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Lean on Me起業ストーリー

ダウン症の弟のおかげで気づけたこと

私には、ダウン症の弟がいます。
そのため幼い頃から、もっと多くの人が
「障がい」について理解と認知をするべきだと感じていました。

知的障がいをもつ方々は、特別支援学校を卒業後、全体の約3割が就職。
残りの7割の方々は、障がい福祉サービス事業所で
日常生活に必要なスキルを身に付ける支援を受けたり、
生活や仕事につながるような作業をしたりしています。

実は、この障がい福祉サービス事業所では
年間2000件を超える事件や事故、虐待などが報告されています。
そのほとんどが支援者側の知識や経験の問題、
支援者が受けるべき教育の不足が原因だとされているのです。

支援者の方自身も
「この方法は、本当に正しい支援につながっているのだろうか」
——そんな思いを抱えながら日々支援に当たっています。

施設の利用者である知的障がいのある方々のためを思ってしていることが、
裏目に出てしまっていたり、
さらには無意識の虐待につながってしまっている。

そんな悲しい現状を変えたい。それが起業の発端です。

目指すは“当たり前”の実現

当社はまず、日々の業務に追われ教育を受ける時間の確保が難しい支援者の方が、
スマホなどでスキマ時間を活用して学べる
eラーニング教材の必要性を見いだし、サービスを開始。

2016年のローンチ以降、ユーザー数は2020年12月時点で25,000を突破。
多数のメディアでも取り上げられるようになりました。

株式会社Lean on Meのゴールは、誰もが当たり前に、
「配慮の仕方を知った上で普通に接すること」ができる社会の実現です。
知的障がいがあって、言葉を発することができない方が、
写真を1枚見せただけで目的地までひとりで行って帰れる
——そんな社会になることを目指しています。

そして実現のためには、一人でも多くの力が必要です。
ぜひ、Lean on Meであなたの才能を活かしてください。
熱い想いや、独創的な発想、仲間を思いやる気持ち、
あなたにしかないエネルギーを爆発させてください。

Lean on Meは、これからの日本の障がい福祉業界にとって
なくてはならない企業に必ずなります。
5年、10年後、何年経って振り返っても目立つ爪痕を、一緒に残しましょう。

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