ベンチャーらしいスピード感と、大手グループ会社だからこその安定感が持ち味。ユーザーファーストの姿勢を貫き、物流エコシステム構築に向かって前進する。後編
Photo by Bernd Dittrich on Unsplash
https://www.wantedly.com/companies/company_6634531/post_articles/304787
こちらの記事の「後編」をお届けします!〜モノフルのテックリードを務める渡部に、モノフル転職への経緯や開発を手掛けるサービス、共に働きたい人物像について語ってもらいました。〜
コロナ禍でフルリモートに。困難を乗り越えるために作ったフィロソフィー。
2020年に入り、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、当社は2月下旬頃からフルリモート勤務になりました。社外パートナーとの仕事の進め方に影響は及ばなかったのですが、社内メンバー間でのやり取りには変化が生じました。半年間も動いていると、向いている方向性にずれが生じたり、各人が自分のタスクに集中するあまり、視野が狭くなってしまったりしがちだったのです。
そこで、エンジニア4名とデザイナー1名の5名で議論をし、フィロソフィーを作ることに。6月頃から話し合いを開始。真剣に議論をしたり、ランチ時に雑談のように話したりしながら、半年弱をかけて作り上げました。
【モノフル エンジニア所属チームフィロソフィー】
・プロでいる
・大きな視点で
・本気で遊ぶ
・みんなで楽に
「プロとは何か」「楽とは何か」など、細かいところまで突っ込んで作り上げました。4つのうち、重要度には違いはありません。攻守を併せ持った4つすべてでひとつのフィロソフィーなのです。
フィロソフィーを作ったことで、チーム外の人にも私たちの仕事への向き合い方について説明しやすくなりました。議論の中で各々の考え方を知れたことも良かったですね。
ただ、このフィロソフィーは永久に固定されるものではありません。今回、新たなエンジニアを募集していますが、新しいメンバーが加わるタイミングで、必要に応じて変えていきたいと思っています。その変化も含めて楽しんでいきたいですね。
プロジェクトの増加に伴い、タスクの進捗管理にも課題が生じ始めました。正しいスクラムを開発して導入するなど、工夫しています。また、開発にご協力いただいている他社さんとのコミュニケーションも、日々工夫をしてきました。本質部分をご理解いただけるよう、定例の朝会でも密にすり合わせを行っています。
モノフルはまだまだゼロイチフェーズ。裁量権を活かして楽しみながら働ける3人目のエンジニア、求めています。
モノフルが目指しているのは、物流のエコシステムの構築です。自社製品だけで実現しようとは思っておらず、お客さんが使いやすいよう、他社サービスとの連携も視野に入れて考えています。どこにもないシステムは新たに作ったり、他社サービスに繋ぎ変えたりと、最終的なビジョンに向かって前に進んでいきたいですね。運び手が「モノを運びたい」と思ったとき、物流を意識せずにモノが届くところまでいく世界観を目指しています。
モノフルの強みのひとつは、日本GLP株式会社のグループ会社であること。そのため、スタートアップ企業でありながらも、資金調達に縛られず最終的なビジョンに向かって動ける環境にあります。短期スパンでの黒字転換を目指すのではなく、長期的な視野で投資している形です。常にユーザーを見て開発したりスケジュールを組んだりできる立場で仕事ができるのは、非常に恵まれていると感じます。
今回、募集するのは3人目となるエンジニアです。すべてを内製化するわけではありませんが、コア部分や今後コアになりそうな部分に関しては、社内で設計開発をすべて担えるよう、内製チームを作りたいと思っています。
当面フルリモート体制が続くため、受け身ではなく自分から積極的にコミュニケーションを取りにきてくださる人がカルチャーマッチするでしょう。コミュニケーションは人によって異なりますが、多少大げさなくらいでいいのかなと。毎朝何かしら話したり、質問したいときにはすぐに通話やチャットを繋げたり、多少前のめりなくらいでちょうどいいかもしれません。たまには散歩しながら1on1をするなど、自由に、でもプロとしてやれる方がいいですね。
技術面に関しては、当社の環境である「裁量権を一人ひとりに与えられる」を活かせるレベルだと、ぞんぶんに力を発揮していただけるのではないかと思います。物流やDXに関する事前知識は不要です。知識がなくても、その場で吸収していただけると思っています。
毎月、エンジニア勉強会をやっているんです。4~5人で行うLTで、題材は自由。私は自作キーボードの話や、購入した3Dプリンターで遊んでいる話なんかをしたことがあります。朝会が雑談で終わることもあるんですよ(笑)。ただ、こうした空気感があるからこそ、タスクが詰まってしまったときに対処できたり、仕事をどうみんなで楽しむのかといった視点で考えて進められたりするのだと思っています。
ベンチャー企業としてのスピード感、グループ会社であるしっかりとした土台の両面を併せ持つのが、モノフルの強みです。成果を上げる期限は自社で決められ、特にチェックをされることもありません。裏を返せば、モノフルに期待をしていただいているということ。その分、きちんと成果を上げようといいプレッシャーを感じながら仕事をしています。
当社の、挑戦しやすくデメリットがない環境は、エンジニアにとって働きやすい環境です。また、まだまだ新たなプロダクトを仕込んでいる真っ最中でもあります。運用フェーズに完全に切り替わったわけではないため、ゼロイチフェーズである点も魅力に感じていただけると嬉しいですね。
積極的に挑戦できる方であれば、きっと大いに楽しんでいただける会社です。公に開示できない情報がまだまだたくさんあるため、ご興味のある方は、ぜひ一度ご連絡ください。お話させていただきます。