「セールスとして入ったら、その先もずっとセールス?」
そんなふうにジョイン後のキャリアを考える人もいるかもしれません。
今回お話を伺ったのは昨年秋にHATCHへセールスとしてジョインし、今年6月からマネージャーを務める倉橋牧己さん。
ジョインからわずか8か月でマネージャーへ。
しかも本人が最初からそれを目指していたわけではなく、当初は「マネージャーにはなりたくない」と思っていたそう。
そんな倉橋さんがなぜマネージャーという新しいキャリアに挑戦することになったのでしょうか?そして現在、その先にどんな未来を思い描いているのでしょうか。
目次
「こんなに頑張っても、キャリアにつながらない」ブライダル業界で感じていた違和感
HATCHに入る前の倉橋さんがいたのは、ブライダル業界。約5年間ドレスコーディネーターとして働いていました。
華やかな世界に見える一方で、仕事の実態はかなり営業色が強かったといいます。
「今日お客さんに30万円以上のドレスを売らなきゃ、あの子に負ける、みたいな。結構バチバチとやってました」
4年目には売上トップ3に入るほどの成果も出した倉橋さん。
ところが頑張ったからといってインセンティブがあるわけでも、収入や役職が上がるわけでもありません。朝9時に出勤して帰宅は夜10時。家に帰ったらそのまま寝るーーそんな生活を続けていました。
「こんなに汗水流して働いていてプライベートの充実もなく、ただ仕事のために生きているみたい」
そんな感覚があり、次第に「何のためにこんなに頑張っているんだろう」と思うようになったそうです。「ブライダルの仕事そのものは好き。でも、このままでいいのだろうか」という思いが募りました。
「退職を決意したものの、とくにやりたいことはなかったんです。そんなときにHATCHの存在を知りました。営業の仕事をチームで頑張れるのもいいなと思ったし、スキルを積めて稼げて、自分の生活やプライベートまで潤ったらすごくいいなって」
こうして倉橋さんはHATCHにジョインしました。
8か月でマネージャーに。きっかけは「新人教育をやりたい」
HATCHにセールスとしてジョインし、3ヶ月目には1,000万円の売上を達成。しかしその後に大きくつまずき、「あれはまぐれだったんだ」という落ち込みも経験しました。
そこから周囲に支えてもらいふたたび浮上していくなかで少しずつ芽生えてきたのが、「新人教育に関わりたい」という思いでした。
きっかけは倉橋さん自身が受けた新人教育。1ヶ月間徹底的に鍛えられた経験が大きな財産になっていたようです。
「この2、3ヶ月でこんな自分でも結果出せた経験は、これからの新人さんにも話せること多いんじゃないかなって」
自分から新人チームのLINEに入れてもらったりロープレを担当したり、少しずつ教育に関わる機会を増やしていきました。
そして倉橋さんが「新人教育をやりたい」と伝えたときに返ってきたのは、「新人教育をやりたいのであれば、まずはチームマネージャーを経験してみなよ」という言葉。
しかしマネージャーは数字を見なければならないし、メンバーとも向き合わなければなりません。
「私がやりたいのはあくまで新人教育。責任も大きいし苦手な数字も見るし、チームマネージャーなんて難しそうで自分になんかできない」というのが話を聞くまでの本音でした。
それでも「新人教育をやりたいのであれば、まずマネージャーとしてチームを見る経験をしたほうがいい」という言葉に考えが変わり、5月にマネージャーへの挑戦を決意。トレーニングを経て、6月からマネージャーとしてのキャリアが始まりました。
マネージャーになってレイヤーが上がった
マネージャー合宿にて
マネージャーになった当初はまるで自信がなかったという倉橋さん。これまでの人生でも、こんなに早いタイミングでキャリアアップや抜擢を経験したことがなかったからです。
「自分が人の前に立てるのかどうか。自分、できるんか?みたいな。半信半疑でした」「1,2ヶ月で『やっぱり(マネージャー抜擢は)なしで』って言われたらどうしよう」
そんな気持ちもあったそうです。
ところが実際にマネージャーになってみると、見える景色がガラリと変化。
「プレイヤーだった自分にマネージャーさんがいっぱい言ってきてくれたことが、『こういうことなんだな』って。伏線回収しまくりみたいな感じでしたね」
マネージャーになると、自分の営業を続けながらメンバーの営業も見ることになります。見る視点も、入ってくる情報量も増える。それによって自身のキャパシティも広がり、考えが180度変わりました。
「あの時はマネージャーやりたくない、数字追って責任を負ってばっかりのマネージャーなんてできないし、って思っていたんですが、今はもう、みんなマネージャー絶対一回通ったほうがいいっていうくらい意識が変わりました」
マネージャーになることで、これまで自分が受けてきたサポートの意味も見えるようになった。倉橋さんにとってマネージャーへの挑戦は単なる役職の変化ではなく、自分自身の視野を広げる経験になりました。
「やりたい」と伝えることが、次の挑戦に
倉橋さんのキャリアを動かすきっかけになったのは、「やってみたい」と思ったことを、自分から周囲に伝えたこと。
新人メンバーのロープレに携わったことを機にもっと関わりたいと思い、「もっと新人さんに関わりたい」と当時のマネージャーや、新人教育されていたマネージャーにも伝えました。
そしてその意思を周囲が受け取り、次の挑戦としてマネージャーという選択肢を提示されたのです。
自分がHATCHで新しい仕事や役割を任された理由をなぜかと思うか聞いてみると、倉橋さんはこう答えてくれました。
「上手くいかない時期があっても粘り強く継続できたからかなって。あとは自分で言うのもなんですが、愛嬌も大事かもしれません」
うまくいかない時期にフィードバックを受け、それを愚直に実行することを繰り返した経験が、今のマネージャーとしての自分につながっています。
また倉橋さんが考える「愛嬌」とは、単に明るく振る舞うことではありません。
「この人のためだったら頑張ろうかな」と周囲に思ってもらうために、まずは「ありがとう」をすぐに伝えるなど、当たり前のことを大切にすること。
「ジョインして数ヶ月のころに幹部陣から、『愛嬌ある人と言ったら彼女だよね』と名前があがったことが嬉しく、今でも覚えています。まず名前が挙がるために、『キレイにかっこよく上手くいこう』と思わないことも大事だと思うんです」
マネージャーのその先へ。今は「採用・HR」にも興味がある
HATCHジョイン後初めての誕生日
マネージャーになった今、倉橋さんはどんなキャリアを思い描いているのでしょうか。
「いまはまずマネージャーとして見られる範囲を広げ、8人、9人、10人……と、より多くのメンバーをマネジメントできるようになりたいと考えています。」
そしてその先に見えてきたのが「採用」や「HR」という新しい可能性です。
HATCHにジョインして人生が大きく変わったという倉橋さん。だからこそ、「一緒にこの思いで働きたいっていう人を自分が発掘したり、自分きっかけで誰かの人生をもっと変えられたら嬉しいなって」
セールスとしてジョインしたときにはまだ見えていなかったキャリア。
新人教育に興味を持ちマネージャーを経験したことで、今度は採用やHRという新しい選択肢が見えてきました。
HATCHで変わったのはキャリアだけじゃない
HATCHやグループ会社のメンバーと
倉橋さんが「HATCHに入って180度変わった」と話すのは、キャリアだけではありません。
前職では「自分のためじゃなく会社のためにやらされている感」があったけれど、いまは「自分がやりたいからやる」という感覚で仕事をしているそう。それがキャリアや収入に確実に結びついている実感もあるといいます。
またキャリアだけでなくプライベートにも変化が。友人や家族との時間、趣味の時間を十分に取ることができなかった前職の頃と違い、今では推し活や家族との時間もしっかり取れるようになったようです。
「山梨のヴィラに行って仕事しながら遊んだり、メンバーと淡路島にワーケーションに行ったり、前職では考えられなかった働き方ができているんです。娯楽の時間をちゃんと取るからこそ、いまはちゃんと仕事しようというメリハリがつけられます」
「仕事のために生きる」から、「自分の生活をより良くするために仕事をする」へ。
仕事量そのものが大きく変わったわけではありません。それでも仕事との向き合い方が変わったことで、心の余裕が大きく変わったそうです。
「一年前の自分に今の自分を見せたら驚愕するはず」
前職でMVPを取った際の1枚
HATCHでキャリアをつくる面白さについて、倉橋さんが挙げるのは「スピード感」です。
「ジョインした時に、まさか数か月後にマネージャーをやってる未来は見えてなかったです」
まだHATCHに来て1年ですが、日々の仕事の中で学ぶことや、マネージャー・幹部からもらうフィードバックの量は、これまでとは比べものにならないほど多い。そうやって毎日新しい視点を得ているうちに、自分でも驚くほど見える世界が変わっていったそう。
「一年前の自分に今の自分のことを話したら、驚愕するはず」
そう話すほど、倉橋さん自身も現在の自分を予想していませんでした。そしてそれこそがHATCHでキャリアをつくる面白さかもしれません。
最初から「この仕事をして、その次はこの役職」と決められた道を進むのではなく、目の前の挑戦を一つずつ重ねる。その先で、自分でも知らなかった可能性が見えてくるからです。
まず動いてみる。その先でわかることがある
最後に、これからHATCHで新しいことに挑戦したい人へメッセージをもらいました。
HATCHにくる前には、今の自分がこんなキャリアを歩んでいるとは想像していなかった倉橋さん。だからこそ伝えたいのは、「まず行動してみること」。
「やりたいことはあるけど、できない。こうなりたいけど、今の環境的にこれができない……。そうやってもがく人生が何年もあるくらいだったら、ちょっと茨の道かもしれないですけど、まず行動してみる。その先でわかることも絶対あると思うんです」
まず行動してみる。するとその先には、一緒に頑張れる仲間や、ついてきてくれる仲間もいる。
セールスとしてジョインした倉橋さんは、今マネージャーとしてチームを率い、その先には採用やHRという新しい可能性まで描いています。
キャリアの答えは、最初から決めなくてもいい。まず一歩動いてみたその先で、自分でも知らなかった「次のキャリア」が見えてくるかもしれません。