What we do
株式会社AYUMI BIONICSは、従業員の心身機能を測定するアプリ「AYUMI Scan」を開発・提供している会社です。慶應大学発のベンチャー企業として、動作解析や予防医学の技術を活かし、新しいサービスを生み出しています。
■事業内容■
心身機能を測定するアプリ「AYUMI Scan」と、収集データを管理するWebダッシュボードを提供しています。すでに大手不動産グループ会社・交通インフラ設備管理会社など、安全衛生に関心が高い企業で導入が進んでいます。
▍AYUMI Scan(アユミスキャン)とは
現場従業員の労災予防・エンゲージメント向上を支援するツールです。iPadやスマートフォンのカメラに向かって特定の動作を行うだけで、簡単に心身機能を測定できます。
■今後の展望■
収集したデータをもとに、「労災リスクが高いか」「どの業務に向いているのか」といった情報を分析し、働く人の安全と健康に貢献していきます。
またクライアントによっては、当社のデータを採用・契約更新の判断材料として活用するケースもあります。健康測定にとどまらず、企業の業務改善をサポートする「縁の下の力持ち」として成長していくことが目標です。
Why we do
■ミッション■
「働くすべての人に、安全で健康な環境を。」
労働力不足が進む中、現場の安全と健康を守ることは、企業と社会にとって最優先の課題です。
私たちが普段何気なく使っているビルや道路、鉄道、電気など社会インフラはもちろんですが、食卓に並ぶお惣菜や食器、建築材料まで現場の方々によって支えられています。
特に、そのような現場は高齢化が進んでおり、経験とスキルを持つベテランの方により長く働いていただくことが品質維持の観点でも重要です。
私たちは独自開発した「AYUMI システム」のご提供を通じて現場の安全性向上を支援し、ひいては日本の現場力向上に貢献したいと思います。
「AYUMI システム」は心身機能をAIで測定・管理する機能を有し、現場で働く人々の労災リスクや業務適性を評価し、一人ひとりに最適な環境を提供することを目指しています。
・心身機能の測定により、リスクの兆候を見逃さない。
・労災リスクの高い人を特定し、適切な対策を講じる。
・個々の身体特性に応じた業務配分で負担を最適化する。
これらの技術を通じて、「一人ひとりが健康に、安心して働ける現場」を創り出します。
How we do
■大切にしている価値観■
各分野で高い専門性を持つメンバーが集まっています。ただし、自分の強みだけを主張するのではなく、互いに学び合いながら組織力を高めることを大切にしています。
■このようなメンバーが働いています■
■共に働くメンバーたち■
正社員とアルバイト・業務委託を含め18名のメンバーが在籍しています。
▍創業メンバープロフィール
・田脇 裕太
慶應義塾大学および産業技術総合研究所にて、高齢者の転倒予防を目的とした動作解析の研究に従事。2022年3月、研究科総代として博士(工学)を取得した。
同じく慶應義塾大学で博士号を取得し、予防医学を研究していた中村 杏菜とともに、2022年9月に株式会社AYUMI BIONICSを創業。IPA未踏スーパークリエータおよび総務省異能ベータに認定されている。
また、大学在学中は慶應義塾大学体育会水泳部・葉山部門に所属し、遠泳部の主将としてチームを牽引。黒部湾横断遠泳を成功させるなど、挑戦的な取り組みに尽力した。
・中村 杏菜
慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、大学院に進学し予防医学の研究に従事。2019年にはスイス・ローザンヌ工科大学へ留学し、予防医学の第一人者のもとで研究を行った。
2020年に博士号(学術)を取得し、同年より慶應義塾大学助教として勤務。その後、東京慈恵会医科大学医学部医学科の助教を経て、産業衛生を中心とした予防医学の知見を深めながら教育活動に携わる。
2022年、現代表の田脇とともに株式会社AYUMI BIONICSを創業。2023年2月には正式な創業メンバーとして参画した。現在も本務と並行し、大学講師としての教育活動や、自治体主催の健康セミナーへの登壇を通じて予防医学の重要性を広める活動を続けている。
■働き方・働く環境■
基本はリモートで働いています。毎週水曜日にオンラインMTGを実施し、タスク管理や進捗確認を実施します。Slackで日々の情報を盛んに共有し、困ったときはすぐに相談し合えるチーム体制です。
▍あらゆる立場の意見を尊重
方向性の最終的な意思決定は代表が行いますが、サービス実装時はエンジニアの意見も重視しています。「ここに課題があり、リスクになりそう」といった提案も大歓迎です。一人ひとりがリーダーシップを発揮し、意見を出しやすい雰囲気づくりを大切にしています。