Zettajoule株式会社、世界トップの研究者達が続々参画
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Zettajoule株式会社(ゼタジュール、本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:下藤充生)は、次世代の分散型クリーンエネルギーとして期待される高温ガス炉(HTGR)の社会実装を目指すスタートアップです。現在、米国における第1号プロジェクトの公開を控え、注目を集めています。
新たなエネルギーの社会実装を目指す当社の考えに共感して、世界のエネルギー業界を代表する専門家が続々と加わっており、国際的な知見を結集しています。
【エネルギー技術の第一人者 福泉靖史氏】
2025年4月23日付で副社長に就任した福泉靖史(ふくいずみ やすし)氏は、三菱重工業株式会社において常務執行役員格の上席シニアフェローとしてエネルギー事業を統括してきました。発電用ガスタービン分野のリーダーとして業界を牽引し、日本ガスタービン学会の会長も務めるなど、国内外で高く評価される技術者であると同時に、経営戦略や海外拠点の統括、M&Aの推進など、グローバル経営の豊富な実績も誇ります。
その経験を活かし、Zettajouleの経営体制は一層強化され、HTGRの普及と開発を加速させることが期待されています。
【福泉靖史氏コメント】
「安定的で持続可能なエネルギー供給は社会全体の成長に欠かせません。前職での経験を活かし、今後は高い安全性と信頼性を持つ高温ガス炉(HTGR)の実用化に貢献していきたいと考えています。日本の技術力と人材を世界のエネルギー課題解決に役立てられることを楽しみにしています」
【規制戦略のエキスパート アンドレア・ヴェール氏】
福泉氏に続いて、2025年5月20日、元原子力炉規制局のアンドレア・ヴェール氏が原子力規制戦略担当シニアバイスプレジデントに就任。
ヴェール氏は、米国原子力規制委員会(U.S. NRC)の原子力炉規制局(NRR)で局長を務め、500名を超えるエンジニアチームを率いてきた人物です。1992年の入所以来、32年間にわたり規制監督や許認可、研究開発プログラムなど幅広い分野で重要な役割を担い、次世代革新炉の導入に必要な安全基盤づくりにも大きく寄与しました。
ヴェール氏の参画により、Zettajouleは米国での許認可取得に向けた準備が本格化し、ブロック型HTGRの社会実装をさらに推し進める計画が進んでいます。
【アンドレア・ヴェール氏コメント】
「安全で安定した電力を提供できる原子力発電の分野に引き続き携われることを大変光栄に思います。ZettaJouleにおいてこれまでの経験を活かし、高温ガス炉の開発と社会実装に貢献できることを楽しみにしています」
▼Zettajoule株式会社のこれから
Zettajoule株式会社は、技術・規制の両面で世界的な第一人者を迎え入れることで、次世代エネルギーである高温ガス炉(HTGR)の社会実装を加速させています。80億ドル規模のニッケル事業の経営に関与した経験を持つビジネスマン下藤 充生を中心とし、福泉靖史氏による経営・技術の知見、アンドレア・ヴェール氏による規制・許認可の専門性を融合することで、同社は「安全性」「信頼性」「持続可能性」を兼ね備えたエネルギーシステムを世界に提供する準備を着実に進めています。
Zettajouleは、国際的な人材・知識・経験を結集し、脱炭素社会の実現と安定したエネルギー供給という二つの大きな課題に挑み続けます。