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こんにちは!
エンタープライズ事業部の市川と申します。
エンタープライズ事業部とは一言でいうと、法人サロンへの営業部隊にあたります。
元々美容業界出身でもなんでもない私が、なぜ異業種・異職種へ挑戦したのか、また実際サロウィンで働いてみてどう感じたのかについて、お話しさせてください。
未来予測がつかない環境に行きたかった
私は元々クライアント企業の事務作業を集約して請け負う、いわゆるBtoBの会社に新卒から9年間勤めていました。
前職では給与計算システムの設定の組み上げや、売上実績の集計・分析をしたりと、システムやオペレーションと向き合う業務に従事しました。
実は私は学生時代からずっと同じ美容師さんのところに通っています。その美容師さんがお店を変えて色々なエリアに移動してもずっとついて行っていたので、いつしか10年以上の付き合いになっていました。
ある日、いつも通り髪の毛を切りに行くと「いっちー、サロウィンっていう面白い会社があるんだけど、来ない?」とお誘いがありました。
その頃、その美容師さんはサロウィンの運営本部の正社員として勤務しながら、土日だけサロウィンの店舗を使って美容師をしていました。(この方は、サロウィンで現在リテール事業部、店舗開発部の両部長をしている上田です)
一度カジュアル面談ということでオフィスに伺ったのですが、トントン拍子で面談が進み、1ヶ月ほどで内定をいただきました。
正直、事務系の仕事を9年間も続けてきた自分としては、業界のイメージも自分の経験をどう活かして役に立てるのかのイメージが湧かず、加えて収入も下がるという状況だったので色々と不安はありました。
しかし同じ会社の先輩方を見ていて、仕事のスキルも、人間関係も、収入も、このまま今の会社に残ったらこんな感じで定年を迎えるんだろうなというのが見えて、自分の終着点はこれなんだと感じました。
「退屈」なことが何より苦痛だったため、思い切って転職を決めました。
当時の自分の気持ちを正直に言えば、サロウィンでなければならない理由はありませんでした。
ただ「自分の未来予測がつかない環境に行きたかった」というのが転職の動機でした。
全てが新鮮だったサロウィンという会社
入社して、一番最初に思ったことは「新鮮!」という感情でした。
サロウィンという会社はクライアントがフリーランスの美容師さん、もしくはサロンオーナーさんになります。自分にとっては美容に携わる人と接点を持つことも、何を大事にしていて何を不安に思うのか、さらに言えば美容師さんが使う言葉まで全てが新鮮そのものでした。
ボケではなく本気で間違えたのですが、「ミルボン」(美容室専用の化粧品メーカー)を「ブルボン」と言ってしまいシェアサロンの利用者さんに笑われたのも懐かしいです。(笑)
初めて利用者さんとお話したのがこの方で、その後独立して開業された際は学芸大学まで髪の毛を切ってもらいに行きました。
サロウィンは店舗ビジネスなので、物件を探すことから始まり、店舗の内装が完成して、美容師が集まり、営業がスタートします。今までオフィスでPCのキーボードを叩くことがメインだった自分にとって、全てが初めての経験で刺激的でした。
入社当時は店舗開発部という店舗を作るための部署に所属をしていたのですが、「マイソク」(不動産仲介業者が物件概要を記したペライチ資料のようなもの)とGoogle mapを見比べているだけでも面白かったです。
内見も刺激的でした。
30〜40坪クラスの事業用物件のスケルトン状態(内装が何もなくコンクリート打ちっ放しで設備も何もついていない状態)の空間に入ることも、サロウィンに転職してこなければ一生経験しないことだったと思います。
ガス管や水道管、電気設備の容量が足りるか足りないか、増設はできるのか、それはいくらかかるのか等、想像したことのない領域の話ばかりでした。
とにかく全てが新鮮で、ようやく「退屈」から解き放たれた!と言う感覚でした。
エンタープライズ事業部の魅力
入社して4ヶ月ほどが経った頃に、今所属しているエンタープライズ事業部に異動となりました。
エンタープライズ事業部が行うことは、開業して美容室オーナーになりたい方、また既に美容室オーナーで増店や移転を検討している方に対して、サロウィンのサービスを使って、どうやってその方の夢を叶えるのかを一緒に考え、提案していくことです。
動く金額の大きさや、契約期間も年単位になってくるため「商品はこれです。買いますか、買いませんか?」というような有形商材で即断即決といった営業では全く意味がありません。
クライアントの立場になって考え、サロウィンのサービスを利用した場合と利用しない場合を様々な角度から比較検討した上で、手を組むべきだと判断する理由をどのように伝えるかというのが仕事内容になります。
その人のために、またその人の関わる人々のためになっているという実感を感じることのできる素敵な仕事だと感じます。
しかし一方で、相手の人生に大きな影響を与えるので、プレッシャーも大きく、クライアントは経営者ですので、対等に会話し刺さる提案を持っていかなくてはならない難しさもあります。
必然的にストイックにならざるを得ない環境であると言えるかもしれません。
ただ、その仕事の先にクライアントの幸せがあり、そのために日々頑張る仲間が周りにいるので、楽しみながら努力ができています。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
サロウィンの事業内容は客観的に見ても、社会的な意義が大きいです。日本一の美容の会社になると感じていますし、世界も見据えています。
その過程で美容業界も、周囲の環境も大きく変わっていくと思います。
また、それを支えるメンバーと切磋琢磨する環境は、苦しい中にも楽しさを感じながら成長することができると思います。
私から一つ言えることは、美容業界以外からの転職に一歩引いて欲しくない、ということです。理由は上記に述べた通り、とにかく刺激的で、退屈な毎日に終止符を打つことができたからです。笑
また、会社にはそんな人間でも輝く場所があるはず、と採用をして輝けるポジションをくれる器があります。
まだ20数人の会社なので、今からこの少数精鋭で業界を、また世界を変えていくという景色に少しでも興味がある方は、美容業界の経験を問わず、ぜひ一緒に働きましょう。