What we do
社会の中で、自分らしく、思うままに生きるためには、学校で学べる知識だけでは足りず、様々な能力や資質が必要だ……そんな強烈な実感を、私たちは抱いているはずです。
あるいはインターネット環境が発達し、いくらでも情報を取り、考え方を学び、成長していける世の中になりました。しかし、好奇心や学ぶ意欲がなければ、これを活かすことができません。
大人になっても学び続ける私たちに必要なのは、間違いなく、興味を持つ力。
アクティブラーニング(能動的学び)、非認知能力など、テストの点では計れない能力の重要性がクローズアップされる世の中になりましたが、ではそれらをいったいどこで・どうやって身につければいいのでしょうか。
この答を私たちは持っています。
子どもを、しっかり一人の人間として尊重すること。自己決定できる自由を用意して見守ることが大切であること。夢中になる力があれば飛躍的に成長していけること。
こうした考え方が、私たちの世の中で誰もが知る常識の一つになり、子どもたちが自分からおもしろそうなものを見つけ、驚くようなスピードで世界を広げ、いつしか自分らしく社会へ羽ばたいていく……そんな姿をたくさん見られる未来を目指しています。
Why we do
「大人も子どももみんな一人の人間として平等である。」
asobi基地の最大のミッションは、大人も子どももみんな一人の人間として平等である、と胸を張って言える社会をつくることです。
私たち一般社団法人asobi基地ユニバーシティは、主に小学校高学年〜中学生の子どもたちに向けて、教育プログラムを提供しています。
10代前半の思春期真っ只中の子どもたちは、心身ともに急激に大人に近づきつつありながら、まだまだしっかりできないことも多いためか、半人前と見られがちです。
けれども、この世代の子どもたちに必要なのは、未熟だからとあれこれ口出しすることではなく、しっかり一人の人間として尊重し、自己決定できる自由を用意して、見守ることです。
■誰もが自分らしい成長環境を選べる社会に!
しっかり一人の人間として尊重し、自己決定できる自由を用意して見守る……これは実は、子どもの人権の問題だけではなく、子どもの成長の観点からもとても大切です。
なぜなら、人が最高効率で学び、吸収するのは、夢中になっているときだからです。
「やらなければいけないこと」「親(あるいは環境)に半ば強制されていること」これらに夢中になるのは、本当に難しいものです。
しかし、自分で興味をもって、自分で選んだことであれば、人は夢中になり、驚くようなスピードで伸びていきます。
「やってみたい」「気になる」から出発して没頭することを、当たり前の自分の武器にする――。
自由と自己決定というと、“ゆとり” あるいは “放任” と見られることもありますが、実は正反対。子どもが、人が、最速で学び、成長していくために、なくてはならないから、とても大切なのです。
東京23区の中には、3割から4割が私立中学へ進学する区もあります。クラスの大半の子が私立中学受験をするという話も聞きます。
明確な目的があって受験をする家庭はもちろん良いのですが、他に選択肢がなくて受験を選んでいる家庭も少なくないはずです。
一般社団法人asobi基地ユニバーシティは、10代前半の子どもたちの成長環境に、新しい常識を持ち込みます。そして、誰もが自分にあったスタイルを選べる社会を目指します。
■「こうだったらいいな」を自分たちの手で
私たちの母体である、任意団体asobi基地は、こうあってほしいという理想の未来を、「無いなら自分たちの手で作ってしまおう」という発想で、やりたい人が手をあげ、「それ、いいね!」と賛同する仲間たちが集まり、実現してきました。
一般社団法人asobi基地ユニバーシティは、まったく同じ価値観を抱きつつ、事業という手段を使って、「こうだったらいいな」を自分たちの手で実現していきます。
How we do
一般社団法人asobi基地ユニバーシティの母体である、任意団体asobi基地は、みんながほしい未来の社会の縮図であることを志して、この10年活動を続けてきた団体です。
誰かが、「こうだったらいいのに」と思う。他の人が「え、じゃあそれやっちゃおうよ」と言う。勇気を出して手を上げた誰かに「それいいね!」と賛同者が集まる。思いの濃淡も、できることや得意なこともバラバラだけれど、様々な人が、自分らしいやり方で関わって、見事に形になっていく。
……そんなのどうせ理想論、夢物語じゃないの。そんなふうに感じる方もいるかもしれません。
でも、asobi基地は、一人の保育士が「どうにかしたい」という思いを抱き、行動をしたことで、背中を押して応援してくれる人が現れ、賛同が広がり、共感する親子が殺到し、まるで乾いた土に水が染み渡っていくように日本全国に支部が広がって生まれたコミュニティなんです。
私たち一般社団法人asobi基地ユニバーシティも一緒です。
こうあったらいいのに、という未来は、私たちが掲げました。「それいいね!」という方は、ぜひ一緒にやりましょう。でも、関わり方は、人それぞれでいいんです。
全力前のめりで首を突っ込みたい人もいれば、できることがあれば手伝いたいという人もいるし、そこは得意だからぜひやらせてよという人もいる。
一般社団法人asobi基地ユニバーシティでは、フルタイム勤務の仕事は今のところありません。これは、まだそこまで事業が育っていない事情もありますが、月給制や年俸制にすれば、その人の関わり方をこちらで定めてしまうことになります。それではasobi基地らしいとは言えません。
オトナもコドモもみんな自由で、しなければならないことは何もないのがasobi基地式。人は「やりたい」と思うから能力を発揮できるし、夢中になれたときにこそ最高の成果を出せます。そのためには、規律やルールで縛ったり、スローガンで行動を促したりするのではなく、自分らしくあるがままに関わっていただく必要があると思っています。