前編では、飯塚が掲げる「商売人であれ」という哲学と、100億という高い目標に向き合う背景について触れました。11年という歳月をかけて築き上げた実行力と、自己資本による安定した経営基盤。しかし、それはすべて「本番の商売」を始めるためのスタートラインに過ぎません。
後編では、FORCE-Rが今のフェーズでなぜプロフェッショナルな経験者の力を必要としているのか。そして、この自由なプラットフォームを自らのために活用することで得られる、商売の手応えや還元について。代表・飯塚の言葉から、さらなる成長を目指す組織のこれからを詳しく紐解きます。
飯塚 遼太 / 代表取締役
10歳までニューヨーク・マンハッタンで育つ。帰国後、学生時代から音楽活動に没頭。大学を入学初日で退学し、一時は倉庫生活を送るなど波乱万丈な青年期を過ごす。その後、Webビジネスでの独立と挫折を経て、FORCE-R株式会社を創業。現在も現役のバンドマンとして活動を続けながら、10年かけて築いた独自のマーケティング資産を武器に、代表として事業を拡大中。
100億の山を最短ルートで登りきるために。
ーー前編では「100億の景色を見たい」というお話がありました。今、改めて経験者採用を強化する理由はどこにあるのでしょうか。
これまでの11年間、僕らは泥臭く1円の利益にこだわる筋肉質なチームとなり、今期目標の10億という数字が見えるところまで来ました。ですが、ここから目指すのは100億というさらに高い山です。既存のEC支援の強化はもちろん、越境ECの展開や他社との業務提携、ナショナルクライアントのDX支援など、挑戦したいワクワクするような領域が同時にいくつも立ち上がっています。この加速する事業展開をより盤石にし、最短距離で山を登りきるために、新しい視点を持つ仲間の力を借りたいと考えています。
ーー経験者が加わることで、組織にどんな化学反応を期待していますか。
僕と対等に戦略を議論し、現場をリードしてくれるリーダーとしての力を求めています。事実、今の主力メンバーのほとんどが未経験から育ち、今のFORCE-Rを支えてくれています。そこに皆さんが培ってきた「独自の型」や「成功体験」が加われば、事業のスピードはさらに加速するはずです。叩き上げの実行力と、プロの知見。その両輪を回すことで、100億という高い壁を突破したい。大きな欲を持って、一緒に商売を楽しめるプロフェッショナルを必要としています。
2.5億円の案件ををハックする現場
ーー経験を積んできた方にとって、FORCE-Rという環境にはどんな「打席」が用意されているのでしょうか。
一番の魅力は、案件の「質」と、商売全体を自分たちの手で動かせる「手触り感」かなと思っています。最近の事例でお話ししましょう。ある大規模なクライアントから、年間2.5億円もの予算を預かり、「一番いい提案をしたところにすべてを託す」というコンペがありました。僕たちはそこを勝ち取ることができました。ここでは「Amazonの広告運用をどうするか」といった断片的な作業代行は求められません。クライアントが求めているのは、売上を上げ、ブランドを作ること。そのためには手段に固執しすぎる必要はないんです。
ーー手段を問わないとなると、具体的にはどのような動きが求められるのですか。
例えばその案件では、TikTokで外部流入を作るために、一週間で200本もの動画を制作・納品するという過酷なタスクが発生しました。現場はあらゆる手段を講じてそれをやり切りましたが、結果として施策が振るわないことだってあります。それが商売のリアルですよね。
しかし、そこには上場企業の担当者が数億円のKPIを背負い、自分の人生や社運をかけて挑んでいるという、極限の緊張感があります。もし結果が出なければ、その担当者は降格するかもしれない。そんな一人の人間の人生に影響を及ぼすような瞬間に、フロントに立って併走する。自由な裁量で戦略を決め、責任を持って数億の予算をハックする。その興奮は、決められた枠の中でオペレーションをこなす環境では、なかなか味わえないものだと思うんです。
ーー代表が掲げる「商売人であれ」という言葉は、そうしたシビアな現場での姿勢を指しているのでしょうか。
そうですね。自分たちが介在したことで、元々3,000万だった売上が1億になる。その増えた7,000万という価値に対して、僕たちは成果報酬として対価をいただく。クライアントが儲かり、自分たちも儲かる。このシンプルでダイレクトな商売のサイクルにこそ、本当の面白さがあるはずなんです。ECの枠を超えて、どうすればクライアントの商売を太くできるか。それを一緒に考え抜ける人と、対等に議論がしたいなと思っています。
FORCE-Rというプラットフォームの使い道
ーー競合他社も多い中で、FORCE-Rがプロとして「勝てる」と断言できる根拠はどこにありますか。
手法自体は多岐にわたりますが、共通しているのは、単なる精神論ではなく「自分たちにしかできない勝ち筋」を仕組みとして創り出している点です。例えば、象徴的な事例を一つ挙げるとすれば、転売対策のパッケージ化などはわかりやすいかもしれません。あるブランドでは悪質な転売によって機会損失が重なり、月商が3,000万円まで落ち込んでいました。本来のポテンシャルを活かしきれていないその状況に対し、僕らは独自の施策を投入して、2ヶ月で売上を1億円まで引き戻すことができたんです。
ーー10人がかりでやるような泥臭い作業を、FORCE-Rではどう解決したのですか。
多くの支援会社が「一人ずつ名前を検索して履歴を辿る」といった、非効率な人海戦術に頼っている中で、僕らは独自のスキームとアセットを組み合わせて「そもそも転売品を出せない環境」を構築しました。こうした「独自の武器」を自分たちの手で作れることが、僕らの最大の強みかなと思っています。ECコンサルタントにとって、クライアントに「これがあるから、うちは絶対に勝てる」と言い切れるロジックがあることは、何よりの安心であり武器になります。自分たちで武器を創り、市場の歪みを正して圧倒的な成果を出す。そういった商売の醍醐味を、ぜひ現場の最前線で体感してほしいなと思っています。
ーー支援業務で実績を出したその先には、どのようなキャリアが待っているのでしょうか。
事業家としての道が直結しています。僕はメンバーに「FORCE-Rという会社を自分のために使い倒してほしい」と本気で思っているんです。極論、実績を出した上であれば、会社を次のステップへの踏み台にしてもらっても構いません。
前編でお話しした、未経験からペットブランドを立ち上げた雨宮の事例(2,000万円の予算を託した話)は、あくまで一つの象徴です。経験者である皆さんに期待したいのは、その先。支援業務で社内的な信頼を勝ち得たメンバーには、前編で挙げたような新しい事業の打席をどんどん渡していきたいと考えています。
プロとして培ってきた皆さんの知見を、単なる支援だけで終わらせるのは、個人的にはもったいないことだと思うんです。前編でも触れた通り、僕には「拙速なき見切り」というスタンスがあります。まずは市場に出して、反応をダイレクトに確認する。初動の手応えがあれば追加で億単位の投資を検討するし、筋が悪ければ即座に引く。このスピード感は、しがらみなく勝負したいプロにとって、最大のメリットになるはずです。
「確変」の熱狂を分かち合う
ーー報酬についても伺わせてください。飯塚代表は「バブリーな思いができるチャンス」という言葉をよく使われますが。
僕の報酬に対する考え方は、極めてフラットでシンプルなんです。「稼いだ人間が、一番報われるべきだ」。現在、FORCE-Rは組織として給与水準を底上げしている、いわば「バブリータイム」にあります。これまでは人数が増えたり減ったりと最適化のプロセスにありましたが、今残っている、そしてこれから入ってくる仲間には、長く続けてもらうためにも徹底的に還元したい。会社が大きな利益を上げたとき、それを外部の株主に吸い取られるのでもなく、ただの内部留保として眠らせるでもなく、共に戦ったメンバーで分かち合う。自分たちだけが確変中のような、夢のある商売をしたいんです。
ーー評価は具体的にどのように決まっていくのですか。
評価制度も、僕とのフラットな交渉です。例えば「年収1,000万にしたい」という具体的な希望があれば、「じゃあ、そのためにはこれだけの利益を作ろう」という逆算の話をします。能力があるのに、今の環境でくすぶっている人がいたとしたら、それはもったいないことだと思っていて。うちなら、能力に見合ったフィールドを用意できるし、そこで結果を出せばダイレクトに給与に反映されます。
実際に20代で大台を超えたメンバーもいますし、既存の業界水準に縛られることなく、生み出した経済的効果に対して正当に応える。これが、僕たちが考えるプロへの敬意なんです。
ーーそれだけシビアな実力主義だと、社内の雰囲気もかなり尖ったものになりそうですが。
そう思うかもしれませんが、稼ぐことだけに執着するドライな集団かと言われれば、決してそうではありません。僕自身、社長室なんて持っていませんし、メンバーと同じデスクで仕事をしています。金曜の夜にはメンバーと朝まで麻雀を打って語り明かすこともあれば、趣味のバンド活動を全力で楽しむ姿をインスタに上げたりもする。非常にウェットなコミュニティです。でも、ひとたび仕事のスイッチが入れば、自分たちの提供する価値に対してストイックに結果を追求する。
ーー最後に、これからFORCE-Rの門を叩くプロフェッショナルの方々へメッセージをお願いします。
「ビジネスは楽しい」この価値観を共有できる仲間と、見たことのない100億の景色を見に行きたい。会社におんぶにだっこではなく、一人の自律した商売人として、このFORCE-Rというプラットフォームを使い倒して、自分の人生を豊かにしてほしいなと思っています。Amazonや楽天の運用はあくまで入り口。その先にある「商売」という巨大なゲームを、僕らと一緒に全力で楽しみませんか。
お互いの野望について、まずはフラットにお話しできることを楽しみにしています!