What we do
YAMASTROは、「ソフトで動き、AIで進化する工場」をつくる会社です。私たちは、金属部品製造のプロセスそのものをソフトウェアとして構造化することに挑戦しています。
宇宙、ロボティクス、ドローン、半導体装置などの産業では、高精度な金属部品が数多く必要とされています。これらの部品の多くは、CNCと呼ばれる工作機械で削り出して作られます。しかし現在の製造現場では、加工方法の判断、工程設計、工具選定、加工順序の決定といった重要なプロセスの多くが熟練者の経験に依存しています。
YAMASTROは、この熟練者の暗黙知をアルゴリズムとして実装し、図面アップロードから見積生成、加工プログラム(G-code)の生成までを自動化するソフトウェアを開発しています。
将来的には、このソフトウェアを中核として工場そのものを再設計し、「Factory as a Service」という新しい製造インフラの実現を目指しています。
Why we do
現在の製造業は、世界の重要な産業を支える基盤でありながら、構造的な制約を抱えています。その最大の理由は、製造プロセスの多くが熟練者の経験や勘に依存していることです。
優れた工場ほど高度な技術を持っていますが、そのノウハウは人の頭の中に存在していることが多く、ソフトウェアとして体系化されていません。そのため、同じ品質や生産性を持つ工場を増やすことが難しく、産業としてのスケールが制限されています。
一方で、宇宙、防衛、ロボティクスなどの分野では、高精度な金属部品の需要が急速に拡大しています。これらの産業の発展には、より高速で柔軟な製造インフラが不可欠です。
もし製造の判断をソフトウェアとして構造化することができれば、製造プロセスは再現可能になり、工場を同じ思想で複製することが可能になります。
YAMASTROは、AIとソフトウェアによって製造業を次のステージへ進めたいと考えています。
How we do
YAMASTROでは、製造プロセスをソフトウェアとして実装する「Manufacturing OS」の開発を進めています。このシステムでは、まず図面データを解析し、形状、材質、公差などの情報を抽出します。その上で、加工工程の設計、工具選定、加工順序の決定、加工時間の推定など、熟練者が行っている判断をアルゴリズムとして実装していきます。
その結果、図面をアップロードすると、加工工程の設計から見積生成、加工プログラム(G-code)の生成までが自動的に行われるようになります。
さらに、このソフトウェアを実際の工場と接続することで、設計された製造プロセスをそのまま機械に反映し、部品の製造までを一体化していきます。
ソフトウェアと工場が密接に連携することで、製造データは継続的に蓄積され、AIによる最適化も進んでいきます。こうして工場は、経験に依存する仕組みから、データによって進化するシステムへと変わっていきます。