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患者の声を、今そして未来の医療に届けるチャレンジ。

”ファーマコビジランス”という言葉をご存知でしょうか。
製薬業界内ではPharmacovigilance=PVなどと言われています。
何を担うかというと、「pharmaco(薬の)+vigilance(監視)」という意味の造語でして、
日本では「医薬品安全性監視」などと訳されます。

薬を使った患者さんのからだに生じた、薬の影響と考えられる好ましくない出来事のすべてを、MR(製薬企業の営業担当者)や開発の担当者と連携して情報を収集し、記録、評価するのが主な仕事です。
得られた情報をもとに、どうしたら正しくより安全に薬を使用していただけるかを考え、病院や診療所の医師や薬剤師に適切に伝えます。厚生労働省などへの報告も、ファーマコビジランスの重要な役割です。

このコロナ禍でワクチンの治験や開発動向など日々、ニュースで耳にするようになりましたが
特に今回の新型コロナワクチンについては、異例の早期承認枠ということもあり、このファーマコビジランスが重要になってくる、必要不可欠になると複数の専門家が見解を発信しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c46750da3b072f8ed333bd904bebd92e07030586
医学部名誉教授 岡田正彦氏の記事より


以前より、副作用報告遅延などで多くの製薬企業が当局から指摘や改善命令受けている現状があり、エンドユーザー(接種者や患者)から医療機関、製薬企業、当局までスムーズに安全性情報があがる環境は常に課題としてありました。
これらの報告業務を行う中枢である医師(医療機関)自体も通常診療で多忙な中、安全性・副作用情報をリアルタイムにレポートできない、そしてこのコロナ禍で情報を収集する業務を担うことがある製薬企業のMRも医療機関への訪問に制限がかかり、思うように情報収集ができないなどの課題もあります。

我々はこのような背景もあり『患者さんを中心』とした医療のあり方を実現することをミッションとしてスタートアップとして、今回のコロナをきっかけに患者さん、摂取者からの声を製薬企業に届け、より良い治療環境、治療方法をエンドユーザーへ返していくため、お薬やワクチンを利用するエンドユーザーの声を収集するプラットフォームの開発に着手しました。

エンドユーザーからの積極的な情報収集はこれまでに無い取り組みですが、欧米や欧州ではこのようなサービスはベンチャーを中心に既に始まっています。
製薬企業もこれまでの医療機関=医師へのプッシュ戦略からエンドユーザーへのプル戦略にシフトチェンジしていく傾向が出てきています。

規制やプロモーションコード、これまでの風土を変えるなどなど多くの壁はありますが
変えることができれば患者中心医療への大きな貢献になると信じています。

この新たな取り組みに、一緒に取り組んでくれる仲間を募集していますので是非興味がある方は気軽に問い合わせください。

エンジニア(iOS/Android)
https://www.wantedly.com/projects/476741
エンジニア(バックエンド)
https://www.wantedly.com/projects/473100
製薬企業出身の方
https://www.wantedly.com/projects/363764

ワクチン摂取者追跡・安全性情報収集アプリ:プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000036622.html

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