大賀 丈久のプロフィール - Wantedly
山一金属, 専務取締役・営業本部長 兼 生産本部長 ・作る人がいるから、買える人がいる ・不可能は、いつか可能になる ・遠い未来よりバックキャストしたい
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今回は営業本部の皆さんにお集まりいただきました。
山一金属の営業本部ではどんな仕事をしているのか、やりがい等を含めて詳しく聞いてみました!
ー早速ですが、皆さんどのような経歴をお持ちですか?
大賀)
以前のインタビュー(以下)でお話ししたので割愛します!
小林)
大学卒業後、商社に18年勤め、社員の紹介で山一金属へ入社しました。今年で15年目になりますが、営業一筋です。
武藤)
卒業後、廃棄物関係の会社に勤め、その後私も紹介で山一金属へ入社し、10年程経ちます。リサイクル業界に長く関わっていますね。
山本)
大学卒業後、飲食関係の会社に就職、その後メーカーの営業を経験し、現在の山一金属に至ります。
ー次に、営業チームの仕事内容について教えて下さい!
大賀)
3つの営業に分かれていて、『使用済みアルミ缶』の仕入れ・『アルミ箔』の仕入れ・製品の販売があります。
『使用済みアルミ缶』の仕入れは、主に個人商店の社長さんに向けた営業になります。
アルミ缶スクラップは日本中どこでも発生するため、各地の個人商店(個人でやっている不用品回収業者さん)が、アルミ缶スクラップの回収、選別、プレス、販売を行っているんです。
あとは、行政や市町村でゴミ置き場から回収されたものを、山一が落札することもありますが、主に個人事業主(一部、大きなところは株式会社)から買うことが多いですね。
一方、『アルミ箔』の仕入れは乳製品メーカーさんや薬剤メーカーさんの購買担当の方に向けた営業になります。製品の販売も、大きな会社の購買担当の方が窓口です。
小林)
私は、製品の一番大元となる、原料の仕入れをしています。東は小林、西は武藤、山本はどちらも担当していますね。
ー皆さん、本当に全国を飛び回っていますよね...!
小林)
北は青森、日本海側も行きますし、関東圏はもちろん四国や、南は沖縄県まで行ってますよ!
ー働き方を詳しく教えていただいても良いですか?
武藤)
基本的に1週間~1カ月の間にどこのお客様を周るかを決めて、1週間の内に2回程(2泊3日等)出張に行っていますね。車での移動がメインですが、遠方であったり、スケジュールが厳しい時には電車を使います。
忙しく動き回っていますが、全国の美しい景色を見たり、地方の美味しいものが食べられたりするところは結構いいよね。
小林)
「1週間頑張ったから、最後ここに寄って、ご褒美にあれ食べて帰ろ〜」みたいなね(笑)
お客様にも教えてもらって、相当グルメになった気がする。
ー山一金属の営業のやりがいはどんなところですか?
武藤)
世の中の全体的な相場や為替、動き(海外も含め)を把握していないと、アルミの相場観もわかってこないんです。今の仕事に携わってから、ニュース等の情報で世の中の流れがより理解できるようになって、面白く感じます。
国内でも缶を原料にリサイクルするメーカが多々ありますが、他のライバルメーカーと原料の取り合いで争うことも、私にとっては楽しいですね。
あと、仕入れ先にアルミ缶を調達するだけではなく、お客様が何か困っている時に、自分の経験を活かしてご提案したり、得意なお客様をご紹介し、お客様同士を繋げて喜んでもらった時にやりがいを感じます。
全国を周っているからこそ得られる情報もあり、重宝される営業を目指しています。
山本)
年齢層もバラバラで多くの経験をされてきた社長の皆さんから、貴重なお話を聞けることがとても面白いです。山一金属の営業に就くまで、会社のトップと関わる機会はなかったので...!
小林)
武藤さんが言っていた様に、相場が絡んで、ライバルがいて、そしてお客様がいる。その向こうにアルミ缶飲料を購入する人がいて。たくさんの情報を分析し、話合い、価格設定をします。
いろいろな要素が絡んだ上で、必要な分を必要なだけ購入できた時はすごく嬉しいです。
仕入れが足りない時や逆に多くなってしまうこともあります。常に全てのことが変化しているので。
ーだから、チーム力が必要なのですね。
小林)
情報の共有も必要だし、方向性をお互いに理解し合うのも大切だし。
だから、達成感はすごくあります。失敗した時の衝撃やプレッシャーも大きいですけれど。
大変なこともあるけれど、それを乗り越えれば「先月は大変だったね」と笑って話ができているかな!「(前向きに)さぁ、今月はどうしようか。」と。
大賀)
来年どのくらいの使用済みアルミ缶が出てくるのかはわかりませんしね。そして、たくさんの要素が絡み合う中、決められた量を仕入れなければならないという事はすごく大変だと思います。
この業界で山一金属はマーケットリーダーで、私たちの仕入れる量や価格設定によって、全国の競合他社が動いています。
製品販売についても日本でNo.1ですので、業界をリードする存在だと思っています。自分が業界を創っていく人間だと思うと、すごくワクワクしますね。
あと、最近だと企画営業も増えてきていますよね。
例えば、某テーマパークで使用したアルミカップを一緒にリサイクルしようだとか、大手企業とタイアップして一緒にリサイクルしていこう、という流れが出てきています。
ースケールの大きい仕事ですね!
武藤)
私は何よりも、自分たちが購入した原料がリサイクルされ、商品になり、スーパーの陳列棚に並んでいるのを見た時に誇りを感じますね。
小林)
これから、カーボンニュートラルや環境問題の観点からも、アルミ缶リサイクルは益々注目され必要とされていくと思います。
そのような、将来的にも需要が高まる業界に身を置き、働けることは大きなやりがいですね。
また、この業界内での山一金属のシェアは拡大していく見通しもあるので、課員とアルミ缶回収量の日本一を目指し、業界内の他社からも「山一金属のアルミ仕入れ部門は凄い!」といわれるようになりたい気持ちが、私のモチベーションの源泉です。
ー「山一をこんな会社にしたい!」という未来像があれば教えてください!
大賀)
まずは、誰も達成したことのない、「アルミリサイクルにおけるCO2排出ゼロ」を達成することは第一歩です。これから既存事業にとらわれず、「地球環境のアンチエイジング」を叶えたいと思っていて、そのためにどんどん新しいことにチャレンジしたいですね!
小林)
Can to Canのアルミ缶リサイクルの国内最大手を目指したいです。
そして、業界内だけでなく世間一般的にも、カーボンニュートラルや環境問題の観点で知名度を確立するのが夢ですね。
武藤)
私も同じです。アルミ缶を手にしたら誰もが「山一金属」って頭に思い浮かべる、そんな企業になりたいですね!
ー最後に、営業本部にはどのような方がマッチすると思いますか?
大賀)
戦略的に少し先の未来を考えながら、明るく思考を転換できる方が向いているかなと思います。
というのも、今月、来月の動きを見るというより、さらに先を考えながら動いていく必要があるのと、やりがいがある分プレッシャーも大きいので、その辺りも楽しめる方がいいかなと思います。
ー皆さんが頷いていらっしゃいますね。
大賀)
本当にプレッシャーと思っていますか??笑
武藤)
思っていますよ~笑
全員)笑
小林)
営業を30年やっている中で思うことですが、先輩後輩自分も含め共通して言えることは、好奇心旺盛な方が長く続けているな、ということです。
ジャンル問わず、小さい事でもいろんな事に興味を持って、自分で調べて、わからなければ人に聞き、ちゃんと理解する人。そういう方は先輩でもスペシャルな方がいらっしゃいます。
山本)
根本的な事ですが、移動が多いので体力が必要ですね!
あと、会食の機会も多いですが、その場の空間をお客様と一緒に楽しめる方。小林課長や武藤主任を見ていても思うところです。
ー皆さん、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
普段全国を飛び回り、ほとんど会社にいない営業本部の皆さんの一面を知れて、私自身とても貴重な時間になりました。
少しでも山一金属の雰囲気が伝われば幸いです!