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公民学連携でコロナ後遺症で悩む方々の支援事業を当社ePROアプリを活用して開始します

Buzzreachでは2022年3月30日に豊中市と大阪大学と協働事業に関する覚書締を結式し、「コロナ陽性者の後遺症調査及びフォローアップ支援事業」を開始します。

プレスリリースはこちら https://www.buzzreach.co.jp/news/579

そもそもePROとは?

被験者や患者から直接得られた健康状態のあらゆる側面に関する評価結果の収集手法で、その評価結果に医師や他のものによる解釈が追加されないデータのことを『患者報告アウトカム(PRO:Patient Reported Outcome)』と呼びます。このようなデータ収集を電子的(Electronic)に収集することをePROと呼びます。                                           ※ePROは、electronic Patient Reported Outcome(電子的な患者報告アウトカム)の略語で、PROを取得するためのシステムあるいは、単にPRO(患者が直接報告するアウトカム)を指すことがあります。

ePROの現状

医療者と患者の新たなコミュニケーションツールとして注目をされてきているePROですが、主に以下の3点が期待されています。

※第13回CSP-HOR年会 国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院『ePROへの期待』資料より参照 

PROの収集方法として、従来は紙媒体によるもの(pPRO:paper PRO)を利用していましたが、近年では電子的に収集する臨床研究が急増しています。電子的に収集したデータ=PROのことを「ePRO」と呼びます。 pPROに比較してePROは、被験者や患者の入力やデータの管理が容易であり、データの品質やトレーサビリティの観点から海外の規制当局であるFDAやEMAがePROを推奨をするといった背景もあって、今後は日本でもePROを用いる臨床研究や治験が増加することが予測されています。

臨床研究や治験では、被験者の主観的なデータを収集することがますます重要になってきており、海外の規制当局であるFDAやEMAもePROによるデータ収集を推奨するといった背景があります。

このように、ePROは臨床研究や治験では導入が進んできていますが、まだまだ実臨床下では導入が進んでいません。

医療者と患者の新たなコミュニケーションツールとして期待されているePROをもっと実臨床渦中で導入し、患者さんからのデータを収集させていただき専門家、専門医、製薬企業と共に未来の医療に繋げていくのが『VOICE』のミッションになります。

さらに、今回のような自治体との連携もミックスして産学官(公民学)連携をしていくことで地域のアカデミアと連携し地域住民単位でも収集したデータのフィードバックが可能になります。

まずは、今回のコロナ後遺症から豊中市さん、大阪大学さんとスタートしますが、このような産学官連携は他エリア、他大学、他疾患でもどんどんと連携していく予定です。

既にコロナ関連以外の疾患でもプロジェクトの準備が進んでいますので、ePRO推奨環境がどんどんと広がっていけば嬉しいですね。

最後に、仲間を募集しております!

当社では、患者さんと製薬企業・アカデミアを繋ぐ架け橋となれるプラットフォーマーを目指しており、臨床開発(治験)の課題を解決する臨床開発分野。そしてVOICEのような患者さんの声を未来の医療に繋げる実臨床分野。両面で多くの分野のメンバーを募集しています!

いづれの分野もまだまだ、テクノロジーの介入がすさまじく遅く、我々はこの二つの分野でテクノロジードリブンなリーディングカンパニーを目指し日々邁進しております! 業界経験者はもちろん、他分野からでも情熱を持って一緒に新しいものを創っていっていただける方はwelcomeです!

最近ではCRCやCRA、看護師などの現職からのjobチェンジの方も多く、経験を基盤に新たなチャレンジをしているメンバーも増えてきています。

SaaS業界経験者やゲーム開発、SNS市場など他分野の方もお待ちしております。

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