていたいと思える人たちに出会えたことです。
――「選択肢が増えた/一本道になった」瞬間の具体例はありますか?
高山さん:極論ですが、「僕の手の届く範囲の人を幸せにできれば良い」と思っています。好意を抱いている人たちのためなら、プロダクトの強化、泥臭いこともやる。結果は『人』に行き着きます。
また、「VisionToDo」のおかげで、感覚的に仕事をする癖が改善され、上司の考え方が可視化されることに尊敬しかありません。
――スキルプラスで刺さったコンテンツ or 人の一言は?
高山さん:「販売導線構築」や「事業構築」のコースです。単純な美味しさではなく、背景にある需要と供給の理解、人の課題解決のためにビジネスがあるという考え方が面白かったです。
最後に:キャリアに悩む全ての人へ
――同じ年代でキャリアに悩んでいる人に伝えたいことは?
高山さん:僕の根底にあるのは、人ありきの考えです。
肉体労働の世界では「見て学べ」「自分でやれ」という哲学でしたが、アドネスに来て、尊敬できる人たちと出会い、共に目標を追うことこそが最も「意義」と「没頭」につながると分かりました。
もし今、キャリアに悩んでいるなら、一つだけ伝えたいことがあります。
それは、「成長にくらいつきたいなら、ガンガン質問する」ことです。
何か行き詰まったら、同期同士で愚痴を言って終わるのではなく、上に質問をするのが一番クリティカルです。自分の現状を正確に分析し、何が足りないのかを見定める。そして、その答えを持っている人に、遠慮せず貪欲に聞きに行く。
僕にとってアドネスは、心から尊敬できる人たちと出会い、自分の持てるすべてを注ぎ込む場所です。
あなたの人生をかけてでも「ずっと一緒にいたい」と思える人、「この人のためなら泥臭いこともやる」と思えるプロダクトに、あなた自身の意志で飛び込んでみてください。必ず道は開けます。