コンサルティングサービス部の坪井です!定期的にお送りしている社員紹介記事は今回で5回目です。
本日は11/15に入社した川崎さんにお話を伺いました。
経歴紹介
坪井:
本日はよろしくお願いします。
川崎:
こちらこそよろしくお願いします。
坪井:
これまでの経歴を教えてもらえますでしょうか?
川崎:
新卒からベネッセコーポレーションに21年間お世話になり、
その後ベンチャー企業のWACULを経て、ココエにジョインしました。
坪井:
社長の近藤さんもベネッセでしたよね。
川崎:
はい。ウィメンズパークという女性向けのポータルサイトを担当していた時にご一緒してました。
坪井:
ベネッセではどんなお仕事をされてたのですか?
川崎:
大雑把に言うと、前半は新規事業の立ち上げ、後半はデジタルマーケティングですね。
大学時代、まだ90年代後半のようやくインターネットが普及し始めた頃でしたが、ネット可能性に魅了され「この力で世の中を変えたい」と思うようになり、各企業に「ネットの力で御社の事業はこう変えられます」という提案をしながら就職活動していました。
それがベネッセだと進研ゼミのデジタル化で、ちょうど新規事業としてやろうとしているということを聞いて、「では、それをやらせてください」と。
その事業は100億の赤字を出して、3年で収束しましたが。笑
坪井:
100億!!!
失敗を恐れずチャレンジ
川崎:
もちろん、一人で出した赤字ではないのですが、「この借金返すまで会社辞められないな、、、」と思いました。笑
ただ、この時の失敗があったからこそ、その後の進研ゼミデジタル化の実現があります。その後もいくつもの新規事業を担当させていただきましたが、失敗してすでに世にないものもあれば、成功して今も利益を生み続けているものや、形を変えて活きているものもあります。
「失敗を恐れずチャレンジする」という実体験が一番の学びだったかもしれません。
もし、そこで左遷とかされて咎められていたら「一生チャレンジしない、守りの人間」になっていたと思います。
坪井:
社会人初期の体験が今にも繋がっている、ということですね。
川崎:
はい。
その後、いくつかの新規事業を経て、デジタルマーケティング部門の立ち上げに参画させていただきました。もう15年以上前の話になりますが、当時のベネッセはまだまだ紙中心の文化で、「このままではいかん」と当時の社長が肝入りで新設した部門でした。近藤さんとご一緒していたのもその頃です。
その時に、人事部門と協力して、全グループ向けのデジタル研修プログラムの立ち上げを行ったりもしました。
坪井:
前職WACULではどのようなことをされていたのでしょうか?
川崎:
クライアントと日々接するコンサルティング部門と、そこから得られた知見や主力サービスのAIアナリスト(*)に蓄積されたデータを活用した研究開発や新サービス立ち上げを行うインキュベーション部門を兼任していました。
(*)AIアナリスト:GoogleアナリティクスのデータをAIが解析し、改善個所を自動提案するサービス。35,000サイト以上の登録データがある
そして、最後の方はこうして得た知見を研修講座として外部提供する企業向けの研修事業も担当しました。その頃から「こういった取り組みをもっと本格的に行いたい」と思い始めていました。
ココエ入社のきっかけ
坪井:
ココエに入社しようと思ったきっかけは?
川崎:
近藤さんから直接誘われて、です。某人材紹介サイトに登録していたら、ある日メッセージが届きまして。
「企業向けのDX人材育成事業の立ち上げに力を貸してほしい」という内容で、まさにやりたいと思っていた事だったので「どんな会社だろう」と会社サイトを見たら、「あれ、近藤さん??」と。笑
坪井:
まさかの知り合いだったと(笑)
川崎:
その後、実際にお話しして意気投合し、トントン拍子で入社が決まりました。
坪井:
その今取り組まれているDX人材育成事業について、もう少し詳しく教えてもらえますか?
川崎:
はい。まず前提として、日本のDXが進まない一因に、企業内DX人材の圧倒的な不足があります。もしいてもIT部門に偏っていて、ビジネス上の課題を把握しているビジネスサイドにDX人材がいないため、デジタルで解決すべきことが一向に進まない。
自分はそんな状況を教育の力で変えていきたいと思っています。
具体的には、ビジネスサイドの人間がしっかりとDXリテラシーを学び、実践の中で身に着けていく「実践力養成」をコンセプトにした講座プログラムの開発を進めています。
そして、DXが進むことで「本来、人が力を注ぐべきことにもっと集中できる世の中にしたい」そう考えています。
坪井:
最後にココエへの入社を検討されている方に一言お願いします。
川崎:
ココエはいい意味で「まだこれからのベンチャー」です。正直足りないことやできてないことも山のようにありますが、そんな状況を自らの手で切り開き、「自分がこの会社を大きくする!」という気概を持てるかたには、とてもやりがいのあるチャレンジングな職場だと思います。
そんなかたにはぜひココエを選択肢の一つとして考えてみていただきたいです。
坪井:
本日はありがとうございました。
川崎:
こちらこそありがとうございました!