広島県観光連盟(HIT)では、2025年7月10日~約1か月間、フランスの大学からのインターン1名を受け入れました。インターンの方からみた観光地「広島」とHITの業務について、記事を書いていただきました。
インターンの方には、インターン中に記事を記載いただきましたので、記事の文章は8月5日時点のものとなります。予め、ご了承ください。
紹介・インターンシップ動機
はじめまして、キリアンと申します。一般社団法人広島県観光連盟(HIT)にて1か月のインターンシップを受け入れていただきました。フランスからまいりまして、パリの国立東洋言語文化学院(INALCO)で日本語や国際関係を勉強しています。その一環として、学士を卒業する前に、インターンシップをすることにしました。
日本の文化にとても興味がありまして、観光という仕事は日本の文化を知ることができる分野だと思いました。そして、広島について聞いていて、調べてみたところ、住みやすい環境だと思いました。
広島のイメージ
海外では広島は日本の平和の象徴として知られていますが、観光地としてあまり知られていません。もちろん、原爆ドームと嚴島神社は写真で見たことがありましたがそれ以上は詳しく知らなかったです。
そのため、HITで働き始めた時は、広島県全域の文化や風景の豊かさに驚きました。
HITでの仕事環境
HITの人たちに最初会った時に、受けたおもてなしのあたたかさに心が打たれました。みんな、優しく受け入れようとしてくれました。故郷が遠くても、すぐに安心できました。
仕事の内容
インターンの仕事は大まかに二つです。一つ目はコンサルティングの仕事です。僕の、外国人としての意見を基に、県内各地の観光地とアクティビティのプロモーションの仕方を考えます。二つ目は広島県について調べて、たくさん体験して、そして最後に、大阪万博の商談会で広島県のPRを担当しました。
貴重な経験
将来は観光の分野で働きたいと考えています。その時、HITでの経験は有益になると思います。まず最初に、僕の日本語はとても上達しました。そして、HITの人たちは、広島県の観光について、情報やグラフでたくさん説明してくれました。データを操るのは将来、僕の仕事の大事な基盤となりますから、貴重な経験でした。
しかし、それだけではなく、人間としても、成長したと思います。例えば観光関係の人たちを案内するには最初、自信が足りなかったのですが、消極的な僕は少しでも積極的にならなければいけませんでした。こうした点においても人間として成長したと思います。
感謝の言葉
この1か月間、新しい体験をたくさんし、多様な人たちと出会えて、本当に充実した経験でした。本当にありがとうございます。