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モダナイゼーションの最前線で活躍するコンサルタントが語る、プロフェッショナルとしての魅力とは?

Red Hatは、世界をリードするオープンソース・ソリューション・プロバイダー。アメリカに本社を構え、40カ国以上でRed Hat Enterprise Linux、ハイブリッドクラウド・インフラストラクチャ、ミドルウェア、アジャイル・インテグレーション、クラウドネイティブ・アプリケーション開発、運用管理および自動化などのソリューションを提供しています。

今回登場するのは、コンサルタントやアーキテクトとして活躍する2人。これまでの経歴やRed Hatに転職した決め手、そして現在の業務やRed Hatの特徴について話を伺いました。

Sachiko.K
2003年からマネージドサービスプロバイダにてITプロセスの効率化および効率化を前提としたシステム導入と業務設計の支援に従事。2013年からソフトウェア会社のコンサルティング部門でITプロセス効率化製品やAPI管理製品の導入支援、およびAPIやマイクロサービスアーキテクチャを活用した開発プロセス効率化の支援を担当。2020年5月から現職。特に既存システムのアーキテクチャ的課題がある組織に対するトランスフォーメーションの支援を実施。


Kaori.G
前職はSIerエンジニアとして、メディア系の基幹システムや製造業のパッケージソリューションに関連した職務に従事し、デジタルマーケティング領域の業務も経験。2019年にミドルウェア製品の支援コンサルタントとしてRed Hatに転職し、現在はシニアアーキテクトとしてアプリケーションのモダナイゼーションなどを推進。


──まず最初に、前職からRed Hatへ転職した経緯について教えてください。

Sachiko.K マイクロサービスアーキテクチャを使ったトランスフォメーションに挑戦したいと考えていました。Red Hatは3scale、Kafka、Camel、Keycloakなど必要な技術を持っているだけでなく、Agile支援の中で文化と組織のコンサルティングも行っています。これらを通じてマイクロサービスの実現を組織アプローチ、実装、分析まで一貫して行える点に魅力を感じ、転職を決めました。

Kaori.G 実は、前職でRed Hatと一緒に仕事をする機会がありました。その際、オープンで自由な社風を感じたのが一番の理由です。定型的な仕事だけではなく、自分で考えて行動する環境があることに強く惹かれ、ここなら自身の視野を広げられると感じ、Red Hatへ転職しました。

お客様の課題を明確化し、最適解に導く

──Red Hatで担っている役割や業務内容を教えてください。
Kaori.G アプリケーションの統合フレームワークのCamel、ストリーミングデータのKafka、分散キャッシュのData Gridなど、Red Hatには多くの製品があります。これらの製品を組み合わせを試行錯誤し、お客様の課題を解決するための最適なアーキテクチャを探究しています。このように日々、お客様が抱える課題やニーズに対して技術的にどう解決していくかを考えています。

また、お客様の話をしっかり伺い、課題や背景を理解した上で技術的にフォーカスすることを大切にしています。例えば、一週間というスピード感を持ってPoCをイテレーティブに実施することで、新しい課題やお客様の真のニーズを明確化し、価値を確かめながら業務を進めています。また、アプリケーションだけでなく、CI/CDやテストの自動化も組み合わせて、お客様の業務がより効率的に遂行できるよう対応しています。

Sachiko.K 製品選定の前段階で、アーキテクチャのモダナイゼーションを検討しているお客様をサポートする役割を担っています。具体的には、既存システムのレガシー化やIT人材の不足など、「2025年の崖」と呼ばれる課題に対し、技術的な観点からも支援を行っています。

例えば、多くのお客様が、自社システム資産の維持・メンテナンスのほか、自社に最適なアーキテクチャの構築に伴う課題を抱えています。そのようなお客様に向け、課題解決に向けた支援を提供しています。
最近では、システムのアセスメントやイネーブルメント、ドメイン駆動設計の支援、TOGAFをベースにしたアーキテクチャプロセスの整備支援などを手がけています。

大切なのは、チームの力で乗り越えること

──これまでで印象的だったプロジェクトや経験はありますか?
Sachiko.K サービス業の新規アプリ開発のアーキテクチャレビューや、金融向けの次世代アーキテクチャの検討プロジェクトが特に印象に残っています。どちらも良いアーキテクチャとは何かといった検討からスタートすることができ、適切なアーキテクチャを実現しようとする意欲を持ったメンバーの方と協力しながらプロジェクトを進めることができました。メンバーがそれぞれ知識を吸収するのはもちろん、より良いアーキテクチャを構築する支援が効果的にできたことが心に残っています。

Kaori.G 私はアプリケーションにフォーカスしていますが、Red Hatはインフラストラクチャも含めた各領域を包括的にカバーしています。そのため、各領域のプロフェッショナルが集まって仕事をすることが多いのですが、過去に一度、解決が非常に難しいと感じたプロジェクトがありました。しかし、諦めずに皆でディスカッションを重ね、意見を出し合っていた時に、天から良いアイデアが落ちてきたんです(笑)。そこから課題解決に至ったことが非常に印象に残っています。Red Hatのプロフェッショナルが一つのチームとして動いた時の凄まじいパワーを実感した瞬間でした。諦めることなく、チームで一緒にもう一歩、二歩、三歩と進んだことが印象的でした。

個々の創意工夫を引き出す自由な文化とチームワークが生み出すパワー

──これまでの業務経験を通じて、改めてRed Hatで働く上での魅力や特徴はなんだと感じますか?
Kaori.G これまでの話と重なる部分はありますが、自分のやりたいことがやりたい形でできることが最大の魅力です。また、さまざまなスキルやバックグラウンドを持った最高峰のメンバーが集まっていて、そのメンバーと連携しながら壁を乗り越えていくことはとても楽しく、魅力的だと思います。一人ではできないことでも、チームとしてなら何十倍の力を発揮できます。

Sachiko.K 一言で言うなら、自由なところです。お客様のニーズに応じて必要だと思ったものを自由に作れる環境があります。自主性を重んじるコミュニティ文化が根付いており、「こういったものを作っていいですか?」と聞くと、「なんで聞くの?全然OK」と返されるほど自由です。
もちろん、困った時に相談できる環境も整っていて、スピード感を持って自由に挑戦できるところがRed Hatの魅力ですね。お客様のために最良のものを追求できる点も大きな特徴だと思います。

──どの様なスキルや人物像が求められていますか。
Sachiko.K アーキテクチャを中心に、モダナイゼーション全般に興味がある方にぴったりの環境です。例えば、モダナイゼーションの障壁が予算にある場合、その部分から取り組む意欲がある方や、アーキテクチャの課題がプロセスの問題にある場合でも対応できる方が活躍できる職場です。また、TOGAFのテクノロジーアーキテクチャだけでなく、ビジネスアーキテクチャや情報システムアーキテクチャの支援にも関心がある方に来て欲しいですね。

Kaori.G テクニカルスキルはもちろん重要ですが、それだけではなく、問題分析と解決スキルも必要です。また、お客様の問題をヒアリングし、技術的な解決策に変換する能力も求められます。さらに、お客様との関係を築く能力や最新の技術動向をキャッチアップし、成功体験を積み重ねてレベルアップを目指す姿勢、新しいことにチャレンジする意欲を持つことも重要だと思います。

Sachiko.K 意欲があり挑戦したい方や自分のユースケースを考えたり自学が好きな方、そして自分のお気に入りの「推し」技術を持っている方には最適な環境だと思います。

Kaori.G 少し本筋からは逸れてしまうかもしれませんが、今の世の中は急速にAIが普及しているので、個人的には何かしらAIに興味がある方はRed Hatに来て欲しいと思っています。

──最後に、読者に向けての一言メッセージをお願いします。
Sachiko.K モダナイゼーション全般に興味があればぜひご応募ください!

Kaori.G 何か変えたいと思った時に行動する人は1%と言われています、ぜひ、行動を起こす1人になってください!

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