What we do
私たちaiwellは、東京工業大学との間に協働研究拠点を設け、タンパク質の網羅的解析技術『プロテオミクス』の実用化を進めています。
人間、動物、植物などの生体は遺伝子を設計図として作られています。それらを構成する要素がタンパク質です。このタンパク質を網羅的に見る技術、「プロテオミクス」を用いることで、病気や怪我などを超早期に予測したり回避方法を策定する事が可能になります。
タンパク質を網羅的に見ることのできる技術、「プロテオミクス」は、あらゆる生体の今の状態を表し、それらを比較することで、今後の変化を予測します。昨今のIT技術、通信インフラの発達と共に、プロテオミクス画像をAIで比較すれば、進行すると重症になる病状や、病気と健康の狭間である”未病”状態の把握まで、あらゆる生体の今の状態の’見える化’が可能となる技術です。
例えば動物の場合、競争馬の骨折予防・屈腱炎予防などで精度の高い予兆発見技術が確立するまで研究が進んでいます。
バイオマーカーの探索にもあるように、タンパク質の変異が生体の変異を示すことは生体の変化を理解する上でとても需要です。プロテオミクスの技術を利用することで、従来まで創薬の現場などで行われていたバイオマーカーの探索も、1/5〜1/10まで時短できるようになりました。
また、aiwellでは血液の血清からタンパク質を可視化する他、唾液や尿、涙、頭髪からでもタンパク質の網羅的解析技術プロテオミクスの実現に向けた取り組みも行っています。
そして当該技術をより汎用化して各産業に展開する事業の一環として、人だけでなく家畜やペット、創薬等も含めた「AIプロテオミクス」の実用化を進めています。
”遺伝子のその先へ”を合言葉に、タンパク質の可能性にかける会社、それがaiwellです。
【AIプロテオミクスとは】
https://www.youtube.com/watch?v=uGXMXDuDV38&t=3s
Why we do
我々は、病気になってから薬を飲んだり、食事を気にしたりと対処療法になりがちです。
ですが、病気になる手前の段階で予兆できるとするとどうでしょうか。対処療法から予防に変わります。
何かが起こってから動くのではなく、事前に未来を予測できる仕組みがこれからの社会において非常に重要と考えています。
How we do
チーム全体でも10名以下の小さな会社です。年齢も30代40代を中心としたメンバー構成でキャリアを活かしながら新しいことに挑戦しています。
まだ見ぬ世界への挑戦のため、日々トライ&エラーの繰り返しですが、失敗を僕らは成功への材料と捉えて挑戦しています。