お仕事の合間にちょこっとだけお時間をもらって、早稲田大学の鈴木筍太郎がインタビューをするコーナー。
第三回は、上智大学経済学部の井上青空さんに、なぜスタディチェーンを始めたの?いま、どんなことをしている?など、ざっくばらんに聞いてみました。
氏名(井上青空)
上智大学経済学部
・鈴木梨奈さんのTikTok(suzurina2027)を見ることが生き甲斐
・『LINEやDMの返信は5秒以内』が人生の指針
・辛いものが大好き。有吉ゼミで紹介された激辛ピザを制限時間15分のところ、2分30秒で食べた。
鈴木:今日はよろしくお願いします。
まずは高校時代から振り返って行こうと思うのですが、どんな学生でしたか?
井上:難しい質問ですね(笑)少なくとも真面目ではなくて、むしろ授業中うるさすぎて廊下に立たされるタイプの生徒だったと思います。ただ何を血迷ったのでしょう、中学校の時は生徒会長をやっていて、若干もてはやされていました。(笑)
高校生の時に一番印象に残っている出来事は何ですか?
井上:いやー、もうありすぎて挙げたらきりがないです。(笑)強いて一つ挙げるとするならば、一生涯の親友に出会えたことですかね。彼とは中高が同じで、特に高校の3年間は誰よりも多くの時間を共にしました。そんな彼は二浪で医学部に合格したんですけど、僕自身も一浪なので、浪人の辛さ・苦しさは他の人よりもわかっているつもりです。なので、彼から合格の一報が入ったときは人目をはばからず号泣しちゃいました。
鈴木:素敵な関係性ですね。羨ましいです。
井上:ですが、そいつ、入学早々の一年生でいきなり留年したので「あの時の涙を返せ」と心の底から思いましたね(笑)
鈴木:医学部の勉強は大変ですもんね(笑)
大学生活では何か取り組んでいることはありますか?
井上:スタディチェーン、ベンチャー企業での長期インターン、和菓子屋でのアルバイトの三つを中心に学生生活を過ごしています。
鈴木:たくさんしていますね!具体的にそれぞれどんなことをしているんですか?
井上:スタディチェーンでは主にSEOマーケターをやっています。長期インターンではベンチャー企業でHRの新規事業の立ち上げに携わっており、営業からイベント運営、サービス利用者の管理など色々やってます。和菓子屋はのらりくらりとやっています。
鈴木:課外活動の方がすごく充実しているように見えるんですが、今の自分は高校生の頃に思い描いていた自分ですか?
井上:高校生のころは全く見えなかった世界が大学受験を経て、東京での大学生活を体験することができています。高校生のころにやりたいことができているというよりは常に新しい環境に適応することに楽しみを感じながら生きています。
鈴木:それでは、これまでの人生で熱中した出来事はなんですか?
井上:やはり受験勉強ですかね。
鈴木:受験勉強のなにが、井上さんをそこまで熱中させたのでしょうか?
井上:科目それぞれで因数分解して、これをクリアしたら次はこれというふうにゲーム感覚で熱中することができました。正しい手順・段階を踏み、成果を得たり目的を達成したりすることが好きというか、性にあっているんだと思います。
鈴木:そこで得た学びなどはありすか?
井上:「努力は裏切らないなんてウソだ」っていう人がいますが、あれは違うと思いました。裏切る努力はかっこ付きの「努力」です。そもそもの努力のベクトル自体が間違っている。正しい努力をすれば、受験のような偶然性の低いものであれば特に、報われるのだなと思いました。
鈴木:次にスタディチェーンについてです。
スタディチェーンではどんな仕事をしてるんですか?
井上:講師コンサルタントのお仕事も行っていますが、おもにマーケターとして活動しており、マーケティングの市場分析やSEO、SNSの運用を担当させて頂いています。
鈴木:たくさん担当されているのですね。その中でも今回はSEO記事について質問させていただきます。どのような記事を執筆しているのですか?
井上:各教科の勉強法や各大学の特徴といった、受験生や保護者様のニーズに沿った記事を執筆しています。Googleアナリティクスを活用して常に記事の反応を可視化することで、よりニーズに沿った受験生に役立つ記事を書くことを心がけています。
鈴木:マーケティング活動をするうえで、心がけていることはありますか?
井上:ペルソナ設計からアンケート作成まで全てを、自分達の伝えたいことよりも、ターゲット、つまり受験生や保護者様が知りたいことに焦点を当てて、PDCAサイクルを、塾の認知からのCVRの向上という点にまで拘ることです。
鈴木:この活動を通して学んだことはありますか?
井上:目先の結果を求めるのではなく、より遠くまで見通して仕事をすることが大事だと学びました。
私の役目の一つに、SEO記事を執筆することで塾の認知度を向上させることが挙げられます。ですが、最終的な目標は、記事に魅力を感じてもらって塾に入会してもらうことです。ただ目の前の結果、つまりPV数を求めるのではなく、そのPVが入塾へと結びつく流れまで考えて行動することで、初めてお金や業績に結びつくというのが大きな学びでした。
実際に、私の執筆した記事を読んでくれた受験生が入塾したのですが、あの時の喜びは何にも代えがたいものでした。
鈴木:それでは今日はありがとうございました!
井上:ありがとうございました!