自分にマッチした仕事をお探しの皆さんへ
初めまして!株式会社Liments代表の佐藤です。
今後のLiments社を作る、素敵な仲間とのご縁を作るためWantedlyにて採用活動をスタートしました!
これからLimentsの大切にしている価値観・カルチャー・仲間達について発信させて頂きたいと思っています。少しでも多くの方にLimentsを知って頂き、また興味を持って頂けたらこの上ないです。
さて、記念すべき第1回目は、Liments社の創業ヒストリーをお伝えさせて頂きます。
(Liments社というよりも僕のヒストリーな気もしますが。笑)
弁護士を何となく目指した学生時代。将来への不安と人間関係のトラブルがきっかけで、うつ病に。
一度、僕の学生時代の話をしようと思います。
中学受験をして中高大一貫校に入った自分は受験もなかったため、中高時代は主に部活や英会話に明け暮れる普通の学生生活を過ごしていました。
将来に関してあまり考えたこともありませんでしたが、兄が医学部だったこともあってか、「兄のように手に職を持とう!...そうだ、弁護士ってかっこいいじゃん!」という理由で何となく将来は弁護士になろうと高校時代、決めました。
そのまま大学生になり、法学部に進んで弁護士養成塾にも通い始め、サークルやバイトに没頭するというよくある法学部生の大学生活を過ごしていたのですが...
時は流れ、大学3年時。
塾も授業が本格的になり、忙しくなってきました。
同時に、あと数年してもし司法試験に合格できれば弁護士としての道を歩み始めるんだろうな、という考えが差し迫ってきました。
そしてふと「本当に自分は弁護士になりたいんだろうか?」「仮になれたとして弁護士としてずっと働き続けたいんだろうか?」と思い始めたのです。
塾やサークルのOBの方など現職の弁護士の方とお会いするたびに、とても素晴らしいお仕事なのだろうとは感じていたのですが、自分自身が心の底からやりたいお仕事かと言われるとそう思えなかったのです。
※あくまで自分がその仕事をしたいかどうかという主観の話です。「弁護士」という職業自体はとても社会的に意義のある素晴らしい職業だと思います。
それからというもの、急に勉強にも集中できなくなってしまい、かといって他にやりたいことも特になかった僕は気がつけばスロットやパチンコに通い詰めるようになり、塾にも行かなくなってしまいました。
そんな時、プライベートでも人間関係のトラブルが重なり、人間不信と将来への不安から生きている意味を見い出せなくなりーー
気がつけば家からも中々出れなくなり、約半年弱うつ病と診断される状態に陥っていました。
人生を変えた出会い。やりたいことなんかなかったから、興味のあることに片っ端からチャレンジ。
正直うつ状態だった時の記憶は、あまりありません。
人間は忘れたいことは勝手に忘れるようになってるのかもしれないですね(笑)
(うつから抜け出せた理由やきっかけは色々あったのですが、
少し長くなってしまうので割愛します。)
家からも少し出られるようになり、回復してきた時、とある方に出会いました。
その方は、不動産業など様々な事業を手がけている70前後の社長さんだったのですが、良い意味で「少年」から変わらずに生きているような方でした。
「大人」になると周りを気にして自分の言いたいことが言えなくなったり、子供の頃、わがままに思い描いていた将来の夢なんかも忘れてしまったりする人も多いと思います。
その方は恥ずかしがることもなく夢を無邪気に語り、
好きなものは素直に好きといい、
嫌いなものは素直に嫌いといい、
だけどわがままという訳でもなく、周りにも自然に配慮できるようなとても魅力的な方でした。
50近くも年齢が離れているのにその方と話していると同年代もしくは年下と話しているんじゃないかと思う感覚もあり、「いくつになっても、やりたいことに満ち溢れたこんなおじいちゃんになれたら楽しいだろうな」って素直に思いました。
ただ、「自分のやりたいことは何だ?」と考えても、真剣に将来に関してきちんと考えてこなかった僕は”やりたいこと”が何かなんて良く分かりませんでした。
そんな時、その社長に相談した時にこう言われました。
「やりたいことなんて無くて当たり前だ。いくら考えても思いつくものでも無い。
とりあえず興味のあることを片っ端からやってみる方がいい。」
そこから約8~9個ほどのお仕事やバイトをすることになるのですがそちらはまた次の後編の記事に続きます。(ひとまずここまでお読みいただきありがとうございました。)