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Acalie創業エピソード「次世代製品を提供するベンチャーを目指して」

中友さん初めまして!本日はどうぞよろしくお願いいたします!さっそくですが、簡単に自己紹介をお願いします。

こんにちは、株式会社Acalie(アカリエ)の代表取締役、中友と申します。中国の河南省に生まれ大学を卒業してから1年ほど中国で働き日本へやってきました。もう20年近くになります。2017年に名古屋で会社を立ち上げ、現在は「次世代製品」を海外から輸入し日本国内で販売してます。

日本に来る前、中国ではどんなことをされてたんでしょうか?

中国の重慶大学でコンピュータ(IT)の勉強をしていました。卒業後はIBMでシステムエンジニアとして働いています。世界企業でグローバルでしたので、私は日本企業のプロジェクトを推進するチームに配属されていました。日系企業のシステムの一部に携わっていたのです。日本語を勉強してそこそこできた(この時日本語検定2級を取得)のと会社の動きで、2年目に日本へ来ることになりました。

日本へ来日してからはどのようなお仕事をされていましたか?

日本に来て初めての仕事は神戸でした。行政関係のプロジェクトを1年ほど行った後、福岡に転勤となり金融系のシステム開発を2年ほど行っています。その後は東京で3年ほど同じく金融系のプロジェクトに入り、最後に名古屋へと来ました。けっこういろんなところへ移動していますね(笑)。名古屋には5年ほど在籍し、かなりの数十億円規模の大型プロジェクトにかかわっていました。500名以上の人数がいて、中国のスタッフだけでも200名近くいましたね。。あの時は15~16時間ぐらい働いて熱中していました。

【創業期のAcalieオフィス(倉庫)】


その後アカリエを設立されたわけですが、どういった経緯で独立しようと思ったのでしょうか?

最後の大型プロジェクトが保守に入り、少し落ち着いてきたときに思い立ちました。仕事こそシステムエンジニアとしてIT分野の道を歩んでいましたが、もともと高校・大学時代は組織、ビジネスといったことに興味がありました。日本IBMにいたときに中国の深圳(シンセン)で働いている人と会う機会もあり、触発されたというのもあります。深圳は人口が1000万人以上平均年齢が32歳!「アジアのシリコンバレー」と呼ばれているところです。※アジアで最も早く時価総額5,000億ドルを突破したIT企業「テンセント」やスマホ出荷台数の世界第2位のシェアを誇る「HUAWEI(ファーウェイ)」などが有名です

日本の商習慣も理解してきたつもりでいたので、33歳の時に「グローバルな視野でビジネスをして、社会も豊かにしていこう!」と株式会社Acalieを立ち上げました。

素敵ですね✨(*^^*)創業後のお話も伺えますでしょうか?

創業1年目で最初に取り組んだのは「電動バイク」です。電気自動車も有名ですが、電動のモビリティは時代の流れが来ていたので、この商品にしようと深圳にあるリッチビットという電動自転車のブランドを仕入れて販売しました。1年目は100台も売れませんでしたが、ECサイトでの販売と同時にメディアマーケティングに力を入れ、ヤフーニュースなどにも取り上げられるようになったのが成果としてとても大きかったです。Yahoo!ショッピングでは次世代Smart eBikeが売れ筋ランキング1位、2位を独占しました。

3年目に反響の大きかった商品はKANDAO社が販売するweb会議用カメラ(Kandao Meeting Pro)でした。新型コロナの影響もあり、リモートワークが一般的になったタイミングで日本中で導入されました。世の中にとって新しい製品を出し続けてきたので、TVにも特集されメディアでのマーケティングが後押しとなっていたと思います。ビッグカメラ様やシネックスジャパン様など国内大手企業との取引も増え、わずか3人の会社ながら売り上げは1億円を超えていったのです!【出演番組:ドランクドラゴンのバカ売れ研究所】


4年目には近未来型3WAYバイク「COSWHEEL(コスウェル)」を販売しました。この時初めてクラウドファンディング型の販売方式をとり、商品の話題性とマッチし、大きな成功を得ることができたのです。新シリーズでは、1129いいね&261コメント。応援購入金額1億9400万円を達成し、東海地方の過去最高記録となりました。実はこの製品、1年目の時に一度仕入れるか迷っていたのです。。その時は縁がありませんでしたが、この年に再び出会い、進化したデザインと実用性からすぐに日本で広めようと思いました。

Makuake|街乗りも、冒険も。近未来型3WAY電動バイク「COSWHEEL MIRAI」|Makuake(マクアケ)
COSWHEEL MIRAI"はバイクとしての利用に限らず、ついているペダルを活用することで3wayでの使用が可能です。 電動バイクモードスロットルを回せば電動バイクに。スタート時のスムーズな発進・驚くほど滑らかな動き・後ろから力強く背中を押してくれる感覚は電動ならではの魅力。 ...
https://www.makuake.com/project/coswheelmirai/
上記以外にも累計20種類の次世代型製品を出してらっしゃると思いますが、失敗などはなかったんでしょうか?

失敗はなかったです。成功の大きさ、販売数に差はあれど、失敗とはとらえていません。何事も成功ととらえています。

大変なことはありますか?

そうですね、、今が一番大変かもしれません(笑)。5年目になり、新たに3名のスタッフが入社してくれました。これからどんどん会社の規模を拡大して、大きく成長させたいと思っています。大きく展開していくには今までと違った課題がたくさん出てきますので、メンバー1人1人の活躍が必要になってきます。今期も新しいリリースとして「配膳ロボット」を提供するメーカーとの協業が実現しました。ロボットの時代がこれからますます到来してくるでしょうから、私たちもこの事業に大きく注力していきます。数億~数十億のプロジェクトになるので、ぜひリーダー的な存在を任せられる人に入社していただきたいです

ビジネスをするうえで、大事にしていることや今後の展望などを教えてください!

大切にしていることは「共に成長して、成果を共有する」ことです。会社を大きくするにあたって、一緒に働く人を大切にしたいと思っています。会社の成果や利益は、しっかり還元して、みんなで分け合うのが一番です。ですから、仕事は自分の事業だという感覚で取り組んでいただきたいですし、成功したらその分高い給与をもらうのが健全だと思っています。

今後の展開として、100億円規模の会社になるまで全国にAcalieの事業を展開していきます。いつかは日本の商品を海外に展開することもしてみたいですね。ぜひ成長期の弊社に優秀なメンバーが入ってくれることを願っています!


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