【イベントレポート】廃校利活用施設で木の温もりに触れる、 『木の地産地消』をテーマにしたクリスマスイベント「FOREST DOOR Christmas 2022」開催!
株式会社フォレスト・ドアが運営する廃校利活用施設「FOREST DOOR -旧神楽小学校-」(https://forestdoor.co.jp/)は、2022年12月3日(土)〜12月25日(日)の期間限定で、『木の地産地消』をテーマにしたクリスマスイベント「FOREST DOOR Christmas 2022」を開催しました!
市の面積の 75%を森林が占める兵庫県丹波市の山林は、現在思うように間伐が進んでおらず、 この状態が続けば、近い将来に自然災害を引き起こす危険性があります。多くの人に木の魅力を 知ってもらい、丹波産木材の需要を拡大すると共に森林資源の利用促進に繋げていくため、『木の地産地消』をコンセプトに、SDGsを推進するイベントを運営しました。
「FOREST DOOR Christmas 2022」のイベントポスター
社員の一声からイベントの開催が決定!
今回ご紹介するイベントは、ふとした社員の一声から始まりました。
認知拡大や集客に課題を感じていたところ、木を扱う私たちにとって相性が良いクリスマスに、オフラインでイベントを開催するのはどうかという意見が上がったことがきっかけです。
そうと決まればスピード感のある弊社。社員同士のブレストをベースに着々と企画が進んでいき、「FOREST DOOR Christmas 2022」が実現されました。
イベントの企画全てが、関係メンバーからのアイデアからスタートしました。そんな1つ1つ思い入れのあるイベントの様子をご覧いただければと思います。
イベントの各見所をご紹介!
見所1「木のおもちゃ作家・吉竹宏泰さん制作のアドベントカレンダー展示」
クリスマスまでの期間をカウントダウンする直径1m の木製アドベントカレンダーは、弊社施設、木のおもちゃミュージアム 「monoile Wood Toy Museum」の作家・吉竹宏泰さんが丹波産スギ・ヒノキの無垢材を使い制作。 天然木の温かみや自然の風合いを活かして、 おもちゃ作家が命を吹き込んだ素敵な作品に仕上がりました。そのクオリティは、海外の友人からも反響があるほど。
こちらは、本イベントのシンボルを作ろうという狙いで企画されました。本作品を施設入り口に展示することで、いわゆる映えスポットとして、たくさんの来場者が写真を撮っておられました。吉竹宏泰さんの認知向上にもつながり、とても良い企画となりました。
吉竹宏泰(よしたけひろやす)・木作家
2011 年から木工と喫茶の店として「monoile」を始める。 2020 年 FOREST DOOR にて、木のおもちゃミュージアム 「monoile Wood Toy Museum」の営業を開始。 オーダーメイドのおもちゃ制作を中心に、3世代が笑って遊べる、をテーマにして、様々な木の製品を作り続けている。
見所2「オリジナルのサンタマジカルキー作り」
丹波産ヒノキの木球や輪切りの枝に好きな絵を描いたり、枝や葉をつけたりして、オリジナルのサンタマジカルキーを作成できるイベントです。
サンタクロースは暖炉の煙突からお家に入ってくるというのが定説ですが、特に日本では暖炉がない家の方が多いですよね。サンタマジカルキーとは、暖炉がない家でも、これをドアノブに掛けておけば、サンタクロースがこの鍵を使ってそっと家に入ってきてくれるというもの。
こちらのイベントには親子で参加される方が多く、微笑ましい姿に思わずほっこり。
小さなお子さまでも『木の地産地消』を気軽に体験いただけるイベントになりました。
また、イベントの漫画チラシも大好評で、こちらは社員の知り合いの漫画家の方にを作成してもらいました。このように、外部の方を自由にアサインできるほど、裁量を持ってイベントの企画を進めることができますので、主体的にイベントの企画構成から関わりたい人にはぴったりの仕事となっております。
見所3「みんなで飾る 地産地消のクリスマスツリー!」
FOREST DOOR ではクリスマスツリーも地域材を使用。林業の現場から切り出したばかりのスギやヒノキを施設内に設置し、その枝に来場者で作ったオリジナルのオーナメントを飾っていきます。地域の森林資源をふんだんに使った、世界に一つだけのクリスマスツリーが完成しました。
見所4「「木のコワーキングスペース MUKU」無料開放」
「木のコワーキングスペース MUKU」とは、弊社施設内にある、スギ・ヒノキの“無垢材”に囲まれたリラックス空間が自慢のコワーキングスペース。人工芝のゴロゴロスペースに屋外ウッドデッキ、個室ブースやミーティングブースなど、 “気の向くまま”自分に合ったスタイルで仕事や学習に取り組むことができるワークスペースとなっています。
イベント期間中の土日は、コワーキングスペースを特別に無料開放致しました。
その他、施設内のイルミネーションや、カレーやチャイティーを提供したキッチンカーの出店も好評でした。地域活性化するためにも、4月の宿泊棟グランドオープンを皮切りに、各季節にイベントを企画・実行することで、地方創生を一歩ずつ実現していきたいと思います。
初のイベントを行ってみて
参加人数はなんと1500人!大盛況のイベントに
振り返ってみると、参加人数は総勢1500人にもなり、盛況のイベントになりました。
土日は1日100‐150人も集まり、現場ではうれしい悲鳴が。先日、サンテレビ「ひょうご発信!」で弊社施設をご紹介いただいたことを筆頭に、当社の情報発信をきっかけに、神戸など少し離れた地域から駆けつけてくださる来場者もいらっしゃいました。
サンテレビ「ひょうご発信!」で紹介いただいたコーナーの内容はこちら!
今回の1番の収穫は、社員の一言で始まった企画でも、しっかりと企画を練ればお客様が喜んでくださるということを実感できたことです。
また其々の企画は、すべて関係者が考案し、企画構成からメンバーのアサイン、実行までを進めたものになります。そんな思い入れのある企画に対し、お客様が喜んでいる反応を直接見れる点は、オフラインのイベントならではのやりがいでもあります。
今後のイベントについて
フォレストドアでは、今後も積極的に『木の地産地消』をコンセプトとしたイベントをオフラインで開催する予定です。
より大規模なイベントを開催するため、接客経験が豊富でホスピタリティを持った方や、イベント全体を管理し、推進してくれるような人材を大募集しています。
私たちフォレストドアは、本質的な森林問題の解決を推し進めるとともに、地元自治体と共に地方創生に取り組んでいるソーシャルカンパニーです。『山林を資源化し、循環する里山をつくる』をミッションに「木の地産地消」を促進し、山に関わる人々に利益を還元し活性化すること、それにより自然や地球環境を守るための活動をしています。
そのような弊社の活動に少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?