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【Buzz日記Vol.16】「CRCが患者さんと向き合える環境を」治験現場の経験を企業で活かす│新入社員インタビュー

Buzzreachの日々を、できる限りオープンに書き綴る「Buzz日記」。

等身大の私たちを様々なテーマで発信することで、共感する方や一緒に働く仲間と出会えたら嬉しいです。

Vol.16

こんにちは!広報の石塚です。

今回は1月にジョインしたメンバーのインタビューをお届けします!

本日は治験事業部の先輩社員、甲斐さんも参加してくださいました。


久保 真智子(くぼ まちこ)さんプロフィール

大学卒業後、看護師・保健師として精神科病棟での看護業務を経験。その後前職の株式会社EP総合にて治験コーディネーター(以下CRC)としてGCP(医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令)に則って様々な施設で臨床試験に携わり、要件調査から被験者対応まで幅広い業務経験を積む。予防から治療まで幅広く医療知識、臨床試験に関する知識を身につける。これまでの経験を活かして、今後はよりスムーズな新薬開発に貢献するため、2023年1月、株式会社Buzzreach 治験事業部へジョイン。


石塚:本日はよろしくお願いします。前職はCRCとのことですが、転職のきっかけや入社の経緯はどのようなものだったのでしょうか?

久保さん(以下久保)「CRCの業務負担を減らすことができたらいいな」と思ったことが転職のきっかけでした。

CRCのときはいろいろな病院を担当していたのですが、業務でのルールや各病院の決められたルールなど、制約がある中でしか動くことができませんでした。そして、SMO(治験施設支援機関:CRC派遣等の治験を実施する医療機関への各種支援を行う)のCRCという立場もあり、意見や提案がしにくいというのがありました。

仕事の中では「こうしたら効率よくできるのにな」と思うことは多々あったのですが、このままの環境だとCRCの負担が増すばかりで何も変わらない、思いを形にできない。そう思っていたときに、製薬業界専門のエージェントを通してBuzzreachを知りました。

石塚:エージェントを通して様々な企業を見られたと思いますが、スタートアップに不安はありませんでしたか?

久保:正直少しありました。会社の知名度とか、安定性とか...。

石塚:実際入社してみていかがですか?

久保:入社前はスタートアップの人はガツガツしている人が多いというイメージでした。ですが実際にいざ自分がスタートアップに入社してみると、皆さん穏やかで、在宅勤務の日も出勤の日もコミュニケーション面で困ることはないです!

石塚:確かに、久保さんが所属する治験事業部は人数が多いですが、情報共有が日々綿密に行われている印象がありチームワークの良さが感じられます。

甲斐:元CRCとして課題を解決したいという気持ちを持ってきてもらってとても嬉しいです。入社後実際に配属されたのは被験者募集を進めていく治験事業部ですが、入社前に被験者募集について聞いたり知ったりしていましたか?

久保:入社前は知らなかったです。私がCRCをやっていたときは患者さん(被験者)を集めることに苦戦する試験を持つことが多くて、近隣クリニックに患者さんを紹介していただけないかレターを出すこともしていました。あとは、自分でカルテを見て「この患者さんは試験に組み入れられるのではないか」と思ったら先生に相談して、先生から患者さんへ治験の説明をお願いして、ということもしていました。それでもなかなか患者さんが集まらなくて困っていましたね。

甲斐:被験者が集まらなくて困っている試験が多いという状況はありますよね。私は被験者募集を依頼される側(PRO)にしかいたことがなかったので、今久保さんがお話してくれたように、CRCさんたちのそういう地道な努力で一例が上がっているという現場のことが知れてよかったです。


石塚:CRCさんの業務は本当に多岐に渡るのですね。続いて、Buzzreachでこんなことをしていきたい!など目標はありますか?

久保:そうですね。今までCRCとして実際に治験の現場でやってきたので、現場目線での発信をしていきたいです。「こうしたら現場の人たちはもっと楽になる」という自分が経験してきたCRCの意見や考えというのを出していけたらなと思っています。

あとはやはり、最初にお話した「CRCの業務負担を減らしたい」というのに繋がるのですが、CRCは一人一人の患者さんとゆっくり向き合いたいという気持ちの人が多いんです。でも忙しくてそれができていないというもどかしさがあって。なので、CRCが患者さんと向き合える環境を作ってあげられるように、現場・業界の負担を軽くしたいです。

甲斐:部署にとっても現場経験者がいることは本当にありがたいです。


石塚:現場の視点を持つ存在は貴重ですよね。では最後に将来的にこんな会社にしたい、こんな会社になっていたらいいなというイメージはありますか?

久保:これからまた人が増えて会社がどんどん大きくなっていくと思うのですが、願いとしては、何でも言いやすい今の雰囲気のままでいてほしいです。話し合いが積極的に行われていて、これはBuzzreachの良さの一つだと思うので、そこは変わらない会社であってほしいです。

石塚:大企業になるほど上層部の方に会う機会があまりなかったり、仕事が縦割りになって部署を越えた話し合いが少なくなったりしますよね。みんなが同じフロアにいて、共通の目標に向かって会社をよくしていこうという雰囲気が私も大好きです!


ー今回お話を伺って、現場で感じていた課題を解決して現場に還元したいという思いを強く感じました。本日はありがとうございました!

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