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異業種からIT業界への転職は、未知の世界への挑戦とも言えるでしょう。「プログラミング経験がない自分にできるのか?」「転職して本当に成功できるのか?」そんな不安を抱えながらも、新たなキャリアを築いた挑戦者たちがいます。
今回は、そんな挑戦者のリアルな声を聞いてみました。なぜIT業界に飛び込んだのか、どのような不安を乗り越えたのか、そして今どのように働いているのか、彼の挑戦に迫っていきます。
エンジニアとしての挑戦を決めた理由
ー 本日はよろしくお願いします。簡単な自己紹介をどうぞ。
三須:エンジニアの三須と申します。今年で入社2年目になります。以前はコンサル、Webマーケティングをしておりました。本日はよろしくお願いします。
ー さっそくですが、未経験ながらエンジニアとしての挑戦を決めた理由は何だったのでしょうか?
三須:理由は主に二つあります。
1つ目は、自分の手で一からモノを作れる職業に就きたかったからです。
コンサルをしていた時はシステム開発の上流の工程に携わったのですが、実際に自分で手を動かしてシステムを作る方が自分には合っていると思いました。
2つ目は、学んだことを活かせる職業に就きたかったからです。
大学時代は数学を学んでおり(内容はほとんど覚えてはおりませんが…汗)、そこで身につけた数学的な素養を機械学習などに活かせることができたらやりがいを持って仕事ができると思いました。
知識ゼロから挑戦した当時の不安と奮闘
ー 何も知らない状態から挑戦した当時の不安と奮闘はありましたか?
三須:実際に面接を受けるまでは不安でした。
元々未経験としてエンジニアを受けるために、自分で参考書などを購入して独学でプログラミングを学んでいたのですが、参考書で身につけられる技術や知識が「実務にどのように活かされるか」や、一人で学び続けることにも限界があることに気づき、実際に働きながら学ぶことを選択しました。
弊社の面接の際に、知識がなくても働きながらサポートしてくれると聞いていたので安心して入社することができました。
ー 面接の際に不安が解けたんですね。面接ではどのような内容をアピールしましたか?
三須:仮説を立てながら仕事を進めていけることをアピールしました。
例えば、コンサルとして働いていた時、市場の調査をするタスクがありました。 調査タスクの際にはある程度自分の中で結論を決めて、それを裏付ける情報を探すように調査を進めていました。 調べていくうちに自分で決めた結論が間違っていた際はまた新たな結論を出し、同じように調査していくといった流れです。
そうすることで膨大な量の情報を調べることなく効率的に調査を進めることができました。 このような仮説思考は、エンジニアとして働く上でもデバッグやエラー原因の調査の際にも活かせています。
エンジニアとして働く現在のリアル
ー エンジニアとして働いてみて、この仕事をどう感じていますか?
三須:学ぶべき内容が多く、大変だと思います。プログラミングだけではなく、クラウドやデータベース、ネットワークなどの知識も求められ、仕事をしながら身につけていくのは正直なところ簡単ではありません。
特に、実務に入ると独学では触れることのなかった分野にも関わる機会が増え、最初は戸惑うこともありました。しかし、そうした壁を乗り越え、新しい技術を習得していく過程に大きなやりがいを感じています。
また、エンジニアとして働く中で、問題解決の力が鍛えられるのも魅力の一つです。エラーやバグが発生したとき、それを論理的に考えながら解決していくことに楽しさを見出せる人には向いている職業だと思います。常に新しいことを学び続ける意欲がある人にとっては、非常にやりがいのある仕事です。
過去の自分に伝えたいこと
ー 転職前や転職時の自分に何か伝えられるとしたら、何を伝えたいですか?
三須:「悩むより動け」。小さくていいから行動を起こすことが大事です。情報収集をする、プログラミングを勉強してみる、小さなアプリを作ってみるなど、できることから始めてみる。そして、それを続ける中で、どこかで思い切った決断をする必要があります。
壁にぶつかることは当たり前。むしろ、それをどう乗り越えるかを考え、成功体験に変えていくことが重要です。また、前職での経験は決して無駄にはなりません。転職活動をしながらも、自分の仕事にはこだわりを持って取り組むべきだと伝えたいです。
それと、プログラミング以外のことにも目を向けて勉強するべき、ということも伝えたいです。なぜかと言うと、コーディング以外のことでつまずく場面が増えてくるからです。 例えば、サーバー間で情報のやり取りを実装する際にネットワークの知識が必要になったり、客先に考えをわかりやすく伝える必要が出てきたりと、ハードスキルとソフトスキルの両方で課題に直面することが増えました。
なので、コンピュータ全般の知識を広げることや、自分の考えを相手にわかりやすく伝えるコミュニケーション能力を身につけてほしいです。
今回は、未経験でIT業界に入って2年目の三須さんに詳しくお話を聞いてみました。
新しい世界に飛び込むのは勇気がいることですが、その先には無限の可能性が広がっています。異業種からエンジニアへと挑戦した人々が実際に成長し、活躍しているように、あなたにもその道が開かれています。
もしIT業界に興味があるなら、まずは一歩を踏み出してみてください。挑戦した先には、きっと新しい未来が待っています。
Nucoでは、新しいことを学び続ける意欲がある挑戦者の皆さまからの応募をお待ちしています!