「街づくり」とは一体どうするのか?
大き過ぎて、実感が湧かないですよね。社長に聞くと最初にこう仰いました。
「大泉学園に引っ越してきてもらう」
「いやいや、そんなことできる訳...」と思いましたが、よく考えてたら私自身、仕事をするため引っ越してきた人の1人でした。
大き過ぎるように感じていた計画は既に始まっていて、私もその一員となっていたのです。
社長の話を聞いて、イソップ寓話の「3人のレンガ職人」の話を思い出しました。
旅人が、険しい顔をしてレンガを積んでいる男に出会いました。
「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねます。
「何って、レンガ積みに決まっているだろ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」
旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。また、もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。旅人は尋ねた。
「ここでいったい何をしているのですか?」
「ここで大きな壁を作っているんだよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんて言っていたら、バチがあたるよ」
旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。また、もう少し歩くと、別の男が楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。
「ここでいったい何をしているのですか?」
「俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。
やってることは同じでも、その先に見ているものは一人ひとり違います。
「仕事を作り、人を集め、大泉学園をシリコンバレーのような街にする」
社長の視点の先には、我々が向かう未来が映っているかもしれません。
あなたは自分が働く先に、一体何が見えるでしょう?