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コンテンツディレクターは知的好奇心をくすぐる仕事。柔軟で働きやすい会社を求めてXINOBIXに入社|社員インタビュー

XINOBIX株式会社(以下、シノビクス)は、特にBtoBや高単価なBtoC商材を扱う企業のコンテンツマーケティングやSEO観点の記事制作を得意としている会社です。今回は、コンテンツディレクターとして働きながら、組織づくりなどの自社業務にも関わる社員の丸市さんに、「入社のきっかけ」「仕事のやりがいや失敗談」「今後の展望」などについて伺いました。

フリーランスから正社員になった経歴の持ち主でもあるので、働きやすい環境を探している方や、好奇心旺盛でコンテンツ制作に興味のある方はぜひご一読ください!

<丸市さんのプロフィール>

大学卒業後、専門商社に入社。海外向け法人営業として4年、広報担当として4年にわたり従事。その後、フリーランスとしてライターの経験を積み、2022年にXINOBIX株式会社に入社。現在はコンテンツディレクターとして、企業のオウンドメディア運営をサポート。これまでに約200記事の制作を担当。

趣味は旅行。学生時代はインドの貧困地域で教育支援を行うボランティアや、北欧・デンマークへの留学を経験し、これまでに訪れた国は25カ国に。

柔軟に働けて、組織づくりに関われる環境に魅力を感じ入社

—— 入社のきっかけを教えてください。

シノビクスとは、はじめは業務委託のWebライターとして契約し、2022年7月に正社員になりました。

もともと夫の海外転勤を機に前職を辞め、暇を持て余していたときにWebライターという仕事に出会いました。2022年春に帰国したとき、フリーランスとしてライターの仕事を本格化させるか、あるいは企業に就職するか、今後のキャリアについて悩んでいたんです。そんなときに、ご縁があってシノビクス代表の長屋さんからお声がけいただき、入社を決めました。

—— フリーランスではなく、会社員になった理由を教えてください。

シノビクスなら、自分に合った働き方ができると思ったからです。

シノビクスはフルリモートOKで、働く時間帯を自由に決められる「スーパーフレックス制度」が導入されています。業務の報告をすれば、基本的にいつどこで働いてもいい環境であることが大きかったと思います。私は一度夫の転勤で仕事を辞めているので、柔軟に働ける環境かどうかを特に重視していました。今は週4勤務の正社員として働かせてもらっていて、平日の残りの1日は副業や家庭の用事をしています。今後、夫の転勤や出産・育児などのライフイベントがあっても、シノビクスならキャリアを中断することなく働き続けられると思います。

柔軟な働き方が実現できるなら、フリーランスである必要はないかなと思ったんです。むしろ私は人と話すことが好きで、チームで何かに取り組むことが向いていると思っていたので、会社に属して良かったですね。

—— もともと大手商社で働かれていたとのことですが、シノビクスのような規模の会社に入ることに不安はありませんでしたか?

前の会社で働きながら転職活動をしていたら、きっとシノビクスとはご縁がなかったと思います。一度キャリアを中断したからこそ、会社の規模や業界、職種にとらわれず、新しい分野に挑戦することができました。

シノビクスは比較的新しい会社なので、会社の仕組みづくりに関われるところに魅力を感じました。会社の成長期に経営者の近くで働けるのは面白そうだな、と思ったんです。

また、シノビクスはベンチャー企業のような勢いがありつつ、穏やかなメンバーが多いので、キャリアブランクがある30代半ばの私でもすんなりと打ち解けることができました。

シノビクスはお互いを尊重し合える会社

—— シノビクス代表・長屋さんの人柄を教えてください。

長屋さんは誰に対しても丁寧な方ですね。業務委託の方だけでなく、インターンの大学生にも敬語です。シノビクスは「人」でビジネスが成り立っている会社だからというのもあると思います。誰に対しても敬意をもって接し、お互いを尊重し合える空間をつくってくださっているのは長屋さんだなとつくづく感じます。

一方で、実はプライベートでは結構抜けているところ、おっちょこちょいなところもあって、社内のメンバーから総ツッコミされることも…(笑)

—— 社内の雰囲気はいかがですか。

親しみやすい人ばかりですね。社内のメンバーで飲み会をしたとき、みんなが酔っ払っていたこともあり、「長屋さんってかわいいですよね」と誰かが言い出して、最後は全員が互いを褒め合って終わったこともありました(笑)

顧客理解を徹底したコンテンツづくり

—— 丸市さんのお仕事内容を教えてください。

コンテンツディレクターとして、クライアント企業のオウンドメディア運営に携わっています。制作が円滑に進むようにスケジュールを管理したり、記事の品質チェックをしたりして、記事公開までのコンテンツ制作全体を統括するのが役目です。

高品質の記事を制作するためには、文章力やマネジメント力、SEOの知識など、幅広いスキルが求められます。顧客理解も非常に重要で、特にBtoB案件は記事テーマの専門性が高いため、「どうすればうまく伝わるかな…」と頭を悩ませることもありますね。

記事の公開後は、検索エンジンでの順位の変化をモニタリングしたり、月次で成果レポートを作成したりします。想定通りの成果が出ていない場合は、記事のリライトやコンバージョン導線の改善なども提案します。

そのほかにも、ライター・デザイナーの採用や、ディレクターの統括、社内の仕組みづくり・マニュアル整備なども担当しています。社員の少ない会社なので、幅広い業務を任せてもらえていますね。

—— もともとライティング経験やSEOの知識はあったんですか?

前職で広報として社内報の記事を書いたり、海外在住時に自分でブログを運営したりと、「文章を書く」という経験は少しだけありました。ただ、SEOの知識は一切ありませんでしたね。入社後、長屋さんに一から教えてもらい、今も日々学びながら自分の知見を広げていっています。

—— 知見のない業界のクライアントを担当する際は、どのように情報を集めていますか?

会社の方針として、まずはメディアの読者像を明確にしてから、コンテンツを作ることを大切にしています。例えば新たなメディアを立ち上げる際は、最初に想定顧客の方にヒアリングを実施します。検索から商品購入に至ったプロセスなどを複数人にヒアリングして、顧客ニーズの理解につなげます。

また、専門性の高いテーマで記事を制作する際には、企画段階でクライアントと編集会議を行います。クライアントの商品・サービスへの理解を深めるとともに、クライアントならではの独自の知見や事例を共有いただき、積極的に記事に盛り込むようにしています。

あとは実際に制作していきながら、とにかく調べるのみ。常に学んでいくしかないですね。

さまざまな業界のことを知れ、知的好奇心をくすぐる仕事

—— コンテンツディレクター業務のやりがいを教えてください。

コンテンツ制作を通じていろいろな業界のことを知れることがとても楽しいですね。私がこれまで担当したクライアントは、電力会社やツールベンダー、BtoBメーカー、コンサルティング会社など。新しい案件を受け持つたびに、世界が広がっていくのを感じています。

質の高いコンテンツを制作するためには、業界や顧客、製品の理解が欠かせません。私は好奇心旺盛で自分で突き詰めて調べるタイプなので、楽しみながら業務に取り組めています。

—— 反対に、コンテンツディレクター業務で大変だったことはありますか?

最初の頃、クライアントとの事前のすり合わせが曖昧なまま走ってしまい、公開前に全記事を見直すことになり、スケジュールが大幅に遅延してしまったことがあります。クライアントの上層部の方も含めて、事前にしっかりと認識合わせをしてから進めるべきでした。

特にオウンドメディアを新たに立ち上げる場合は、クライアント社内での期待値のすり合わせが重要です。目指すべき方向性がずれていたり、周囲の理解を得られないまま進めたりすると、成果が出る前にプロジェクトが頓挫してしまうこともあり得ます。この経験はかなりハードでしたが、おかげでクライアント側の社内調整を含む事前の細かなすり合わせが、プロジェクト管理において大切であることを再認識しました。

これは、ライターやデザイナーなど、パートナーさんたちとのやり取りにおいても言えます。シノビクスは業務委託の方が多く、チャットツールでのテキストコミュニケーションが中心のため、ちょっとしたミスコミュニケーションが会社への不信感やモチベーション低下につながってしまうこともあります。信頼関係を構築するためにも、クライアント同様に、パートナーさんたちとの丁寧なコミュニケーションも大切にしています。

—— 数あるコンテンツマーケティング支援会社の中から、シノビクスがお客様に選ばれる理由を教えてください。

お客様の課題に入り込んだ提案をしていることが、選ばれている理由の一つだと思います。シノビクスは誰でも作れる記事を量産するのではなく、一社一社としっかり向き合い、+αの価値を提供することをとても大切にしています。お客様からはそういった姿勢が評価されているのではないでしょうか。

—— コンテンツディレクターにはどんな人が合いそうだと思いますか?

コンテンツディレクターは、好奇心旺盛で自ら積極的に取り組める方が合うと思います。クライアントの製品・サービスや業界、エンドユーザーに対する理解を深めることで、質の高いコンテンツを制作できるためです。好奇心旺盛な方は、アンテナ高く情報収集できるため、課題を見つけて改善提案につなげることができ、クライアントからの信頼も得やすいと思います。

また、クライアントをはじめ、ライターや校閲者、デザイナーなど、多くの関係者を取りまとめてプロジェクトを円滑に推進するのがディレクターの役割です。そのため、コミュニケーション力が高く、人との信頼関係を構築できる方にも向いていると思います。

仕組みづくりを進め、誰もが働きやすい会社にしたい

—— コンテンツディレクター業務における、今後の展望を教えてください。

今後の目標は、問い合わせや申し込みなどのコンバージョンにつなげていくための提案の幅を広げ、お客様の数値目標に貢献できるようになることです。

今はまだ経験が浅く、私の中で提案の引き出しが少ないので、クライアントに相談されても的確なアドバイスができずに長屋さんに頼ってしまうこともあります。そのため、書籍やYouTubeで情報収集したり、日々の業務で長屋さんの視点を盗んだりして学んでいます。Googleのアルゴリズムはどんどん変化していくため、常に最新のトレンドを把握しておく必要がありますし、まだまだ勉強すべきことはたくさんありますね。

—— 今後、シノビクスをどうしていきたいですか。

組織として、効率的に質の高いコンテンツを作り出していくための仕組みづくりをもっと推進していきたいと思っています。現在は担当者の経験や能力に依存している部分もあり、何か問題が生じるたびに解決策を検討する…といったことがよくあります。そのため、「誰が対応しても一定の品質を担保できる状態」を目指して、ノウハウを言語化したマニュアルを整備し、スムーズな横展開ができるようにしていきたいです。

また、私個人としては、仕組みづくりを進めることで誰もが働きやすい会社にしたいという想いがあります。シノビクスには、副業の方やフリーランスの方、子育て中のパパママ、大学生のインターンなど、さまざまなバックグラウンドを持った方々が関わってくださっています。私自身、夫の転勤でキャリアを中断せざるを得なかった過去があるため、どんな人でもキャリアを諦めずに働ける場所にしていきたいと思っています。

最後に

未経験からコンテンツディレクターになり、コンテンツ制作や組織の仕組みづくりに日々奔走する丸市さん。代表の長屋さん曰く、入社から1年経った今では、マーケティングにおける視座が一つ上がったそうです。

シノビクスの想いや考え方に共感してくださる方や、コンテンツマーケティング領域の専門性を身につけたい方は、ぜひお話ししましょう!


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