What we do
豊島屋Rita-Shop(自社運営店舗)
それは古来伝わる糀のリキュール"Me"(弊社屋上の庭園にて撮影)
慶長元(1596)年に神田で創業した、東京最古の造り酒屋「豊島屋」の流れを汲む会社です。
現在は東京・東村山にて日本酒とみりんの製造を行う豊島屋酒造、そしてその販売を行うのが弊社「神田豊島屋」です。
日本酒では神田販売酒「利他」を手掛け、地域の方々と連携しながら地元への貢献と日本酒文化の深化を目指して活動しています。
またみりんにおいては、元来飲まれていた歴史やその栄養成分に着目し、"糀(こうじ)のリキュール”として再定義した"Me(ミー)"を販売。みりんとして史上初、世界三大酒類コンペティションでのメダルを獲得し、
国内外のバー等で採用頂いています。
「利他」「Me」や自社運営店舗「豊島屋Rita-Shop」はテレビ、雑誌等メディアでも広く取り上げられております。
他、不動産事業(レンタルオフィス、貸しビル業等)も手掛けています。自社ビルでは棚田を模した個性ある屋上庭園を有しており、テレビの撮影等でも用いられています。
Why we do
「江戸名所図会(江戸時代の観光ガイドブック)」に「鎌倉町 豊島屋酒店 白酒を商う図」というタイトルとともに紹介されています。
【社是】
感謝・利他
【経営理念】
一.全従業員の本当の幸福を追求する。
一.培った歴史と知恵を永続的な社会の進化発展のために貢献させる。
一.酒の販売を通じて、日本文化の継承に寄与する。
一.不動産事業を通じて、活気ある地域社会の貢献寄与する。
How we do
昨年9月の"Me"の仕込みでは、料理研究家やバーテンダーなど約30名の皆様に豊島屋酒造に足を運んでいただき、みりんの仕込み体験をして頂きました。「みりんの造り方を知る大変良い機会になった!」と好評でした。
「バーでみりんを飲む時代」をともに作りましょう!まだわずかですが、イギリス、シンガポールのバーなどにも輸出を始めています。
先人たちが築き上げたものをリスペクトし、現代風にアレンジして世の中に送り出す―「温故知新」が当社で働くにあたっての大きな行動指針です。
"Me"という商品を例にとってお話しします。
みりんは、戦国・江戸時代は飲み物として認識されていました。江戸時代中期ごろより調味料としても使われ始めましたが、高級品だったため庶民が調味料として使うことはほとんど無かったと考えられます。
一方、飲み物としては主に2通りの使われ方がありました。
1つは栄養補給です。こうじが造り出す栄養素を補給する目的で、夏バテ防止や今で言う腸活として使われていたようです。
もう1つはカクテルです。焼酎とみりんを1:1で混ぜた柳蔭(やなぎかげ)という飲み物が落語や川柳などに登場します。これはいわば「江戸時代のカクテル」です。
我々はこうした歴史を自分たちで調べ、新たなチャレンジとして商品を開発し、「飲み物としてのみりん」の啓蒙活動を行うことで、高級ホテルのバーや有名パティシエが使う唯一無二のみりん"Me"を作り出しています。
このように温故知新という行動指針にのっとった仕事を日々積み重ねることで、人々の心を動かす商品づくりができると我々は考えています。