今回は、弊社で手掛けたイベントの実績紹介をさせていただきます。
よかったらご覧になってください!
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【AAB ACHIEVEMENTS:France:オタフクソース プロモーション@Japan Expo Paris】
2025年7月、ヨーロッパ最大級の日本文化イベント「Japan Expo Paris」の会場にて、お好み焼きの香りが!その香りの発信源は、広島生まれのソースブランド「オタフクソース」のブース。
弊社AABは、このオタフクブースのデザインと施工を担当しました。
日本とは異なる文化、資材調達、光熱費、安全基準、そして現地スタッフのワークスタイル。
フランスというまったく違う環境下で、今年もさまざまなチャレンジがありました。
今回はこのブースのプロモーションについて、ご紹介していきます!
フランス・ヨーロッパの日本好きが集まる
ヨーロッパ最大級の日本イベント ”Japan Expo Paris”
「Japan Expo Paris」は、、2000年にフランスで始まり、漫画・アニメ・ゲームといったポップカルチャーから、日本の伝統文化や食文化、音楽、観光、ハイテクまで、日本の文化を幅広く紹介するヨーロッパ最大級の日本文化の総合博覧会です。毎年7月上旬にパリで開催され、世界中から多くのファンや関係者が集まり、日本の多様な魅力を体験できるヨーロッパ最大規模のイベント。4日間で約20万人が来場します。
オタフクブース出展コンセプトは
「粉モンフードをフックに、
オタフクソースの魅力を知ってもらうこと」
今回のブースで目指したのは、「来場者に一口でも粉モンを食べてもらい、オタフクソースの魅力を知ってもらうこと」。そのため、ブースでは目の前で調理・試食提供を行い、物販にも自然に誘導できるような設計を意識しました。
デザイン面では、和の要素を基調にしつつ、ロゴや粉モンのイラストを目立たせ、会場内でもしっかりと存在感を放てる構成に。来場者の目に留まり、世界観を感じてもらえるブースづくりを目指しました。
ブースの構成は上の図のような内容です。
来場者へのコミュニケーションストーリーとしては、試食→販売という流れでotafukuブースを来場者の方に体験していただきたいというクライアントの要望があったので、
●フードの調理実演とソースの香ばしい香りでアイキャッチと興味喚起を図り、ブースに誘引。。
↓
●ソースのかかった粉モンフードを試食
↓
●商品を並べ、オタフクソースの商品をPR。また、気に入った方にはその場で購入できるよう、物販コーナーを設置。
↓
●ソース・粉モンフードをモチーフにしたフォトスポットで記念撮影✨
という、クライアントの要望を組み込んだ形のブース設計にしました。
このように、私たちが考えるのは、お客さんに見えるデザイン面以外にも、イベントスムーズに進めるための裏導線・控室などについても、検証・想定をして全体のレイアウトを構成しています。
グルメなパリのお客様の実際の反応は…⁉
香ばしいソースの香りがブース周辺に漂い、狙い通り、ブース前には常に試食を待つ待機列ができ、試食を楽しむ来場者の笑顔があふれました。
「美味しそう!食べてみたい!」
「え、無料なの?」「なにこれ?」
「アニメで見たことある!」
「これってベジタリアンでも食べられる?」 ――など様々な声が聞こえました。
中には、「あれ?またこの人来てる!」と、何度も足を運んでくださる方も。(笑)
食の本場・フランスでも、粉モン文化が受け入れられていることを肌で感じました。
「これ、ここで買えるの?」という質問も多く、物販の販売も沢山売れ、来場者にもクライアントにも満足いただく結果になったと思います。
海外施工ならではの困難、
時差の大きい欧州ならではの苦労とは
実施場所が海外のため、ブース資材のほとんどが現地調達。
しかし、日本とフランスでは展示会場の安全基準や使用できる電源規格が異なります。
また、時差が7時間あったり、フランスのワークスタイルは日本とまるで逆で、時間外労働が当たり前ではない文化圏の国です。また、無理してでもお客さんのために合わせよう・間に合わせようという文化はありません。そのため、施工会社さんとの事前のすり合わせの際には、現地の午前中に打ち合わせをしたり、相手からの返信は現地の18:00まで(日本時間深夜1時)来るので、それまではメールをチェック・返信というワークスタイルで調整をしていました。
もちろん、急ぎではない時は、次の日の出社後に返信を返したりもしていましたが、早く返事が欲しい・確認してほしい項目がある場合は、日本時間の深夜1時まで「返事来ないかなー?」と定期的にメールをチェックしていた記憶があります。笑
さすがに深夜の時間に作業自体はしていませんでしたが、定期的にアラームを掛けてメールの受信をチェックしていたので、帰宅後に見ていた映画はあまり集中して見れていなかったです。。笑
イベントの現場はいろんな人の協力で作り上げられる
上の図は、今回のブースをつくるにあたり、協力いただいたチームをまとめたものです。
ブースを作り上げる施工会社さん以外にも、デザイナーやアルバイトイベントスタッフの方、イベントの主催事務局など、色々な人のサポートがあり、イベントというのは成り立っています。
制作している間は、やれることをひたすら進めていますが、組織図を視覚的に見た時に、改めていろいろな方や会社の協力があって私たちの仕事が出来ているという事を実感させられますね。。
今回はこのような体制でイベント制作を行ないましたが、他の案件の場合には、テクニカル関係(照明・音響・映像・その他)の会社さんや、イベント会場の担当者さん、インフルエンサーやゲストなどの出演者との調整なども行います。いろいろな人たちとそれぞれに調整を行ないながら、同時並行で制作を進めていく必要があるため、こういうところが大変でもあるのですが、私はやりがいに感じています。
当然ですが、制作の段階では、複数の会社や団体との調整毎が沢山あるので、確認することが多くあります。AABの存在価値というのは、そういった複数の団体との調整(かつ海外企業も含めて)を、これまでのイベント制作の経験や知識を駆使し、プロモーションのプロフェッショナルとして、「海外での案件も、日本国内で仕事をするのと同じように、スムーズに業務を推進すること」「労働環境や文化の異なる国でも、納期に遅れないようスケジュール管理をすること」そして「クライアント様やお客様に満足いただける、品質の高いものを造り上げること」、そういったところにあると思っています。
欧州のイベント案件を担当して得たこととは
東南アジアと比べ、時差の大きいフランス。
もちろん、現地企業が日本の時間に合わせてくれるわけではありません。
こちらが、どう工夫し、調整していくかが肝になります。
今回の現場では、新しい知識を得たというよりは、「初心」に立ち返る機会が多くありました。
クライアントさんは、AABの持っている何か問題があった時に解決や提案できる経験や知識、プロモーションを実施するノウハウなどに対して、お金を払ってくれているんだと思っています。
そのため、、、
「ある質問をされた場合でも、その質問にただYes/Noと答えるのではなく、色々な可能性を考慮して、返答 または 提案までする」→ 連絡のラリー回数を減らし、何度も確認する手間を省く。
「返信は早く、相手の検討時間を確保する」→なるべく相手に余裕を持たせることで、結果的に全体の進行を円滑にします。
あたりまえだけど大切なこと。
そんな基本を、改めて大事にしようと思えた現場でした。
一緒に挑戦しませんか?
私たちAABは、「商品・サービス・文化の魅力を、世界に届けたい」という企業・団体をサポートする会社です。私たちの仕事は、一見華やかに見えるかもしれませんが、現場は泥臭く、準備作業は意外と地味だったりします。また実務量も多く、体力も気力も使います。でも、文化や言葉の壁を超えてプロジェクトを形にすることに、やりがいを感じられる人には、これ以上ない環境だと思っています。
実は私も、大学まではずっとバスケ一筋で、未経験でAABに飛び込みました。
今では海外現場を任せてもらっています。
「海外で活躍してみたい」「体力には自信がある!」「一度始めたら投げ出さずにやり切る!」
そんな方は、ぜひ一緒に働きましょう。ご応募お待ちしています!
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弊社が手掛けさせていただいたイベントをご紹介させていただきました。
株式会社AABは、様々なジャンルの案件に関わりながらスピード感を持って働ける会社です!
イベント業界やAABのことが少しでも気になった方、ベトナム関連のイベントやイベントの実施運営などのご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!
Trend×Localization
わたしたちは、ASEAN、欧州を中心に広告プロモーション、イベント領域を手掛ける専門会社です。
日系企業、行政機関、各種団体の海外における各種イベント、広告、マーケティングプロモーションを企画から実施運営までトータルにサポートします。
多様に変化する情勢の中で、多様な日本のリソースをローカライズした、リアルな現地プロモーションを実現します。
ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシアおよび欧州・フランスの海外拠点に日本人担当者が駐在し、日本と現地のリレーションできめ細やかなご提案、実施可能な体制を強みとしています。
株式会社AAB
・設立 昭和62年(1987年)5月
・所在地
【大阪】 〒530-0043 大阪市北区天満4-15-18
【東京】 制作部 〒104-0042 東京都中央区入船1-3-9 長崎ビル2F
企画部/一般社団法人ベトナム情報センター 〒104-0042 東京都中央区入船1-6-3 朝日八丁堀1F
【札幌】 〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西16丁目1-323 春野ビル3F
・海外拠点 ベトナム(ハノイ・ホーチミン)、フィリピン、マレーシア、インドネシア、フランス
・関連会社 株式会社AABインク(企画会社)
シャッフル株式会社(照明・コンテンツ制作会社)
株式会社ワーキングボブ(イベント運営会社)
・社員数 25名(日本国内・国内グループ企業含む)/20名(海外拠点、グループ含む)