What we do
私たちは、医療を日常生活のなかで提供する仕組みを作ることを目指し、普段の生活においてバイタル情報(=生命兆候を示すもの、すなわち脈拍・血圧・呼吸数・温度等)がきちんと計測され、そのときどきの症状に則した適切な対処手段を届けるための技術の開発をしています。
現在の医療とは、病院に行って初めて「診てもらえる」「処置してもらえる」ものですが、日常生活の中で体調変化を捉えられるようになると、医療費負担額の軽減や発症/重症化予防につなげることができると信じ、「医療知識がない/専門医がいない/時間がない/病院でしかできない」の「ない」という制約を一つでも取り除くことを目指しています。
そのために私たちが取り組んでいるのは、日常生活できちんとバイタル情報を常時計測するためのウェアラブルデバイスシステムの開発と運用です。バイタル情報の中でも血圧は、疾病発症リスクを定量的に算出することができる指標であると言われ、私たちはその血圧値を連続的かつ非駆血(圧迫しない方法)で測れる技術を開発し、2024年にプログラム医療機器としての製造販売承認を得ることができました。
Why we do
ウェアラブルデバイスを用いて日常生活で心拍数を24時間計測することは当たり前のことになりました。しかし、心拍数だけで十分な症状診断を行うことは極めて困難であるため、私たちは血圧値もウェアラブルを用いて測れる日本で初めての血圧記録プログラムの医療機器承認を取得しました。
ウェアラブルデバイスシステムには疾病の発症リスクの算定や発作の検知を行うことができるポテンシャルがあります。高齢化による医療費の増加・医療従事者不足が叫ばれる中で医療診断の効率化を少しでも押し進めるためには、このポテンシャルの活用は急務だと考えています。私たちは、ウェアラブルデバイスシステムを活用し、そのデバイスで計測された数値情報を最大限活用するプログラム医療機器やヘルスケアアプリケーションを開発していきます。生活者と医療をデジタルでつなぐ仕組み作りこそ、今やらなければならないことだと考えています。
How we do
チームとして、①データ解析、②サービス構築、③コンテンツ制作、④マーケティング、の4要素に取り組んでいます
①生体信号のデータ解析
・先行研究を調査し、そこに記載されていることをどのように活かし、どのように精度向上に役立てるかを模索
・必要なデータ収集のための計測試験立案/調整/実施
・信号処理技術を駆使し医療現場で活用可能な有意義な情報の抽出
・アルゴリズム精度向上/担保のための機械学習/深層学習を用いた解析
・算出したバイタル情報の応用方法の模索
②サービス構築
・サービス全体のUXを向上するためのデザイン(医療従事者/想定ユーザへのヒアリング)
・アプリ開発(iOS/Android)
・クラウド開発(DB設計、サーバ設計)
③コンテンツ制作
・医療情報を収集/精査し、記事や動画といったコンテンツに落とし込む
・どんなユーザがどんな情報を必要とするかの明確化/条件整理
④マーケティング
・事業パートナーを含めた販路の開拓
・クリニック/リハビリ施設など医療機関との連携
・医療従事者へのサービスの有用性/必要性に関する啓蒙活動