What we do
▍電力の可視化から始まる製造業の脱炭素DX
株式会社エニマスは、独自のIoTデバイスであるENIMAS(エニマス)を活用し、中小製造業を中心とした企業の電力消費を可視化、最適化するソリューションを提供しています。現代の産業界において、エネルギーコストの高騰と脱炭素化への対応は避けて通れない経営課題です。私たちは、単に計測器を販売するのではなく、現場の行動変容を促すことで本質的な省エネを実現しています。
▍設置のハードルを極限まで下げた独自技術
主力製品であるENIMASの最大の特徴は、その導入の容易さにあります。従来の電力計測には大規模な配線工事や一時的な停電が必要でしたが、当社のデバイスはクランプ式のセンサーを電線に挟むだけで計測が可能です。電気工事士の資格がなくても設置でき、稼働中のラインを止める必要もありません。さらに、4G LTE通信モジュールを内蔵しているため、工場のWi-Fi環境や社内ネットワークのセキュリティに左右されることなく、電源を入れた瞬間からクラウド上でデータの確認が始められます。
▍見える化から言える化、そして確実な成果へ
私たちは収集したデータをグラフにして提示するだけで終わりにはしません。1分単位のリアルタイムデータから、夜間の待機電力の無駄や、コンプレッサーのエア漏れ、エアコンの非効率な運用といった波形の異常を特定します。これを具体的な改善案として顧客に伝える、いわば言える化のプロセスを重視しています。
▍圧倒的なコスト削減実績
実際に、ある飲食店チェーンでは、全国の店舗のうち100店舗に導入し、運用の見直しだけで年間約1億円もの電気代削減を達成しました。このように、テクノロジーと現場の知恵を掛け合わせることで、企業の収益性向上と地球環境への貢献を同時に成し遂げることが私たちのミッションです。
Why we do
▍地球と生きるを、見つめなおす
私たちのミッションは、地球に優しい循環を創り出し、理想の未来へ繋ぐことです。代表の小林自身が、かつて精密工業の経営者として電力コストの管理に苦しんだ原体験が、エニマスの出発点となっています。当時は、どこでどれだけの電力が無駄に使われているのかを把握する術がありませんでした。欲しい解決策が世の中にないのであれば、自分たちで作るしかない。その切実な当事者意識が、現場に寄り添ったプロダクト開発の源泉となっています。
▍ヒューマンデマンドコントロールという哲学
私たちが掲げるのは、AIによる完全自動制御ではありません。現場で働く人々がデータを見て、自ら判断し、思いやりを持ってエネルギーをコントロールする。このヒューマンデマンドコントロールという考え方を大切にしています。たとえば、納期が迫っている時は生産を優先し、休憩時間には一斉に機械を止める。こうした現場の微細な文脈を理解できるのは人間だけです。データを武器に、現場の人々が自律的に動く組織を作ることこそが、持続可能な社会への近道だと信じています。
▍未来の子供たちに青い地球を残すために
エネルギー価格の高騰は、地域経済を支える中小企業の存立を脅かしています。私たちが提供する省エネソリューションは、企業の生存戦略であると同時に、CO2排出量の削減に直結する社会的意義の大きな仕事です。無駄を減らし、効率を極める。この積み重ねの先に、次の世代へ誇れる豊かな地球環境があると確信しています。
How we do
▍イノベーションが生まれる京都リサーチパークが拠点
関西の拠点となるのは、大阪ガスが運営する京都リサーチパーク(KRP)です。ここには数百社ものスタートアップや大手企業のラボが集まっており、入居しているだけで自然と横の繋がりや最新の情報が舞い込んでくる刺激的な環境です。京都は世界的なハイテク製造業の本社や研究機関が集積する土地であり、日本のモノづくりの最深部で活動することができます。
▍少数精鋭、自立したプロフェッショナル集団
現在は代表を含め7名というコンパクトな組織です。そのうち3名がフィールドエンジニアとして全国を飛び回っています。メンバーの経歴は電機、建設、モーター、工業系エンジニアなど多種多様ですが、全員に共通しているのはエネルギーへの強い興味と、自律して動くスタンスです。職種に縛られず、顧客のために何ができるかを全員で考え、スピード感を持って実行に移す文化があります。
▍物理的な距離を超えたチーム連携
本社は神奈川にありますが、SlackやZoomなどのデジタルツールを活用し、リアルタイムで情報共有を行っています。京都拠点はこれから本格的に立ち上げていくフェーズであり、大きな裁量を持って組織づくりに関わることができます。自由度が高い一方で、自身の成果がダイレクトに会社の成長に繋がる手応えを実感できる環境です。
▍現場主義と誠実なコミュニケーション
私たちの仕事は、工場の分電盤を開けるところから始まります。泥臭い現場作業を厭わず、油にまみれて働く人々への敬意を持って接することを何よりも大切にしています。現場の事実(ファクト)に基づき、誠実に対話を重ねることで、顧客との深い信頼関係を築いています。