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『日本でいちばん、職人を愛するメディア』を目指しています。

ニッポン手仕事図鑑とは?

ニッポン手仕事図鑑は、日本の手仕事を伝える「職人」にフォーカスした動画メディアです。職人の想いや技術をどれだけ本気で伝えられるかにこだわって、1本1本丁寧に制作しており、これまで8年間で90本以上の動画を公開してきました。

ずっと続くメディアであるために守り抜いてきたポリシー。

日々新しいメディアが誕生していますが、すぐに消えてしまうメディアも少なくありません。ニッポン手仕事図鑑は永く続くメディアであることが必須です。そのために守り抜いてきたのは、職人と対等なパートナーであり続けることです。そのためには、職人をお客様にしてはいけないと思っています。だから、動画制作において職人さんからは一切費用を頂戴していません。

また、動画内や公開サイトに広告を入れることもしていません。ひとたび、職人をお客様にしたり、広告主というお客様のために動画をつくるようになったら、きっと一瞬で廃れてしまうでしょう。大変ありがたいことに広告出稿のオファーも沢山いただくのですが、利益があがるのは一時、その後消え去るなら、職人を愛するメディアにはなれません。

ニッポン手仕事図鑑のプロジェクト始動から8年、最初の3年はたとえ収益がなくてもプロジェクトが止まらないように戦略を立ててスタートしました。簡単ではないけれど、愚直に積み上げてきた結果、職人を愛し、職人から愛されるメディアに育ってきたのだと自負しています。

だから、これからもプロジェクトの細部に至るまで、メンバー全員が共通認識にしている行動指針は「日本でいちばん、職人を愛するメディア」です。と言い切れるか?なのです。

「動画」メディアである理由。

ニッポン手仕事図鑑の動画は、複数のビデオグラファ―が作っており、基本的には全ての構成から撮影・編集まで細かい指示をすることなく委ねています。ただ、1つだけリクエストしていることがあります。それは必ず職人のインタビューを入れる事。読み物としてテキスト編集するよりも職人の姿や言葉をよりそのまま伝えたいという想いからです。だから、直接の声を届ける「動画」メディアなのです。

子どものためのニッポン手仕事図鑑。

100年先の子どもたちにも、個性豊かな日本の街や文化を残したい。

日本は地形も複雑でさまざま文化が入り混じっています。少し場所を変えると食べ物も言葉(方言)も、そしてものづくりも全く違う文化が育って来た土壌があります。しかし、それらの個性が徐々になくなっていっているという現状があります。

この個性豊かな日本を100年先の子どもたちに残したい、未来の子どもたちにも「日本が好きだ」と思ってほしい。ニッポン手仕事図鑑の原点は、そんな個性豊かな日本各地の魅力的な文化を後世にも残したいという編集長大牧の想いでした。

そこで、多種多様で個性ある日本の文化を残すために「手仕事」とそれを残してきた「職人」の姿を伝える事からニッポン手仕事図鑑は出発しました。

そして、2017年それまでの動画を再編集する形で「子どものためのニッポン手仕事図鑑」を刊行。子どもの将来なりたい職業のひとつとしてスポーツ選手やYouTuberと同じ目線で○○職人という選択肢を提示していきたいという想いから子ども向けの書籍出版を実現させました。

これまで多くの親子に愛されて、2023年2月には4回目の重版が決定、今年の夏には2冊目を出版します。

工芸品を美術館に並べてはいけない理由。

ニッポン手仕事図鑑のチャレンジ。

単純に伝統工芸品を「残す」だけだったら、インテリアとして「飾る」か、美術館や博物館に「保管」すれば残すことはできます。しかし、手仕事を残していくには、工芸品は飾られるものではなくて、「使われて」本来の目的を果たして壊れていくのが理想です。工芸品も日常生活の中で消費される「産業」として残して生きていなければ、本当の意味で手仕事を残していくことはできません。

後継者インターンシップ

産業として続いていくためには「後継者問題を解決する」ことが不可欠です。現在、ニッポン手仕事図鑑では産地に年間100人の後継者を誕生させることを目標に「後継者インターンシップ」に注力しています。

あまり知られていませんが、手工業を教える学校はニッポン手仕事図鑑で把握しているだけで全国に140校以上存在し、職人になりたい若者が沢山います。しかし、彼らは「求人がない」と嘆いています。一方、産地に行くと職人は「後継者がいない」と嘆いています。一番の問題は、両者が接点を持つ機会やお互いの存在を知る情報が不足していることです。そこで両者を繋ぐ役割をニッポン手仕事図鑑が担うプロジェクトとして「後継者インターンシップ」を開始しました。

2021年から開始したこのプロジェクトは、自治体のサポートやクラウドファンディングを募る形で予算を確保しながら実施。実際に後継者採用&移住が成功し実績を増やし続けています。現在、この活動に最も注力しています。

ニッポン手仕事図鑑の3つの事業

動画メディアを出発点に、書籍出版、後継者と若者を繋ぐ「後継者インターンシップ」など日本の手仕事を残していくための事業を1つ1つ形にしてきました。現在主に3つの領域で事業を展開しています。

1.つなぐ(後継者インターンシップ/商品開発/情報発信」

2.つたえる(映像制作/冊子制作・写真撮影)」

3.つくる/育てる(商品開発/メディア・コンテンツ制作/講座・イベント)」

https://nippon-teshigoto.jp/capability


ニッポン手仕事図鑑はこれからも

「職人を愛するメディア」を目指す、

「伝統工芸の後継者問題に真剣な会社」です。

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