こんにちは。今回は、HITのメディアプロデュース事業部の取組について、SNSやメディア等を通じた情報発信の取組に携わっている担当者にストーリーを書いてもらいました。HITの取組を少しでも知っていただければ幸いです。
こんにちは。
私は2024年に転職しHITに入職しました。前職では放送技術者として、オリンピックなどの国際映像の制作や、取材であちこちを回っていました。
かなりレアな専門職(日本に500人もいないそうです)だったため、異業種のHITでやっていけるのか不安もありましたが、皆に支えてもらいながらなんとかやっています。
広島のファンづくりの取組
私が所属しているメディアプロデュース事業部では、広島のファンづくりを目的として、以下の三つの取組を行っています。
1.広島の情報発信
広島のことを多くの方に知ってもらうために、ひろしま公式観光サイトDive!HiroshimaやSNSでの情報発信
2.観光アプリの開発・運営
県内周遊促進や観光客と県民の交流による満足度向上を目的とした「ひろしま観光アプリKINSAI」の開発・運営
3.観光大使制度の運用
「HITひろしま観光大使」という広島好きなら誰でもなれる観光大使制度の運用を通じたエンゲージメントの獲得
広島の情報発信
私はメディアとのリレーションやオウンドメディアの活用を通じて、
広島の魅力が少しでも広く世の中に届き、関心を持ってもらえるよう日々取り組んでいます。
テレビ局や新聞社の記者、ディレクターとやり取りしながら、広島が番組や記事で取り上げられるよう情報提供や提案を行っています。
先方の求めるテーマを理解し、「こんな切り口もありますよ」とプラスの提案ができるよう、日々アンテナを張って広島の出来事をキャッチしています。
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広島の食文化であるコウネを取材していただきました。取り上げてもらうために資料を作成したり、取材に協力してくれる店舗を探したりと大変なこともありましたが、県外の方にコウネを知っていただける貴重な機会なので、1秒でも長く映るように色々仕込みます。山邊CPにも一肌脱いでいただきました。
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7月に広島テレビで放送された山邊CPと星野リゾート代表 星野さんの対談の様子。半年の調整を経て実現した企画です。星野さんのお話しを聞く貴重な機会になりました。
また、SNSでは“中の人”としては、世の中の関心や流行に合わせて広島の魅力を切り取ることで、多くの人が「気になる」「行ってみたい」と思えるよう工夫しています。
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広島県観光連盟公式インスタグラム「ミタイケンひろしま(https://www.instagram.com/visit_hiroshima/)」では、まだまだ知られていない広島の魅力(=未体験な)を、絶景とともに紹介しています。ミタイケンな魅力を見つけるためなら、真夏に2時間の登山に挑戦することもあります。
観光という難しさ
「あなたの旅の目的は何ですか?」
癒し、気分転換、学び、暇つぶし――旅の目的は人それぞれです。(もちろん当たり前のことですが)
この“多様さ”こそが観光という分野の難しさだと私は考えています。
旅の形は人の数だけあり、正解は一つではありません。
しかし、丁寧に見ていくと、その根底には非日常という共通点があり、
情報発信の際には、それを見つけることを大切にしています。
日常と非日常をつなぐ
非日常の内容は、人によって大きく異なります。
たとえば、瀬戸内の静かな島で過ごす時間は、首都圏で暮らす人にとっては日常の対極にある非日常かもしれません。
一方で、その島で暮らす人にとっては、逆に都会の夜景や人の流れが非日常に映るかもしれません。
つまり、「私にとっての日常」は「他の誰かにとっての非日常」であり、観光の本質は、この日常と非日常をつなぐことにあります。
そして、その本質に付随するさまざまな行為の積み重ねが、観光なのではないかと考えています。
誰かにとって当たり前の風景や暮らし、価値観が、別の誰かの心を動かす特別な体験になる――そうした情報発信ができたときに、観光という行為が生まれるのだと思います。
HITではさまざまな経験や視点を持つ人たちが活躍しています。
私もいろんな経験を積んだからこそ見えてくる広島がありました。
またそうした経験や想いを活かせる環境がHITにはあります。
あなた自身の経験から見えてくる広島を一緒に探してみませんか。
広島県観光連盟公式インスタグラム「ミタイケンひろしま」で情報発信をしています。
ミタイケンひろしま【広島県観光連盟(HIT)公式】(@visit_hiroshima) • Instagram写真と動画
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また、「わが町にはこんなミタイケンな魅力があります!」という情報もぜひ教えてください。