皆さんは「地方移住」と聞いて、どんな事をイメージをされますでしょうか？

• 地域おこし協力隊
• 自然豊かな土地
• 通勤ラッシュがない
• 子育てしやすい
• 農家の方からおすそ分けをいただける
• 起業・転職・就農　…etc

このようなイメージは概ね間違っていないと思います。しかし、当社が本社を構える「岐阜県羽島市」は地方ではありますが、「地方都市」や「郊外」といった表現の方が合うエリアです。今回は、そんな場所に移住してきた私の経験から、地方移住のリアルやコツをお伝えいたします。

Uターン・Iターンで就職・転職を検討している方、必見です！

あなたにとっての幸せとは？

いきなり重たいテーマから始まります。幸福の資本論（橘玲 著）という本には「金融資本」「人的資本」「社会資本」という３つの要素が２つ以上揃うことで「幸福」といえる状態になると書いてあります。

「金融資本」は主に”お金”ですので、ある程度は仕事を通じて得られますし、「人的資本」は自分自身のことですので、健康に気を付けて”働ける”状態であればとりあえずはOKです。地方移住で壁にぶち当たるのは３つ目の「社会資本」です。

友達いない・作れない問題が勃発

子供のころ、少年漫画の主人公が「ボールは友達」と言っていましたが、大人になると「仕事は友達」になりがちです。あなたが普段コミュニケーションを取る相手は、職場の同僚と家族だけになっていないでしょうか？転職や就職をキッカケに引っ越すと、それまでの友達とは物理的に距離が離れてだんだんと疎遠になります。

この状態を放置していると、仕事を辞めた途端に「友達がいない人」になります。今のうちから第３のコミュニティを作りましょう。SNSで自分と同じ趣味仲間を見つけて繋がるでも良いですし、社会人サークルやボランティア活動に参加するのも良いと思います。ちなみに私は”パパ友”募集中です。

地方都市での生活（岐阜県 羽島市の場合）

HK HOLDINGSがある岐阜県羽島市は車での移動が中心の「郊外都市」です。一人一台の車を所有している家庭も多く、普段の買い物は「通販+イオンなどのショッピングモール」で事足ります。逆に駅前以外で歩いている人はあまり見かけません。歩く機会が減って運動不足になるので、週末にイオンでたくさん歩きましょう（笑）

1.岐阜県羽島市には新幹線がある！

新幹線の新羽島駅がありますので、出張や帰省はとても便利です。都会が恋しくなったら名古屋市へ出かけましょう。新幹線を使えば１０分で着きます。

2.近隣の都市に住んでも便利

羽島市近隣の岐阜市、大垣市、瑞穂市に住めば、通勤は車で３０分前後、名古屋へも電車で３０分前後でアクセスできます。図書館や公園などの公共施設が充実していて人口はそこそこですので、混みすぎず閑散としすぎず、ちょうどよい環境です。

3.岐阜県は豪雪地帯？

岐阜県は豪雪地帯のイメージを持たれる方も多いですが、羽島市からスキー場のあるエリアまでは高速道路で１時間ほどの距離があり、積雪でスタッドレスタイヤが活躍するのは年に数回です。

4.週末のお出かけ

車で片道１時間程度であれば、愛知・三重・滋賀県方面へ行けます。水族館・アウトレットモール・遊園地・温泉・お城など、観光や遊びスポットは選び放題です。山へ行けば、キャンプやスキーで自然に触れ合うこともできます。

5.移住先の人気順位

NPOふるさと回帰支援センター(東京)が2009～2017年に行ったアンケートによると、地方移住先で人気No.１は「長野県」だそうです。当社が本社を構える「岐阜県」は１３位だそうです。この記事で順位が一つでも上がるようなアピールになれば幸いです。

仕事の変化

1.移動手段が電車→車になり、身体がラク♪

都心部から移住してくると、社外の人と打ち合わせをする場合はお互いに車で行き来します。基本的に移動で電車を利用しないので、「暑い・寒い、荷物が重い、足を踏まれた、階段がツライ」といったことがなく、ストレスフリーです。もちろん、遠方の場合はWebミーティングを利用します。

2.お給料は上がる？下がる？

お給料は、業界の給与水準や個人の経験スキルによって変わりますが、転職時に現状維持ができれば成功と言ってよいと思います。都心よりも「生活コストを下げる」ことが容易ですので、実質的に使えるお金が増えますし、前職の給与を考慮してくれる企業もありますので、選考中に条件面についても確認するのが良いと思います。

3.ランチ難民になる？

都心のオフィス街では「コンビニ・お弁当屋さん・カフェ・ファストフード・ファミレス・居酒屋のランチ営業」などの選択肢がたくさんありますが、地方では徒歩圏内にほとんどお店がなく、「小脇にサイフをかかえてオシャレランチに出かける♪」なんていう”都会のOLさん”みたいなことはできません。

当社でランチに出かける際は車で移動です。お店の選択肢はある方だと思いますし、長蛇の列に並ぶ必要もありません。食べ盛りのスタッフKさんによるランチPhotoを載せておきます。

4.飲みニケーションは準備が大事

車通勤なので気軽にアフターファイブでお酒を飲むことはできません。なので歓送迎会などもノンアルコールかというと、そうでもありません。車通勤の強い味方「運転代行」と「ビジネスホテル」があります。ただ、運転代行業者の数が多くなく、営業時間が短いので早めに連絡を入れておく必要があります。また、新幹線の駅がすぐそこにありますので、ビジネスホテルに泊まるのも一つの手段です。

タクシーという手段もありますがオススメはしません。岐阜はクルマ社会なので、都心のように流しのタクシーがほとんどおらず、こちらも営業時間が短めです。捕まえるには駅まで歩くか呼び寄せる必要がありますし、翌朝の通勤も同様です。距離にもよりますが、手間と料金を考えたら、ビジネスホテルを利用した方が安くて楽チンです。

地方移住の転職はアリ？ナシ？

結論アリです。都心でないと絶対にできないというジャンルの仕事でなければ、心身ともに負担が減り、幸せになれます。極端な田舎でなければ、近所づきあいを強制されることもありませんので、都会と地方の良いとこどりをできる環境が地方都市にはあります。

その中でも、都心エリアへのアクセスがよい岐阜のような場所は色々な意味でちょうど良いと感じています！

最後に

株式会社HK HOLDINGSは、岐阜県羽島市というエリアのスタートアップ企業です。大変なこともありますが、会社もメンバーも日々成長しながら新しい取り組みに挑戦しています。

アイデアを出しやすい環境で裁量をもって働きたい方、楽しみながら成長したい方、一緒に働いてみませんか？募集に関する詳細は当社ホームページ等で随時更新しております。

少しでも参考になりましたら、シェアしていただけると嬉しいです。最後までご覧いただき、誠にありがとうございました！

株式会社HK HOLDINGS　採用担当

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