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新しい挑戦へ。韓国美容医療アプリaroomの女性経営者対談【前編】

今回は、株式会社CareCraftのCEO廣田さんとCFO奈良さんの対談式インタビュー。

それぞれ多様な経歴をお持ちの経営陣お二人に、これまでのことから二人の関係性、将来の夢など色々聞いてみました。

全二回にわたってお送りするCEO,CFO対談、今回は「CareCraft立ち上げまでの経歴」編です。

【後編はこちらから】


〈左:CEO廣田、右:CFO奈良〉

ーお二人はそれぞれどんな経歴を歩んできましたか?

廣田:元々KPOPなど韓国文化に興味があったのと、広い世界を見てみたいと思ったことから、慶應大学在学時に韓国の延世大学に留学を経験しました。現地に行って、韓国に行くことでしか分からない日本との違いを感じ、日本と韓国をつなぐ仕事がしたいと思うようになりました。

奈良:廣田さんは東方神起ファンが高じて韓国語が話せるようになったすごい人です(笑)

廣田:高校時代に東方神起を見た衝撃が、今につながっています!(笑)


〈右:韓国留学時代の廣田〉


新卒では、日本と海外をつなぐビジネスを軸に鉄鋼商社に就職しました。でも4年間勤務するうちに新しいことに挑戦したいという気持ちが芽生えて、電通でのメディア向け営業、スリーエスキャピタルでの新規事業マーケティングを経験しました。

新規事業に携わるうちに、挑戦的な環境が自分にあっていると思うようになり、学生時代にやりたいと思っていた日韓ビジネスの立ち上げを決意しました。


ーなるほど、学生時代の興味が現在につながっているんですね!奈良さんはいかがですか?

奈良:私は学生時代は建築とインフラを専攻する理系院生でした。公共の利益になる仕事に惹かれ、国際機関にも興味があったので、自身の専攻と国際金融機関をつなげるブリッジとして新卒では外資系投資銀行のUBSへ就職しました。

投資銀行部門にてコーポレートファイナンスのアドバイザリーなどを5年ほど行っていたんですが、30歳手前で自分の元々やりたかったことに挑戦したいと思い、アフリカ系企業に投資をするファンドに転職し、ケニア駐在をしていました。


〈ケニア駐在中の奈良〉


ーケニアにいた時期があるんですね!駐在中はどんなことを感じましたか?

奈良:ケニアに行ってみて、国力や現地の人々の勢いを感じたんです。例えば私の父は最近までガラケーを使っていたんですけど(笑)、ケニアではスラムに住む人たちも当たり前にスマホを使ったり、英語も流暢に話せたりして。今は日本人が一方的に途上国支援をする時代ではないんだなと感じました。

そこから考え方にも変化が生まれて。自分自身であったり、自分の半径1mの人を幸せにできるような仕事がしたいと思うようになって、今に至ります。


ーお二人は前職ではどんなことをされていましたか?

廣田:広告代理店でメディアの営業を担当していて、クライアントが策定した予算に応じて最適な広告戦略の考案と実行を行っていました。自分の案が世間に影響を与えられることがとてもやりがいでしたね。

現在に影響していることでいうと、韓国美容医療にハードルの高さを感じている人に対してどうしたら行動を変えられるか、どんな言葉や施策で安心感を感じてもらうのが良いか、などを想像していくところに、代理店時代の考え方が生きているかなと思います。


奈良:私はUBSの投資銀行部門でM&Aや株式の発行、民営化案件などを担当していました。若手のうちから大手企業の幹部クラスの方がお客様になることが多かったので、知識面だけでなく、業務完遂意識や格上の方を相手にしても怯まないマインドが鍛えられ、自分の自信につながったかなと思います。

ベンチャー企業では経営層と関わることも多いですが、まだ立ち上げたばかりの会社でも信頼してもらえるような自信を身につけられたのはすごく良かったなと思っています。創業期のベンチャーは経営陣が手も頭も動かさないといけないことが多いですが、自分でスピード感をもってそれらを実行できるスキルも投資銀行で身についたかなと思っています!


ーCareCraft創業にあたって、どのような経緯で奈良さんがチームに加わったのですか?

廣田:親会社のスリーエスキャピタルの先輩からUBS時代の後輩を紹介していただいたのがきっかけでした。会社設立にあたって財務部門の責任者が必要でしたし、信頼している先輩が非常に評価している方だったので、この人しかいない!と思い参画していただきました。

ー奈良さんは初めてお話を聞いたとき、どんな気持ちでしたか?

奈良:フリーランスでコンサルタントをしたり、知人から紹介を受けた企業のCFO業務にサポートで入っていた時期もあったのですが、自分一人で出来ることの限界を感じていました。

UBSは自分が新卒で入った会社でもあり、そこで出会った人に対してとても愛着があったのと、この人たちと一緒にやるのであれば大船に乗った気持ちで挑戦できるという確信もあり、参画に至りました。

実際に入ってみて、親会社のスリーエスキャピタル含めて社内の雰囲気もとても良く、優秀で人柄の良い人たちと働ける喜びを感じています。普段の経営に関する意思決定は主に廣田さんと私でしていますが、迷ったときや議論の壁打ち相手が欲しい時に多様な知見がある人が周りにたくさんいるのはとても助かっています。



お二人が多様な経験を経てCareCraft設立に至ったことがよくわかりました!

次回はそんなお二人に女性経営者としての夢や、ビジネスに挑戦したいと思う女性に向けたメッセージを語っていただきます!

CareCraftの裏話も聞けるかも・・・

次回もお楽しみに!


【後編はこちらから】





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