1
/
5

What we do

日本親子教育ファシリテーター協会は、当法人は、親子の個性がともに生きる教育と社会の実現を目指し、心を置き去りにしない子育てをサポートすることを目的とした法人です。2023年度より、スタートアップ事業として心の知性(非認知能力)向上のための幼児教育の開校を予定しております。 そのため、一緒に子供の豊かな心を育てる幼児教育・アートに興味のある方のメンバー採用をさせていただくことになりました。

Why we do

「イタリアレッジョエミリア」 ワークショップにて
私たちのビジョンは「子供自身が感性や表現力を通じて、豊かな心を育てる本物の幼児教育を追求していくこと」です。 日々、状況が変化しやすい昨今において教育の在り方・生き方も千差万別になっています。2020年改正された教育指導要綱では「生きる力」―学びのその先の未来へつながる子供の学力を養うことを目的としていますが、その本質は子供が「自分自身で幸せであると感じる心」を育てることが、その目的の突破口となると私たちはおもっています。現に、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授らが就学前の幼児教育における好奇心や自己調整能力・協調性といった非認知能力の重要性を広めました。近年ではAIと共にヒューマニズム(人間らしさ)の融合によって、より社会課題の解決が求められています。教育業界では人口知能による学力向上システムやデジタル教材が広がる一方で非認知能力をたかめる教育事業はエビデンスに乏しく、まだまだ手探りの状態であると思います。その中で私たちはどのように子供たちの心の知性を育めるか、つまりIQに偏らない心の教育を未来の子供達のためにも実践・追求していくことによりエビデンスを高めることに貢献でき、それが探求心・挑戦することをやめない私たち役割だと思っているからです。

How we do

【問い続けるを楽しむ教育法とは】 子供の感情や考えが動いた瞬間を大切にし、見守る教育的アプローチを採用します。イタリア発祥のレッジョエミリアアプローチ(※1)を参考にし、日本ならではの廃材やモノを利用し、子供たちが素材と向き合い感性や表現力を高めるプロジェクト活動の場を提供していきます。レッジョエミリアアプローチでは以下の子供たちの権利を守ることを提唱しています。私たちの行う「問い続ける子供」を楽しむ教育的意義もここにあります。 ー子供の権利ー 1.学びの世界 2,人間関係 3,びっくりする(感情を豊にする) 4,自分を表現する(様々な言葉を通して) 5,好奇心をもつ ◆提供サービス ・子どもたちが協働して取り組むプロジェクト(3カ月期間) ・子どもたちの創造性と好奇心を刺激するアトリエ作り ・子どもたちの活動を記録するドキュメンテーションの作成 ・街の人々が参加する企画運営(イタリア語ではピアッツァといいます) ・付加価値としてのバイリンガル知育サービス (※2) ※1レッジョアプローチとは、イタリアのレッジョ・エミリア市で形作られた乳幼児教育であり、1990年代にアメリカ版ニューズウィーク誌で世界で最も先進的な乳幼児教育として取り上げられたことを発端に世界に広がり、教育界で高く評価されている教育アプローチである。また、米国ではGoogleやディズニーなどの先端的な企業の社員向け保育園でも、採用されている。 ※2問い続けること、感性を磨き表現していく創造力は知的な部分にも両立性があることがわかっています。ノー現にノーベル賞受賞者の中には他の科学者や一般の人々に比べてアート関連の趣味を持つ人が3倍もいます。第二の付加価値サービスとして日英両方の言語を取り入れた知育サービスも提供し、一部の会員様にはより高い満足度をいただける知育サービスを提供したいと考えています。 【エビデンスの検証・実証について】 心の知性に関する教育はエビデンスが非常に検証しずらい側面ももっています。そこで、弊社では東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センターで提供する、日本語版の実行機能測定アプリを用いて生徒の実行機能発達の状況について定点観察を行い、教育効果の検証と改善に活用していきます。 【親子関係の良好性へのシナジー効果】 新事業は幼児を対象とした教育事業ではありますが、母子双方に対する支援を行うことで、わが社の理念である「心を置き去りにせずそれぞれの個性を生かす」への使命を果たし、親子の良好的関係性へのシナジー効果をより生むと考えています。その中で親自身の俯瞰力は最も大事であり、周囲の大人や子供を見つめ、今ある子供の姿をどうとらえ、どうサポートしていくかを改めて考えられる場をつくりあげていこうと考えております。