HATCHをキャリアの通過点と考えた時、HATCHに入ったら、その先にはどんなキャリアがあるのでしょうか?
HATCHには営業、CS、HRなどさまざまな仕事があります。でも最初に入ったポジションがそのまま自分のキャリアのゴールになるとは限りません。
今回お話を聞いたのは、HATCHにウェブフリのCSとしてジョインし、現在は業務推進室でAIチームのリーダーを務める上洲智樹さん。
もともとはWebデザイナー・ディレクターとして働き、フリーランスとして独立した上洲さん。HATCHにジョインした当初は「AIチームのリーダーになる」なんてもちろん想像していませんでした。
なぜCSからAIの仕事へ移ったのか、そして今どんな仕事に挑戦しているのか。
「自分はこんなことができます」と発信することから始まった、上洲さんのキャリアの変化を聞きました。
目次
「人に教える仕事」に興味があって、HATCHへ
HATCHに入る前は、マーケティング会社でWebデザイナー・ディレクターとして約3年間、会社員として働いていた上洲さん。その後、フリーランスとして独立しました。
会社員時代の仕事は楽しかったものの、自分がやりたい仕事だけをできるわけではなく、忙しさもあった。
ちょうど副業も軌道に乗り始めていたことから「自分がやりたいことを優先してみよう」と独立を決めたそうです。そしてそんなタイミングでHATCHを知ります。
もともと人に何かを教えることやコーチングに興味があった上洲さん。前職でもチームのリーダーを経験し、人に教えたりマネジメントしたりすることには面白さを感じていました。
そこで、Webデザインとは少し違う「コーチング」という仕事に挑戦してみようと、HATCHへのジョインを決めます。
「せっかくフリーランスだったし、デザイン関係だけじゃなくて、普段あまり携わらないコーチングみたいなところもやってみたいなと思って。楽しそうだなって」
最初に思い描いていたのは、あくまで「CSとしてコーチングを極めていく」というキャリアでした。
CSとして学んだのは、「人は自分の思い通りには動かない」ということ
HATCH全社会でメンバーと
実際にCSとして受講生と関わり始めると、これまでの経験だけでは通用しない難しさも感じたといいます。
たとえば、自分なりの基準では「これくらい勉強するだろう」と思っていても、相手が同じように行動するとは限りません。
「どうしたら相手が動いてくれるのか」
「どうしたらやる気になってもらえるのか」
一人ひとりと向き合いながら、コミュニケーションについて考える日々。
もちろん難しさもありましたが、自分の言葉によって受講生さんの行動が変わったときには、大きな達成感があったそうです。
そしてこのCSとしての経験は、後に業務推進室でさまざまな事業を支援するようになった上洲さんにとって生きていくことになります。
「こんなことができます」と発信したら、AIの仕事が始まった
上洲さんのキャリアが大きく動き始めたきっかけが、AIでした。もともとAIに関心が強く、早い段階から使っていた上洲さん。CSとして働きながら、AIを使って業務を効率化するツールを自分で作り、社内に共有するようになりました。
そしてそれをきっかけに、
「AIが使える人なんだ」
「こういうことができるんだ」
と周囲から認識されるように。
以後、AIに関する仕事について声をかけられるようになりました。
「自分から『こういうことができます』と見せていったことが、次の仕事につながっていったんです」
HATCHに入った時点では、AIを仕事にする未来が決まっていたわけではありません。自分が興味を持っていたこと、できることを発信した。その発信が、次の仕事を生み出していきました。
ジョインから数か月。CSから「業務推進室」へ
パパでもある上洲さん。入学式にて
こうしてAI関連の仕事が少しずつ増え、上洲さんはジョインしてから数か月後、業務推進室へ。現在は、その中にあるAIチームのリーダーを務めています。
業務推進室という名前だけでは具体的にどんな仕事をしているのかイメージしづらいかもしれませんね。一言でいうなら、社内のさまざまな事業や部署に対して「ここをもっと良くしたい」という課題を解決していくチーム。
AIに限らず、新規事業の支援、WebサイトやLPにロゴ作成、バックオフィスの業務効率化など、必要とされる仕事は多岐にわたります。
上洲さんの場合は、その中でもAIを活用した業務改善やツール開発が中心です。
個人やチーム単位の業務を効率化するツールを作っていたところから、業務推進室に入ってからは、扱うプロジェクトの規模も大きくなりました。現在はバックオフィスの経理業務の自動化や、Meta広告の自動化ツールなど、より大きなプロジェクトにも携わっています。
「ツールを作る」だけではありません。
どういう仕組みなら事業として成立するのか。どう設計すれば、社内だけでなく外部にも提供できるのか。そこまで考えながら仕事をするようになったといいます。
AIを「作る」だけじゃない。経営や商談、社外での仕事まで
さらに最近では、仕事の幅がAI開発だけにとどまらなくなってきました。
経営層との打ち合わせに参加したり、商談に同席したり、社外でAI研修を行ったり。グループ内の業務を支援するだけではなく、社外に出ていって仕事をつくるところまで少しずつ広がっています。
業務推進室では、経営者や事業責任者と直接話す機会もあります。
経営者が何を考えて事業を動かしているのか。
どんな課題を抱えているのか。
そうした話を直接聞きながら仕事をすることで、AIの知識だけではなく、ビジネスそのものへの理解も深まっていきます。
「大変ではありますけど、やりがいはめっちゃありますね」
と話す上洲さん。
特に面白いと感じるのは、自分が作ったものによって誰かの仕事が変わること。そしてAIという自分の強みを使って、これまで経験したことのない仕事に挑戦できることだそうです。
「レベルの高い環境にいきなり放り込まれる」からこそ得られるもの
経営層との仕事や商談への参加は、もちろん簡単なことではありません。上洲さん自身も、「いきなり放り込まれる」ような感覚があると話します。
でもその環境に身を置くことで少しずつ視野が変わってきて、AIという専門性だけではなく、ビジネスそのものを考える機会が増えました。
「自分の市場価値が上がっている感じがして、それが楽しい」
そう感じられるようになったのも、業務推進室に入ってからの変化の一つです。
大きなきっかけになったのは、「秒で行きます」と答えた一つの誘い
そんな上洲さんのキャリアを象徴する出来事が。
あるとき、AIに関する交流会への誘いがありました。会場は大阪、上洲さんは沖縄在住です。
それでも返事は
「秒で行きます」。
そのためだけに沖縄から大阪へ飛ぶと、ただの食事会だと思っていたところ、代表など経営陣と直接話す機会を得ました。
そこで自分が考えていることや、AIを使って「ここまでできます」ということを伝えたところ
「それだったら一緒にやろうよ」
と声をかけられたそうです。
その後AIの仕事に深く関わる機会が増え、今に至ります。
もちろんすべての人が同じような機会を得られるわけではないかもしれません。
ただ、上洲さん自身が「面白そう」と思った機会にすぐ飛び込み、自分のできることを伝えた。その行動が新しいポジションへ上洲さんを導きました。
HATCHには、こうした偶然の出会いや、「やってみたい」を仕事につなげられる機会が思っている以上に転がっています。
「自分はこれができます」を、もっと発信してほしい
業務推進室メンバーとの飲み会。沖縄在住ながら、フットワークは軽い上洲さん
HATCHで働くことで、どんなキャリアの可能性があるのか。
上洲さんが感じているのは「最初に入ったポジション以外にも、自分が活躍できる場所がある」ということ。
HATCHにはさまざまな事業や仕事があります。
だからこそ、ただ与えられた仕事をするだけではなく
「自分はこんなことができます」
「こんなことをやってみたいです」
と自分から発信することが大切だといいます。
新規事業がどんどん立ち上がっている今だからこそ、自分が座りたい椅子を自ら作れるチャンスがあるのです。
実際に上洲さん自身も、CSとして働きながらAIについて発信したことで今の仕事につながりました。
もしあのとき、自分の中だけでAIへの興味を持っていたら。
「CSだからCSだけをやろう」と考えていたら。
今のキャリアには、つながっていなかったかもしれません。
だからこそ、これからHATCHに入る人にも伝えたいことがあります。
「もっとオラオラと、自分を出していってほしい」
自分の得意なことや、やりたいことを伝えていく。
そうすれば、周りが「じゃあこんな仕事をやってみない?」と新しい可能性につないでくれることがある。上洲さん自身がその一人でした。
「HATCHで働くと、その先どうなる?」の答えは、自分でつくっていく
家族で「うんこミュージアム」!
Webデザイナー・ディレクターからフリーランスへ。そしてHATCHではCSとしてスタート。かねてから得意分野だったAIで自分でツールを作り、発信した。その結果、業務推進室へ。
今ではAIチームのリーダーとして、ツール開発だけではなく経営層との仕事や商談、社外研修などにも挑戦しています。
最初からこのキャリアが用意されていたわけではありません。「AIをやるためにHATCHに入った」わけでもありません。
その時々で自分が興味を持ったこと、できることを発信し、目の前の機会に飛び込んできた。その積み重ねが今の仕事につながっています。
そして今、上洲さんがやっているのはまさに「やりたかったこと」。
「ここで結構、やりたかったことができている」そう話してくれました。
HATCHで働くその先に、決められた一つのキャリアがあるわけではありません。
CSからマネージャーへ。
あるいは、そこから新しい事業へ。
自分の強みを見つけて、発信して、挑戦してみる。その先に、自分でもまだ想像していなかった仕事が待っているかもしれません。
「自分には、こんなことができます」
そう思うものがあるならぜひ一度、声に出してみてください。あなたの「やってみたい」が、次のキャリアをつくるきっかけになるかもしれません。